目次
子供服とサイズ選びのポイントは?
●子供服はJIS規格(日本工業規格)で決められているものの、実際には各ブランドによってサイズ展開やフィット感が異なる
●子供服にも体型別にA体、B体、Y体などがある
●男の子と女の子でウエストやヒップなどでサイズが異なる
●海外の子供服表記は年齢が目安、MがMonths(月、月齢)、TがToddler(トドラー、幼児2歳~4歳)など
詳細とおすすめ商品を、口コミを交えながら以下、ご紹介していきましょう!
子供服のサイズってどう決まるの?
子供服にも胴囲または胸囲に応じた体型区分がある!
男性のスーツを選ぶときによく出てくるA体、B体などの言葉は、子供服の基準にもあります。
男の子、女の子によって多少数値は異なりますが、A体は上半身がスリムで下半身の肉付きがいいタイプ。B体はウエストが大きい体格。Y体は胴囲または胸囲の肉付きがよく下半身がスリムな逆三角形タイプです。アルファベットのシルエットに形を似せていることがわかります。
子どもの体型によって、「このメーカーはB体だから、おなかぽっこりのうちの子にぴったり!」なんていう子供服の選び方ができます。
海外ブランドのサイズ表記は日本と異なる
海外メーカーの子供服を選ぶ時に困るのが、日本と異なるサイズ表記です。アメリカのメーカーでは、4、5…と数字で表されることが多いです。これは対象の年齢を意味します。これはイギリスのメーカーもほぼ同様です。
ヨーロッパのメーカーは、身長で表記するところも多いです。例えば日本サイズが110だとしたら、アメリカサイズは5、イギリスサイズは4~5、ヨーロッパサイズは104~110となります。
ちなみに海外メーカーの子供服タグに、「M」や「T」などを目にすることがあると思います。MはMonths(月、月齢)、TはToddler(トドラー、幼児2歳~4歳)を意味します。
また日本と海外では規格が違うので、同じ対象のサイズでも着丈や身幅、袖の長さなどに違いがある場合があります。最近安くてかわいいと人気の韓国子供服は、一般的に日本製より細身に作られている物が多いようです。
子供服のサイズ別選び方のポイント|身長・年齢の目安
サイズ:110
目安の対象年齢は5歳。幼稚園年中さん~年長さんくらいのサイズです。この頃になってくると、幼児期とは違い、サイズの変化がゆるやかになってきます。
しかし、長すぎるズボンのすそやTシャツの袖などはけがの原因になることも。ちょうどいいサイズのものを、その都度購入するようにしたいですね。
体型も変化してきて、女の子は女の子らしい、男の子は男の子らしい格好が似合うようになります。
【この時期のサイズ目安】
・身長105センチ~115センチ
・5歳
・サイズ表示「110」「XS」「5」
サイズ:130
年齢としては8歳~9歳。小学校2年生~3年生頃となります。学校でも冷房が入ることもありますし、習い事で夕方に出かけることも多くなることから、夏でもアウターやカーディガンなど体温調節や重ね着ができるアイテムがあると便利です。
この頃になると、男の子も女の子も洋服の形や色柄の好みがはっきりと分かれてきます。女の子でもシンプルでボーイッシュなスタイルを好む子もいて、動きやすさを重視する子も多いようです。ママの趣味と違いが出てくる頃ですね。
【この時期のサイズ目安】
・身長125センチ~135センチ
・8歳~9歳
・サイズ表示「130」「M」「8」
子供服のアイテム別選び方のポイント
子どものアウター:冬物アウターは少し大きめでも
冬物のコートやジャンパーなどのアウターは、同じサイズでもトップスより少し大きめの作りにしているメーカーが多いです。インナーにニットや厚手のトレーナーを着ると、ちょうどいいサイズ感になるでしょう。
季節限定なのに値段がそれなりにするものなので、ワンシーズンでサイズアウトしてしまうのはもったいないですよね。長く着るために、ワンサイズ上の物を選んでもいいかもしれません。しかし、あまりにも大き過ぎると動きにくくなるので、注意してくださいね。
子どもの靴下:サイズ表示(16cm~21cm)と参考年齢
靴下には、足裏の汗を吸収して足を清潔に保ち、靴擦れなどのトラブルを防ぐなどの役割があります。靴下は伸縮性があり、サイズ表示に対して許容範囲が前後0.5cm程あります。
【サイズ表示と参考年齢】
・サイズ表示:16~18cm 参考年齢:4~7歳
・サイズ表示:19~21cm 参考年齢:7~10歳
サイズ表示と参考年齢をまとめましたが、あくまでも目安ですので成長に合ったサイズを選びましょう。
子どもの肌着:ジャストサイズがおすすめ
肌着には、保温性を高めたり、汗を吸収したりする役割があります。キャミソール、ランニング、半袖、長袖などいろんなタイプがありますので、季節に合わせて選びましょう。
あまり大きいサイズを選ぶと、もたついて動きにくかったり、洋服の着心地が悪くなったりします。逆に小さすぎると、お腹が出てしまったり、きゅうくつに感じたりします。子どもの肌着は、ジャストサイズを選ぶようにしましょう。
子どもの帽子:サイズ目安(幼児期~)&時期に合わせた素材選びを!
