目次
さらっと読めてワクワクドキドキ!(年少編)
【1】あし あし だーれ?|穂髙 順也
ヒントは足だけ!わかるかな?
よく知っている動物でも、足だけ見るとよくわからないものなんですね。
キリンやねこ、カエルやダチョウなど、よく知っている動物たちの足がたくさん登場!
「爪がとがってるね」「指は何本かな?」なんてお話しながら、クイズみたいに読んでみると楽しそうですよ。
読みながらお子さんの足と比べてみると、人間の足との違いにびっくりしちゃうかも!?
【2】なにをたべてきたの?|岸田 衿子
しろぶたくんは最後にどうなる?
食べたものは体に入る、という当たり前のことを、見た目で実感できるのがこちらの絵本。
しろぶたくんが、りんごを食べるとおなかの中が赤に、レモンを食べると黄色に!なんと最後に食べたのは…?
最後にしろぶたくんはどうなるのか、お子さんと一緒に考えてみるのもおもしろいですね。
思わず、「今日何食べたっけ?」とお子さんと体の色を確かめたくなっちゃいますよ。
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【3】ぜったいにおしちゃダメ?|ビル・コッター
おしちゃっても楽しい!参加型アクティブ絵本
絶対ダメなんて言われたら、どうしてもやりたくなっちゃうのが人間ですよね。
そんな子どもの気持ちを上手に刺激して、親子でもっと遊びたくなるお話です。
表紙に描かれた赤いボタン。モンスターのラリーは「ぜったいにおしちゃダメ」と言うけれど、おしたらいったいどうなっちゃうの…?
イタズラ大好きおしちゃう派も、絶対おさない慎重派のどちらも楽しめるので、タイプを選ばず大好きになるお子さんが多いよう。
実際に、同じようなボタンを作って遊ぶのも人気ですよ。
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異世界へジャンプ!(年中編)
【1】まほうのコップ|藤田 千枝
コップの向こうは不思議な世界
子どもの頃、コップの向こうがぐにゃっと見えて「不思議だなあ」と思った方、多いのではないでしょうか?
テーブルクロスやきゅうり、トマトなど、見慣れたものが水を入れたコップを通すだけで違うものに大変身!
大人には当たり前のことも、お子さんと一緒に改めて見ると違う世界のように見えることも。
おうちにある色々なもので試してみると、新しい世界がたくさん発見できるかもしれませんね。
【2】りんごかもしれない|ヨシタケシンスケ
りんごに見えるけど実は違う⁉
ドキッとする視点とユーモアあふれる作風で大人気の、ヨシタケシンスケさんデビュー作です。
学校から帰ってくると、テーブルの上に置いてあったのはりんご。でも、もしかしたらこれはりんごじゃないのかもと考え出したところから、どんどん妄想が広がって…。
反対側はミカン?兄弟がいるのかも?などなど、りんごってこんなに可能性があったのか!と驚くばかり。
一度に読むのは少し長めなので、飽きてしまいそうな場合は何回かに区切って読んでも十分楽しめますよ。
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【3】ねるじかん|鈴木 のりたけ
寝る直前、子どもたちはこんな夢を見ている?
お子さんを寝かしつけていて、ふと横をみたら「目が開いてる!」ってびっくりすることありませんか?
これは、そんなお子さんのお話。
夜、お母さんと一緒に寝ようとすると、ドアがぐにゅううう。壁も何だかうねうねしたり、もこもこしたり。外では魚が飛んでいると思えば、ポストが歩いて…。
眠れない夜こそ、お子さんの想像力は本領発揮!
ママパパが一生懸命寝かしつけている間、実はこんな風に冒険しているのかもしれませんね。
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想像の力で知識を広げる(年長編)
【1】しずくのぼうけん|マリア・テルリコフスカ
水の不思議がやさしくわかる
「水ってなあに?」という子どもの疑問に、やさしくストーリーで答えてくれる絵本です。
バケツからぴしゃんと飛び出したしずくは、体をきれいにするため洗濯屋さんやお医者さんへ。
ばい菌を殺すため、鍋で煮られると知ったしずくはさらに逃げ出して…。
雨になったり、凍ったりとしずくの変化を追うことで、自然に水の性質がわかるようになっています。
少し難しめなので、冒険のおもしろさや水の変化に興味を持ってくれたらOK!くらいの気持ちで読んでみるのがよさそうです。
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【2】ホネホネどうぶつえん|西澤 真樹子
ホネから誰だかわかるかな?
ホネというと「こわーい!」というお子さんも、なぞなぞ好きなら大丈夫!ホネを題材に動物を当てる、クイズ形式の自然科学絵本です。
ヒントは3つ。水の中にいることが多くて、口をがばーっと開けるのは…?
うーん、頭は大きいけど首が細いな…なんて考えながら読んでいくと、答えはコビトカバ。
カバってよく見るけれど、ホネから当てるのは結構難しいんですね。
キリンやゾウ、パンダなど、おなじみの動物たちもホネで見ると新しい発見が!
シリーズ本として「ホネホネたんけんたい」、「ホネホネすいぞくかん」の2冊も出ています。
【3】中をそうぞうしてみよ|佐藤 雅彦 ユーフラテス
あんなものやこんなものもスケスケに!
「うちの子、おもちゃをすぐ分解しちゃう!」というママパパ必見です。
ブタの貯金箱や椅子、ボールペンなど、さまざまなものをX線写真で透視してみると…。
硬貨がどんなふうに入っているか、釘がどう打たれているか、ひと目でわかっておもしろい!
マトリョーシカの中身なんて、幻想的な美しさまで感じます。
すぐにめくってしまわずに、「どうなってると思う?」なんて当てっこしてみるとより一層ワクワクしますよ。
まとめ
お子さんの好奇心を育てくれる絵本の数々、いかがでしたか?
見えないものを想像したり、知らない世界を思い描いたりというお子さんの想像力は、大人になるうえでとっても大切。
絵本を上手に使うことで、お子さんが豊かな人生を送っていける力を育ててあげたいですね。
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