目次
だるまちゃんシリーズの絵本の特徴
だるまちゃんってどのようなキャラクター?

歴史は古く、50年前からある絵本です。こどものともに登場して、それ以来人気のだるまちゃん。
だるまちゃんシリーズの最初「だるまちゃんとてんぐちゃん」の発行日は1967年で、福音館書店から発売されています。
日本の伝統工芸品でもある「だるま」をモチーフにしたキャラクターが登場する絵本は、だるまちゃんと友達とのおしゃべりや遊びを描いています。
ファッション性も高く、雑誌SPUR編集者も好きだとか。確かに、写真に写っている「だるまちゃんとかみなりちゃん」も、だるまちゃんの赤にかみなりちゃんの黄土色、背景のターコイズブルーを合わせるあたりなんて、かなりおしゃれなチョイスですね。
だるまちゃんシリーズのおすすめ絵本&グッズをご紹介!
【1】だるまちゃんとてんぐちゃん|かこさとし
あらすじ

だるまちゃんシリーズでも、1番知られているのが、「だるまちゃんとてんぐちゃん」ではないでしょうか。
てんぐちゃんは、ながい鼻、うちわを持っていて、だるまちゃんはいいなあと欲しくなってしまいます。
自分で工夫しながら手に入れていっただるまちゃんですが、ながい鼻はどうしても手に入らなくて…。
この絵本のおすすめポイント
おとうさんのだるまどんが、うちわなど、だるまちゃんが欲しがったものを集めて並べてくれるシーンは圧巻です!
また、てんぐどんも、だるまちゃんが真似をして持ってきたものを褒めてくれ、認めてくれます。だるまちゃんの心理も理解できますし、それに対する周囲の温かい心がいいなと感じさせられますね。
だるまちゃんも、相手のものを欲しいと思ったら、その場で取り上げたりせず「どうしようか」と考えるあたりが賢いです。
子どもに読み聞かせた時に、「もしお友達の持っているものが欲しくなったらどうしたらいいかな?」など話し合える機会が持てると良いですね。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 972
*メーカー:福音館書店
*著作者:加古 里子
*ページ数:28
*パッケージサイズ:26cm x 18cm x 1cm
*パッケージ重量:0.3kg
この商品の口コミ
・古臭いかも?と思っていましたが、大間違いでした。子どもに大ウケです!絵を見ているだけでも楽しいようで、親子で楽しめる傑作絵本です。
・子どもにあるあるな「人のものが欲しい」という状況で、だるまちゃん親子の面白おかしい行動や、てんぐちゃんの優しい受け止め方、全てが素晴らしいと思える内容です。
【2】だるまちゃんとかみなりちゃん|かこさとし
あらすじ

てんぐちゃんの次はかみなりちゃん。1968年に刊行された絵本です。サンケイ自動出版文化賞の推薦図書、全国学校図書館協議会選定図書作品です。
かみなりちゃんが落ちてきて、おともだちになっただるまちゃん。かみなりちゃんの保護者、かみなりどんに連れていってもらい、雷の国へ。
そこでは、雷公園、雷町稲妻通りゴロゴロ番地のかみなりちゃんの家があって…。
この本のおすすめポイント
雷の国が本当にあるように描かれているので、行ってみたいなと思う子どももいそうです。雷の国では、ものに2本のツノがはえていて、電気も豊富。雲も電気で動いているのにびっくりします!
さいごはおみやげのかみなり饅頭まで!”子どもは毎日これ読んでと本を持ってきます。”と口コミするママもいるほどのハマりっぷりに驚く絵本です。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 864
*メーカー:福音館書店
*著作者:加古 里子
*ページ数:28
*パッケージサイズ:26cm x 19cm x 1cm
*パッケージ重量:0.3kg
この商品の口コミ
・40年前の作品とは思えない、面白さです。今の子どもでも楽しめる内容です。かみなりちゃんの国の様子はとても未来的でワクワクするような描かれ方をしています。
・細部まで細かく描かれた挿絵は見ているだけで楽しいです。キャラクター的にピンとこないかと思いましたが、子どもは大のお気に入りで頻繁に読んでいます。
【3】だるまちゃんとうさぎちゃん|かこさとし
あらすじ

こちらは、1977年発刊の絵本です。てんぐちゃん、かみなりちゃんとは違い、実在する「うさぎ」ちゃんとのお話です。
うさぎちゃんと雪の日に遊ぶだるまちゃん。最後はうさぎの雪だるまを作ってあげます。
この本のおすすめポイント
だるまちゃんが器用にゆきだるまを作ってあげます。ちょっとアレンジを加えて、「たんげさぜん」「ざとういち」の雪だるままで!
大人は「子どもに理解できるの?」と思いますが、そういったところもだるまちゃんシリーズの面白いところなのです。
そして、スキー板を立てたうさぎ雪だるまに、うさぎさんたちは大喜び。雪が降った日は、この本を真似て、スキー板、りんごを用意して、うさぎちゃんの雪だるまに挑戦したくなります。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 864
*メーカー:福音館書店
*著作者:加古 里子
*ページ数:28
*パッケージサイズ:26cm x 19cm x 1cm
*パッケージ重量:0.3kg
この商品の口コミ
・思わず真似してみたくなるようなことがたくさん出てきます。大人が読んでも、子ども心が思わず蘇るような内容です。
【4】だるまちゃん絵はがきの本
お友達に贈ったら楽しい絵はがき

