目次
小学校の入学準備、何を用意する?
【通学に必要なもの】
ランドセル・ランドセルカバー

多くの小学生が通学の際使用しているのが、ランドセルです。既に準備された方も多いのではないでしょうか。
ランドセルと言っても、形は大体同じですがそれぞれに特徴があります。選ぶ際には、
・A4サイズが入るか
・教科書を入れて背負うのに重すぎないか
など、保護者が気にかけねばならないことはありますが、お子さんが気に入っていることも重要です。小学校生活を楽しく迎え・続けられるものとして相談して購入するのがおすすめです。
また、ランドセルを傷つけないため、反射板を取り付けるためにも使用されるのが、ランドセルカバーです。多くの小学生が使用している姿を見かけるのではないでしょうか。
このランドセルカバーですが、
・1年生は黄色のカバーを自治体などから配布される
・1年間は配布されたカバーを着用されるように指示される
など、自治体や学校によってルールがあります。
先に購入しておくと、2年生まで使用しなかったということもありますので、在校生の保護者や学校に確認しておくとスムーズです。
雨具(傘・雨合羽・長靴など)

通学路の長さや地域性にもよりますが、雨具は必須アイテムです。
特に傘は、学校に忘れる・紛失する・壊れる・取り違えなど、1本では事足りないことが多いので、2本は準備しておいた方が良いでしょう。
傘を準備する際には
・ランドセルを背負っていても体全てを覆うことのできる大きさに
・取り違え対策として柄の部分にシール等で印をつける
・記名は傘の外側に見えないように(変質者対策)
を行っておくと、より効果的に使用できます。
防犯グッズ

登下校時、お子さんに防犯意識が必要です。防犯グッズは必ず使用しましょう。自治体によっては、入学時に防犯ブザーなどが配布されることもあります。
防犯グッズは、
・何かあった時のために→防犯ブザーやホイッスルなど
・登下校の安全確認→GPSやGPS機能つきキッズケータイ
などがありますが、ご家庭のニーズに合ったものを選ぶのが重要です。
また、携帯電話の持ち込みが禁止されている学校もありますので、防犯目的でキッズケータイを持たせたいと考える場合は、学校に確認して指示に従うようにしましょう。
どうしても禁止の場合は、GPS機能のみがついたアイテムもありますのでそちらも検討してみてください。GPSで居場所がわかるだけでも安心度が違いますよね。
【学習に必要なもの】
文房具

文房具といっても、様々です。ここでは、大まかなものを紹介します。
・鉛筆
1年生の場合は濃さ(2Bなど)の指定がある場合も。赤鉛筆も準備するように指示があることも多いです
・消しゴム
1年生には消しやすいシンプルなものが一番です。消しゴム自体に色がついていると持ち込めない学校もありますので白いスタンダードな消しゴムを用意しておくといいでしょう。
・筆箱・ペンケース
鉛筆と消しゴムが収まり、開閉しやすいもの
これらは、大体の学校で指示されるものです。資料などをよく読んで準備しましょう。全てのものに記名して、落としてもすぐに分かるようにしておくことも重要です。
文房具は消耗品と考え、家に予備を置いておく前提で準備しましょう。
また、学校によってはキャラクターや柄物を禁止しているところもあります。もう買ってあっても学校の指定通りのものを用意するように言われることが多いです。
ハサミやノリ・クレヨンや色鉛筆などの文房具の準備を指示されることもあります。それらも、学校の説明を確認してから準備することをおすすめします。
【学校で使うもの】
防災頭巾

防災頭巾は、普段は防災頭巾カバーに入れて椅子の背にかけていたり、座布団として利用することもあり、避難訓練や災害が起こった際に使用します。
防災頭巾カバーは手作り可の場合もありますが、防災頭巾本体は火災にも対応できるよう難燃繊維などの物を選びましょう。
上履き・体育館シューズ
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学校指定の場合とそうではない場合があります。
学校指定の場合は、校章が入っていたりして売っている店舗が限られていることもありますので、早めに準備しましょう。
基本的には、月曜日に学校に持っていき、毎週持って帰って洗ってまた持参します。
こだわればこだわるほどお値段もそれなりになってきますが、お子さんが過ごしやすいものが一番です。
記名は学校の指示に従って行っておきましょう。1年生のお子さんが学校で自分で行うのはかなり困難です。
体操服