帽子は、紫外線対策としてだけでなく、寒い時期には防寒対策としても役立ちます。夏場は通気性が良く、汗の吸水性が良い素材、冬場は保温性の高いニット素材などを選ぶといいでしょう。
【サイズ表示と参考年齢】
・サイズ表示:50~52cm 参考年齢:3歳~4歳
・サイズ表示:52~54cm 参考年齢:4歳~6歳
・サイズ表示:54~58cm 参考年齢:6歳~
頭囲も子どもによって差が大きいので、可能であれば試着をさせるか購入前に頭囲を測っておきましょう。
国内と海外ブランドのサイズ感をチェック!
国内ブランド|代表例:ユニクロ
ブランドの特徴

ファストファッションブランドのユニクロ。生後すぐの新生児服から大人用まで、普段使いしやすいシンプルで機能的なアイテムが多く揃っています。
セール品を買うときなどは、大きめサイズを購入する人も多いかもしれません。ユニクロではどういったサイズ表記がされているのか、見てみましょう。
サイズの紹介
ユニクロには対応表があるので、それを見て参考にするのがいいでしょう。100センチは、95センチ~105センチが対応サイズで年齢は3歳~4歳。110センチは、105センチ~115センチが対応サイズで4歳~5歳となります。
商品によってはXS、S、Mというサイズ表記もあります。ユニクロのXSは95センチ~110センチ、Sサイズは110センチ~125センチ、Mサイズは125センチ~135センチ、Lサイズは135センチ~145センチ対応になります。
それぞれでどのくらいの身長が対応しているかわかりやすく掲載されているので、一覧表を参考にしてサイズを調べます。年齢はあくまでも目安で、身長を基準に選びましょう。
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海外ブランド|代表例:GAP
サイズの紹介
キッズのアパレルサイズは、5は110センチ、6は120センチ、8は130センチ、10は140センチ、12-14は150センチ~155センチとなっています。
対象年齢と対応していて、5は5歳児、6は6歳~7歳児、8は8歳~9歳児、10は10歳~11歳児用になっています。新生児の表記「12-18months」のようなものに似ていますね。
実際にお店でサイズに悩んでいると店員さんからは「サイズ5だけど日本サイズの110よりやや大きめ」といった声も聞きます。
GAPサイズには、XS=5、S=6、M=8、L=10の表記もあり、少し困惑してしまうママパパもいるかもしれません。デザインによって着丈やサイズ感も変わるので、試着がおすすめです。
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まとめ
子どもの成長はそれぞれ個人差があり、一概に身長や年齢によってこのサイズと決めるのが難しいですよね。最近はネット通販でも洋服が簡単に購入できますが、試着できないため、サイズ選びに失敗したなんてこともあるかもしれません。
お気に入りブランドは、試着をしてサイズ感を押さえておくといいですね。ブランドやメーカーによって、サイズ感が違うことを認識しておけば、失敗も少なくなるでしょう。
それぞれのサイズの特徴をよくつかんで、賢く楽しくお買い物したいですね。プレゼントに洋服を選ぶ際にも役立ちますよ!
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。