特製シールつきの絵はがきの本です。だるまちゃんの絵本から飛び出てきたような絵はがきは、「この絵はこの絵本にあった!」なんて思いながら見てみるのも楽しいですよ。
”使う用と保存用に二つ欲しくなってしまいます。”と口コミする人がいるほどの商品です。20枚セットで1,000円以下で買えるなんてうれしいですね。
子どもはお友達に、大人は家族や親せきに、手紙を書いてみたくなりそうですよね。だるまちゃんファンにぜひおすすめしたい商品です。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 864
*メーカー:福音館書店
*著作者:かこ さとし
*ページ数:40
*パッケージサイズ:16cm x 11cm x 1cm
*パッケージ重量:0.1kg
この商品の口コミ
・どこかホッとするような絵柄のだるまちゃんと仲間たちの絵はがきは、とても癒されます。使うのがもったいないほどかわいいです。
【5】だるまちゃんとだいこくちゃん|かこさとし
あらすじ

今度はだいこくちゃんが登場します!だいこくちゃんは、とても不思議なおもちゃ「うちでのこづち」を持っています。
米粒を入れてふると、おもち、おだんごが出てきて、麦粒を入れてふると、クッキー、ケーキが出てくるという夢のようなこづちです。
当然、だるまちゃんも欲しくなってしまいますが…。表紙の色もきれいなので、飾っておきたくなるような1冊です。
この本のおすすめポイント
うちでのこづちがほしいだるまちゃん。どうするか考えて、最後にはだいこくちゃんと協力して手に入れることができます。
しかも、真似されたはずのだいこくちゃんが「できあがったうちでのこづつ」を見て、いっしょによろこんでいて、みんないい子なのもわかります。
本を読んだ子どもで、「おおきくなったら、うちでのこばちをつくる!」と、はりきってる子もいるようですよ。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 864
*メーカー:福音館書店
*著作者:加古 里子
*ページ数:28
*パッケージサイズ:26cm x 19cm x 1cm
*パッケージ重量:0.3kg
この商品の口コミ
・てんぐちゃんのお話の時もそうでしたが、自分で工夫してやってみる!という心が学ぶことができる内容です。子どもへの読み聞かせにぴったりです。
・昔からある絵本なので、出てくるものを知らないこともあるようですが、「これはなあに?」と問いかけてもらうことで会話も生まれますし、考える力もつきそうです。
【6】だるまちゃんとてんじんちゃん |かこさとし
あらすじ

こちらはだるまちゃんシリーズの6作目です。魚釣りを手伝ってくれた青天神ちゃん、黄天神ちゃん、黒天神ちゃん。
手伝ってくれたお礼に天神ちゃんのおうちでお手伝いをすることになります。ごはんを炊いて、おにぎりを作って…。みんなで楽しく食べる様子を描いています。
この本のおすすめポイント
天神ちゃんとは、大宰府天満宮の菅原道真のこと。菅原道真は1人のはずですが、ここでは、「青天神ちゃん、黄天神ちゃん、黒天神ちゃん」と色の違う天神ちゃんが3人も登場します!
本の中には、農機具も描かれていて、子どもの中には”道具、農具などに興味をもって”いる子もいるそうです。
ここから歴史的背景を学んだり、農具を学んだりできますよ。おにぎりをみんなでにぎってお昼にするのもいいアイデアです。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 864
*メーカー:福音館書店
*著作者:加古 里子
*ページ数:32
*パッケージサイズ:27cm x 19cm x 1cm
*パッケージ重量:0.3kg
この商品の口コミ
・日本古来の文化を知るきっかけとなる絵本です。まだ幼い子どもでも、この絵本から日本の農具や昔の調理方法などに興味を持ちました。
・この絵本から、日本語のきれいな響きや五七五の韻を学ぶことができます。とても良質でおすすめの絵本です。
【7】未来のだるまちゃんへ|かこさとし
この本のおすすめポイント
口コミでは、”かこさとしさんのやさしいまなざしと強い信念に惹かれ、一気に読みました。”とあるように、かこさとしさんの気持ちがだるまちゃんシリーズの絵本にも表れていることがわかります。
「だるまちゃんとてんぐちゃん」では、お互いを認め合う姿を描いています。
異色の作家、かこさとしさんは、東京大学工学部の工学博士。2013年には「からすのパンやさん」の続編4作が発売されています。
50年ほど前に書かれた絵本なのに古さを感じさせない理由を知りたいのなら、この本をぜひ読んでみてください。
この自伝で、かこさとしさんのことや絵本が生まれる背景を知れば、読み聞かせの時もより思いが込められるかもしれません。
戦争の時の経験などについても書かれているので、子どもが将来戦争について知りたい時にも参考になる本ですよ。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 1,566
*メーカー:文藝春秋
*著作者:かこ さとし
*ページ数:254
*パッケージサイズ:19cm x 13cm x 3cm
*パッケージ重量:0.5kg
この商品の口コミ
・絵本は子どもの頃から大好きでしたが、この自伝も素晴らしい内容でした。戦争を知らない私たちに向けてのメッセージも感じられ考えさせられました。
・かこさとしさんの人生について、絵本が作り上げられた背景について、彼が生きてきた時代について、とても優しい口調で書かれています。読んでおきたい1冊です。
まとめ
だるまちゃんシリーズの特徴は、挿し絵が細かく描かれていて、長時間眺めていても飽きないところです。
「だるまちゃんとてんぐちゃん」でも、おとうさんのだるまどんが持ってきた、うちわの種類が多くて楽しいという声もあります。また、登場人物が優しくて温かいのも見ていてほっとできます。
昔から愛されている「だるまちゃんシリーズ」、時代を超えてベストセラーの理由がよくわかりますね!ぜひ手に取ってみてください。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。