白菜たっぷりうま味ジュワーこれがピェンローだ!
そもそもピェンロー鍋ってどこの鍋
出典:www.instagram.comそもそもピェンロー鍋とはあの「少年H」の小説でおなじみ、妹尾河童さんが著書「河童のスケッチブック」で紹介して以来じわじわとそしてこの冬一躍ブームとなりました。
中国の江西省の田舎料理で、ピェンローは扁炉と書くのだそうです。意味は鍋料理という意味。
しいたけさえもどしておけばあとは40分で作れる簡単鍋。中国の家庭で愛されるささやかだけどおいしいご馳走。
それがピェンロー鍋です。
作り方は簡単。大雑把でも絶対おいしい
材料はこちら

材料はこれだけ!(5人前・妹尾氏のレシピに準じる)
【鍋の具材】
・白菜一株
・干し椎茸50グラム(水に浸して一晩戻す)
・豚肉500グラム(バラスライスを食べやすい大きさに切る)
・鶏肉500グラム(モモ肉を一口大に切る)
・春雨一袋 (もどしておく。「緑豆春雨」がおススメ)
【調味料】
・ごま油
・荒塩
・一味唐辛子
まずはひと煮たち

大きい鍋にお水としいたけのもどし汁を入れ、沸騰したら白菜の白い部分、豚肉、鶏肉、しいたけ、ごま油を大さじ4ほどまわしかけます。
妹尾氏のレシピだと火加減などに気をつかう必要はまったくないとありますが、具材を入れてからはあまり沸騰させないようにすると、黄金色のきれいなスープになります。
最初はアクがでるのですくってください。
しんなりしてきたら葉っぱを投入

しばらく煮て白菜の白い部分がしんなりしてきたら、残しておいた白菜の青い葉っぱの部分を追加します。
ものすごい量になりますがフタをするのでてんこもりに重ねてください。
水分は足りなければ足してもいいのですが、旬の白菜からも水分が出るので足さなくても大丈夫です。
あとは40分煮込むだけ

フタをして40分間煮込みます。すると白菜のカサが減りくたくたになっています。
最後にもどしておいた春雨を入れて、再びごま油を「の」の字にまわしかけて出来上がり。春雨は水分をかなり吸うので、春雨を入れたあとはあまり煮込まないほうがよいようです。
ごま油以外の調味料は調理段階では入れません。これがピェンロー鍋の面白いところです。
味付けは取り分けてから

この鍋は作り方よりも食べ方が大事なのだそうで、お鍋は味付けがされていないので自分で味付けをします。
とりわけ皿に塩と唐辛子を入れて鍋のスープで溶かします。これをつけ汁にして具材を食べるのです。
ごま油の香りと肉のコク、白菜の甘みが塩味でひきたって、簡単なのにグーンと深い味がします。
お腹がいっぱいになってもまだ食べ続けてしまう、魔法の鍋です。
スープを飲まずにとっておき、最後に雑炊にすると……これもまたおかわりしてしまうおいしさですよ!!
お子さんなら味付けなしでもいけるやさしい味わいです。お子さん用にシメをうどんにしてもおいしいですよ。
お財布にも体にも優しい
白菜と春雨でダイエット効果も
白菜1/2と春雨はスーパーでも数百円程度で購入できる食品です。大事な出汁のしいたけですが、これは家にストックしてある方も多いと思います。
お財布に優しいのはもちろんですが、この二つの食材はカロリーが圧倒的に低いうえにカリウムが豊富に含まれているのでむくみ防止にもなるのです。
高血圧の方にはもちろん、足のむくみなどが気になる女性にはもってこいの組み合わせです。
また食物繊維も豊富なので、便秘解消にも役立ちます。
もともと豊富なのに、一気に沢山の量が食べられるので効果が期待できますね。また、春雨がお腹で膨れるせいか、お鍋なのに大変お腹のもちがいいのです。
これはダイエットに効果がありそう!!
まとめ
しいたけさえ戻しておけば、あとはコンロまかせで家族や子供達と遊びながらでも作れてしまう簡単鍋。
その手軽さとおいしさからやみつきになってリピートする人が続出しています。ぜひともこの白菜がおいしい季節のうちに、試してみてください。
・掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。