目次
離乳食で豆腐を食べるメリットは?
良質なタンパク質が豊富
豆腐の原料になる大豆は「畑のお肉」とも呼ばれ、良質なタンパク質がたくさん含まれています。
タンパク質には、
・赤ちゃんの筋肉や骨、臓器をつくる
・免疫力を向上させる
・風邪や感染症の予防にも効果が期待できる
など、赤ちゃんの成長や健康にうれしい働きがたくさんありますよ。
絹ごし豆腐よりも木綿豆腐の方が比較的栄養価が高いですが、離乳食に使う場合は水分が多く滑らかな絹ごし豆腐がおすすめです。
野菜と組み合わせれば、栄養抜群
豆腐は、肉・魚・野菜などいろいろな食材と相性よく食べられますが、野菜と一緒に食べると栄養バランスがぐっと良くなります。
2~3種類の野菜と豆腐でスープや白和えを作ってごはんを組み合わせれば、炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラルがしっかり補給できる栄養バランス抜群の献立ができますよ。
離乳食後期は手づかみ食べが上手になってくるので、ニンジン・タマネギなどの野菜と豚挽き肉を加えて豆腐ハンバーグにしてみましょう。手づかみ食べもできてバランスのいいおかずとなりますよ。
豆腐を食べる際の注意点
大豆アレルギーに注意して!
豆腐の原材料である大豆は、3大アレルゲンの1つです。豆腐を食べさせる際には、アレルギー反応が起きていないか気をつけて、様子を見ましょう。
どの食材にもいえますが、赤ちゃんが初めて食べる食材はスプーン1さじから始めてください。
また、万が一症状が出た時に備えて平日の午前中に食べるようにしましょう。
皮膚の湿疹、赤み、下痢、嘔吐または呼吸が苦しくなるなどの症状が出ないか注意して観察してくださいね。
この記事に関連するリンクはこちら
豆腐の選び方
原材料表示をチェック!
豆腐には、「凝固剤」「消泡剤」といった食品添加物が使用されています。赤ちゃんが口にするものなので、購入時にどのような添加物が使用されているのか確認してくださいね。
【凝固剤とは】
豆腐を作る際に必要不可欠なもので、昔から使われているにがりもその一つです。一般的にパッケージには、「にがり」ではなく「塩化マグネシウム」「塩化マグネシウム含有物」「粗製海水塩化マグネシウム」と表示されます。
【消泡剤とは】
豆腐を作る時に出る泡を消すためのものです。不使用のものもあります。
また、国産大豆を100%使用して作られた豆腐や遺伝子組み換えのされていない大豆など原料をチェックして選ぶと良いでしょう。
豆腐の下ごしらえ&加熱方法 冷凍できる?
下ごしらえ
離乳食後期になると下ごしらえはとても簡単。
加熱後、絹ごし豆腐は食べやすい大きさに切るだけでOKです。木綿豆腐は小さめにほぐしてあげると食べやすいですよ。
後期になるとかむ力も段々出来てきますので、食べやすい大きさに切ってあげてくださいね。
レンジも便利!加熱方法
豆腐の加熱方法には、湯通しと電子レンジ加熱の2種類があります。
【湯通しする場合】
1.月齢にあった大きさに豆腐を切ってざるなどに入れます。
2.沸騰したお湯に1分ほど湯通しし、水気をきります。
【電子レンジの場合】
1.豆腐を耐熱皿にのせて、端を少しあけてラップをして1分ほど加熱します。(量によるので加熱時間は調整してください)
※電子レンジだと程よく水切りもできます。
冷凍できる?

冷凍は可能ですが、家庭での冷凍にはやや不向きな食材です。栄養価は変わらないものの、水分が抜けてモソモソとした食感になるため赤ちゃんは少し食べにくくなるでしょう。
後期になると下ごしらえも簡単ですので、できるだけ食感の良い新鮮なものを食べさせてあげましょう。離乳食には少しの量しか使わないので、小分けになっている豆腐を買うと便利ですよ。
写真のように、冷凍食品として販売されているものを利用してもいいですね。
調理済みの豆腐ハンバーグですと、冷凍してもおいしく食べることができます。その際は月齢に合った大きさのハンバーグをラップに包んで、乾燥を防ぐためにチャック付保存袋に入れて冷凍保存してください。
今回、ご紹介した商品の詳細はこちら
調理に便利な調理道具は?
【すり鉢】
豆腐はやわらかいので簡単にすりつぶせます。他の食材と一緒にすり潰すことで白和えを作ることもできます。
【裏ごし器】
裏ごしすることで細かく潰すことが出来てクリーミーな仕上がりになります。
【ビニール袋】
ビニール袋に豆腐を入れて指で簡単に潰すことができます。またほかの食材も一緒に入れて混ぜ合わすのも洗い物が減ってうれしいですね。
コズレオリジナル離乳食日記で食べた食材を記録しよう!

