学資保険ってそもそも何?特徴は?

子どもの学資金(教育資金)の補助を目的とした保険

赤ちゃんを抱くママ,学資保険,出典:www.photo-ac.com

学資保険と、普通の貯金と何がちがうの?と思われる方も多いと思います。預貯金は、いつでも出し入れ自由で、使う目的も自由ですね。

学資保険は、その名の通り、子どもの学資金(教育資金)を準備、または補助するための保険です。保険会社によっては「こども保険」と表現することもあるようです。一般的な学資保険の特徴は以下の通りです。

・原則として途中解約はできません。(する場合は元本が減ると思ってください)

・大学入学ごろまでの長い期間加入することになりますが、その分、預貯金よりも利率が良いプランがたくさんあります。

・契約者(大抵は親や祖父母)に万が一のことがあった場合、保険料の払込が免除となり、契約を続けられるものがほとんどです。

・高額な費用が必要となる大学入学時(17~18歳)に満期学資金を受け取る以外に、中学進学時、高校進学時などと受け取りのタイミングを設定できるプランもあります。

「貯蓄型」と「医療保障付き」

学資保険のタイプとして、大きく分けると主に「貯蓄型」と「医療保障付き」の2種類あります。簡単に違いをご説明すると以下の通りです。

・払い込んだ金額に対して、戻ってくるお金が増えることを目的とする「貯蓄型」

・それほど大きな利回りではないかわりに、医療保険などもついている「医療保障付き」

貯蓄型では、ソニー生命やアフラックが人気のようです。また、医療保障付きでは、かんぽ生命(郵便局)でも取り扱いがあります。最近は、「貯蓄型」が主流になっているようですね。

選ぶ際に確認するべきポイントは?

プロに相談!しっかりシミュレーションして比較しよう

子どもの勉強を見守る両親,学資保険,出典:www.photo-ac.com

学資保険は多くの保険会社で扱っているので、どの保険にするか迷ってしまうことも多いと思います。

保険会社によってだけでなく、お子さんの年齢や契約者の年齢、支払方法や受け取り時期によっても内容や保険料などが変わってきます。

まずは、気になった保険会社や、保険のプランについて、専門家である保険会社や銀行などでシミュレーションしてもらってください。

シミュレーションしてもらうことで、保険料や返礼率がクリアになります。また、途中解約した際にどのくらい減ってしまうのかも分かります。

最近では保険の総合相談などもたくさんあります。保険の営業をされるのが苦手な方は、利用してみてはいかがでしょうか。

保険の総合相談で、まとめて何社かの学資保険をシミュレーションしてもらうと比較しやすくていいですよ。

メリット・デメリットについても細かくアドバイスをもらえ、中立な立場で、ご家庭に合ったプランを一緒に検討してくれると思います。保険会社に直接聞きにくい質問などにも答えてもらえるかもしれませんよ。

保険料の支払い方法・払込期間と利回りを確認しましょう

せっかく長い期間お金を預けるのなら、少しでも多く戻ってくるほうがいいですよね。学資保険は、保険料の支払い方法により利回りが変わってきます。

毎月の支払ではなく、加入時に全期間分まとめてお金を支払う「一括払い(全期前納)」、払込期間を10歳までなど短縮する「○○歳払い済み」(この場合、その分毎月の支払額が多くなります)など、支払方法を変えるだけで戻ってくるお金がずいぶん増えることもあります。

学資保険の説明を受ける際には、払い込み方法による違いも忘れず質問してみましょう!それぞれのパターンでシミュレーションしてもらうとより差が分かりやすくて良いと思います。

ただ利回りも大切ですが、保険料が家計を圧迫するような金額になってしまうと、払い続けるのが難しくなることも考えられます。無理のない保険料設定をすることをおすすめします。

契約者(親など)に万が一のことがあった時の保障があるかどうか

毎月学資保険をかけている途中で、もし契約者に万が一のことがあったら、どうなるのでしょう。

学資保険の特徴でもすでにご説明しましたが、ほとんどの学資保険には、契約者死亡時の支払い免除制度がついています。

つまり契約者が死亡した場合、支払をしなくても、満期時までそのまま加入していれば、当初の予定通りの金額を受け取ることができます。万が一のために、こちらの制度がついているか加入前に確認しておくと安心ですね。

でも万が一の場合、満期時までの学費や生活費が心配というかもいらっしゃるかもしれませんね。学資保険には育英年金(または養育年金)を受け取ることができる特約をつけられるプランもあります。

育英年金の特約をつけていれば、満期まで毎年いくらかずつ年金を受け取ることができます。ただし、育英年金特約をつけた場合、多くの場合返礼率がさがってしまうようです。

受け取り時期設定を間違えると、必要なタイミングでもらえないことも!?

大学入学時に受け取ることが多いので、何も考えず18歳で受け取りとしてしまいがちですが、もしお子さんが早生まれなど年度の後半の場合、充分に気を付けてくださいね!

お子さんの誕生日によっては、大学受験のピークが終わったころにお金が入ってくることになってしまい、必要なときにお金がない!ということにもなりかねません。

もしお子さんが早生まれであれば、17歳受け取りを選ばれたほうがよい場合もあります。加入される際に、受け取りのタイミングについても、必ず確認するようにしましょう!

年末調整でさらなるメリットも

学資保険は保険料控除の対象です!

電卓と現金,学資保険,出典:www.photo-ac.com

学資保険を考える際に、商品の内容や利回りばかり目が行きがちですが、実は学資保険の多くが、年末調整や確定申告での生命保険料控除の対象となっています。

この制度をうまく活用できれば、学資保険の利回り+αのメリットが得られますね。そのため、加入される時に、「契約者を誰にするか」が大切なポイントになります。

奥様名義で入ったものの、その後下のお子さんが生まれて離職した場合、収入がなくなり年末調整などのメリットも受けられなかった、なんてこともあります。

ご夫婦のこれからのライフプランとあわせて、「契約者を誰にするか」を慎重に考えてから選択されるとよいでしょう。

まとめ

学資保険のことについて、これだけは知っておきたい基本情報をご紹介しました。いかがだったでしょうか。

加入の際に、案外見落としがちなことが多いので、学資保険を検討される際の参考にしていただければと思います。学資保険が将来お子さんの進学の助けになれば、希望に沿った進路も選択しやすくなるでしょう。

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