就学通知書
気を付ける点:配布物はなくさないように
就学通知書をはじめ、この時期に届く書類は、就学児健康診断や入学式、そして入学後に必要となってくるものもあります。
配布物はすぐに処分せず、一ヶ所にまとめておきましょう。
もし紛失した場合にはそのままにせず、必ずお住いの自治体に相談してください。
就学時健康診断
持ち物:就学通知書をお忘れなく
持ち物は、就学時健康診断の案内に記載されています。必ず確認してください。
・保護者、子ども共に上履き
・就学通知書
は、必ず持参しましょう。
書類が配布されたり、記入する書類があったりすることも多いので、
・A4サイズのプリントが入るバッグ+クリアファイル
・筆記用具
もあった方が便利です。
保護者の服装は、地域によって傾向が違いますが、カジュアル過ぎないものがおすすめです。不安な場合は先輩ママなどに確認してみましょう。
気を付ける点:着脱しやすい服装で
就学時健康診断は、だいたいが平日の午後に行われます。保護者同伴が必須ですので、事前に日時の調整が必要です。
また、就学時健康診断は学校に通うお子さんの人数によっては、かなり時間がかかることもあります。兄弟姉妹がいる場合は、時間調整や待ち時間対策も必須です。
前日までに気を付けておく点は、
・健康診断は保護者同伴では無いことが多いので、お子さんに説明しておく
・内科健診などもあるので、着脱しやすい服装を準備しておく
・女子は髪形にも注意しておく
などです。
当日は、いつもと違う雰囲気の場所で親子分離で健診が行われます。お子さんの動揺を抑えるように、行われる内容の大まかな説明しておくと安心するでしょう。
また、その時の雰囲気にもよりますが、お子さんが健診を受けている間の待ち時間で、上のお子さんを通わせている保護者からPTAや通学路情報などを聞くことのできる情報収集チャンスでもあります。
相手の迷惑にならない範囲で声掛けをしてみても良いかも知れませんね。
入学説明会
持ち物:寒さ対策に気を付けて
持ち物は、
・上履き(スリッパ)
・A4サイズの書類が収まるバッグやサブバッグ
・筆記用具
は必須です。
また、会場が寒すぎる場合もありますので、心配な場合はカイロなどもあると便利です。
気を付ける点:働くママは日程調整を!
入学説明会も、大体が平日の午後に行われます。事前に日程調整が必要な場合は必須です。
また、短時間で多くの説明が行われ、その中に大事な話があったりすることもあるので、聞き逃しを避けるためにも、下にお子さんがいる場合はできる限り預かり先を探す方が無難です。
学校によってはお子さんを連れていけない学校もあると聞きます。
一緒に行く際は、静かに遊べるおもちゃを持参しましょう。(ほとんどの学校は飲食ができません)
学校の様子を確認できるチャンスでもあります。トイレは洋式か和式か、教室は整理整頓されているかなどをチェックしておきましょう。
ただし、校内撮影禁止の学校が多いので、写真は勝手に撮らない方が良いでしょう。
説明会の内容で不安な点は、周囲の方に声をかけてみたり、先生に聞いてみたりすることをおすすめします。入学説明会も、上のお子さんがいる保護者から情報を収集できる可能性のある機会です。
ようやく入学式
これらの準備を終えて、4月に入学式が行われます。
入学式も平日の日中に行われる場合がほとんどで、保護者同伴で開催されます。
就学通知書を持参する必要がありますので、必ず準備して下さい。
事前確認をしておくと、万が一紛失していた場合でも当日焦らずに過ごせますのでおすすめです。
同伴するために日程調整が必要な場合は、自治体のホームページなどでチェックしましょう。入学式は自治体によって日程が定められていますが、発表が遅いこともありますので要注意です。
入学式の際には、教科書などの教材の受け取りも同時に行われることがほとんどです。
ランドセルに教材が入りきらない・ランドセルに入れるのには荷物が重すぎることがありますので、折りたたみできるサブバッグなどがあると便利です。
こんな時はどうする?
説明会や就学前健康診断に参加できない場合

基本的な説明会などは、学校が開いている平日の日中に行われます。学校の方針は変わりませんので、時間調整をして参加するしかありません。
それでも調整がつかなかったり、病気などで参加できず欠席する場合は、自治体に問い合わせ、指示に従いましょう。
・就学時健康診断が受診できない場合
練馬区では指定された学校に直接連絡となっていますが、各自治体により異なります。予備日が設定されている場合もありますし、自分で医療機関に足を運んで健診を受けるなどの代替案が準備されていることもあります。
・入学説明会に出席できない場合
各学校主催で行われますので、学校への要連絡がほとんどです。練馬区でも、学校へ直接連絡となっています。
家族でどうしても都合がつかない場合は、例えば祖父母や同じ学校に進学予定のママ友に代理を頼んでも良いのかについても相談しておくと安心です。
入学前後に引っ越しをする場合
入学前後に引っ越しを行う場合には、手続きが必要です。
・入学前に引っ越しをする場合
就学時健康診断の前に転出先が分かっている場合は、基本的に転出先の学校で就学時健康診断を受ける手続きが必要です。
就学時健康診断が終わってから転出が決まった場合は、就学時健康診断を行った学校から健康診断票など一式を受け取り、転出先の小学校へ提出する場合がほとんどです。
・入学後に引っ越しをする場合
通常の転校手続きと同じような手順で、転校の手続きを取ります。各自治体に連絡して指示を仰いでください。越境通学が許可される場合もありますが、自治体により異なります。
小学校は、住民票の住所が基礎となって通う学校が定められます。思い通りにはならないこともありますが、入学したばかりのお子さんの環境の変化を支えてあげられるようにしましょう。
指定された学校よりも違う学校のほうが近い場合
自治体から指定された学校以外の小学校にお子さんを通わせたい場合は、自治体によっては越境入学が可能な場合もあります。ただし、申請をする必要があり、希望がすべて通るわけではありません。
かつ、就学時健康診断よりも早い時期に動き出す必要がありますので、お子さんが夏休みを迎える頃には、自治体に相談しておきましょう。
私立小学校に進む場合
私立小学校に入学が決定した場合は、就学時健康診断の結果が必要かどうかを入学予定の学校に問い合わせ、必要であれば自治体の就学時健康診断を受診します。
入学する学校から、入学承諾書、または入学許可書の交付があったら、自治体の案内に従って手続きを行いましょう。
スムーズに手続きを行い、入学式を迎えてくださいね。
まとめ
意外と小学校に足を運んだり、自治体に問い合わせたりとすることの多い、年長さんの1年間。働くママやパパ、小さいお子さんがいるご家庭はスケジュール調整に四苦八苦するかもしれません。
お住まいの自治体、社会情勢によってご紹介した内容と異なることもあるかと思います。必ずお住まい、もしくは進学先の自治体のホームページなどで内容を確認してくださいね。
入学準備に加え、ランドセルや学習机の購入、入学にあたっての持ち物の準備などバタバタしがちな1年間です。体調管理や持ち物の管理に気を付け、楽しい入学式をむかえられるといいですね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。