毎日作る離乳食。どの食材をいつどのように調理して食べたかを全部覚えておくことも難しいですよね。
そんな時に便利なのがコズレオリジナル離乳食日記!
赤ちゃんが食べた離乳食を記録しておけば
いつどんな食材を試したか?
食べた時はどんな様子だった?
きちんと食材のバランスがとれてる?
などもすぐにわかります。
食べた回数や時間も書くことができますので、これから続いていく離乳食のスケジュールを簡単に管理できます。
ダウンロードして、ご自宅のプリンターやコンビニプリンターで簡単に印刷!手帳やノートに貼る、そのままファイリングするなどお好みに合わせて使うことができますよ。
コズレオリジナルのかわいいデザインの離乳食日記で、ぜひ離乳食の管理をしてみてくださいね♪
離乳食後期におすすめの豆腐を使ったレシピをご紹介します!
【離乳食後期】ツナと豆腐と人参の和風おやき

【材料】
ツナ水煮缶 大さじ1
木綿豆腐 大さじ1強
ニンジン 小さじ1
和風だし 小さじ1
片栗粉 小さじ1/2
油 少し
【ポイント】
手づかみで食べやすいおやきは離乳食におすすめのメニューです。野菜を別の食材にしてもOK。いろいろなアレンジができますよ。
離乳食後期~手づかみ食べに!豆腐ハンバーグ

【材料】(5~7人分)
鶏ひき肉 90g
絹ごし豆腐 90g
玉ねぎ 1/4個
ニンジン 1/3本(小サイズ)
小松菜 2~3枚
片栗粉 大さじ1
醤油 少々
オリーブオイル 少々
【ポイント】
取り分けメニューとしてもおすすめの豆腐ハンバーグです。 冷凍できるので、多めにつくって冷凍保存しておくと忙しいときに便利ですよ。
離乳食 後期~ 肉団子スープ

【材料】(1人分)
鶏肉(ミンチ)30g
豆腐 20g
玉ねぎ(加熱済みのみじん切り)10g
片栗粉 小さじ1/2
ほうれん草(お好みの野菜)適量
水 50ml
コンソメ(BFor無添加)適量
【ポイント】
レンジを使って簡単に調理ができるスープです。 水とコンソメの他に野菜スープを使ってもおいしくできます。レンジ調理は、器が熱くなるので取り扱いには注意してくださいね。
離乳食☆ 赤ちゃん用麻婆豆腐

【材料】(1人分)
豆腐 20g
鶏胸肉ミンチ 10g
白菜(葉の部分)1枚
ニンジン 3cm
野菜スープ 50cc
醤油 小さじ1/2
片栗粉 小さじ1/2
【ポイント】
麻婆豆腐ならママパパと同じメニューで食卓が囲めますよ! 野菜スープがない場合は、だし汁やベビー用のコンソメで代用ができます。味が濃くならないよう、醤油は少しずついれて調整してくださいね。
(ご参考)コズレ会員「ベビーフード」ランキング・おすすめ診断もチェック!
コズレ会員の皆様が利用したベビーフードの評価を集計。その結果をもとにしたランキングや診断をご覧いただけます。何かと手間がかかって大変な離乳食。ベビーフードは離乳食を進めるうえで助けになってくれますよ。
(ご参考)Amazon・楽天の「ベビーフード」売れ筋人気ランキングもチェック!
まとめ
離乳食の豆腐について、栄養や選び方、離乳食後期の下ごしらえの仕方やおすすめのレシピをご紹介しました。
豆腐は使い勝手がよく、安くて栄養たっぷり。いろいろな食材と合わせやすいので離乳食にとっても便利ですね。ぜひこの記事を参考に、離乳食後期にも豆腐をたくさん取り入れてみてくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。