体操服も、学校指定の場合があります。
販売店まで指定されている場合もあり、平日の数時間しかやっていない店舗の場合もあるのでご注意ください。
指定やこだわりが無い場合は、通信販売で購入も可能です。
ゼッケンで名前の記入がある学校は、
・フルネームの記入か、苗字だけか
・クラスも記入するのか
・ひらがなの記入なのか
・ゼッケンをつける位置
などの確認が必要です。また、ゼッケンも指定の場合がありますので、ご注意ください。
上履き袋・手提げ袋

上履きを学校に持参する為に使用するのが上履き袋です。教室では机や教室のフックにかけておくことが多いため、そのあたりも考慮しましょう。
6年生にもなると上履きも大きくなりますので、余裕を持った作りのものを準備しましょう。手作り指定だったり市販品可の場合もありますし、指定されている場合もあります。
手提げ袋の用途は学校によります。
音楽室や美術室に移動するための袋、学校内で雑多に使用するための袋など、学校によって様々な指示があります。こちらも、手作りや市販品、指定など、学校により多種多様です。
特に指定品使用の際は、名前が必須です。
6年間使用するものの場合は、漢字で名前を書いてひらがなでフリガナをふっておくと、高学年になっても違和感なく使用できます。
給食エプロン・給食着

給食エプロン・給食着は共に、給食の配膳当番になった際に使用するものです。白い割烹着の場合も多く見られます。学校からの貸与だったり、自分で用意する場合もあります。
着衣するものは学校からの貸与の場合でも、マスクは自分で準備する場合がほとんどです。記名したマスクを準備しましょう。
給食セット・給食袋

給食がある学校の場合、ランチョンマットや口拭きタオルなどを入れておく袋です。
巾着袋を利用している児童がほとんどです。
ランドセルにかけるように指示されたり、逆にランドセルにしまって持ってくるように指示されたりと、学校により違いますが、巾着袋の場合は紐はあまり長く無い方が扱いやすいです。
洗い替えを考えて複数枚あった方が安心ですよ。
箸・スプーン・フォーク・ランチョンマット

給食を食べるときのアイテムです。
箸・スプーン・フォークなどのカトラリーは、学校や自治体によっては持参が必要な場合もあります。学校に忘れてしまったことを想定して、スペアを準備しておく方が無難です。
ランチョンマットは、サイズや素材指定だったり、既製品可だったりと、学校により異なっていますので、確認してから準備してください。こちらも、洗い替えを考えて複数枚準備しておくと良いでしょう。
水筒

水筒は、遠足などだけではなく、熱中症対策のために学校で使用することが増えました。
肩から掛けられるベルト付きものを準備するなど指定もある場合が多いので、新規購入の場合は指定が無いかどうか確認しましょう。
学年が上がると大きな物が必要になったりしますが、水を入れて持ち歩くと重いので、低学年の児童がランドセルや荷物に加えて持つ荷物として無理が無い程度のものを選ぶよう念頭に置いて下さい。
ハンカチ・ティッシュ

手洗いうがいが必須のこの時期、学校内で清潔を保つためにも、ハンカチ・テイッシュは持たせるようにしましょう。
ハンカチ・ティッシュの持ち物検査を低学年で行う学校もあります。ランドセルに予備を入れておくこともおすすめです。
お子さんのポケットは小さいですし、ポケットの無い服もあります。可能な場合は、移動ポケットを準備してそこに収納しておくと便利です。
【家で準備しておくもの】
お名前シール

「すべての持ち物に名前を」これは6年間のうちに何度も言われることです。それくらい記名なしの忘れ物が多いのです。
1年生のうちは、自分の名前や友達の名前が認識できずにいる場合もあります。
そんな際には、マーク付きのお名前シールがあると便利です。お子さんの見分けやすいマークを選んでください。
学校によってはおはじきセットが存在します。おはじきセット用のお名前シールなどもあるので、利用がおすすめです。
また、TEPRAを購入して、自分でお名前シールを作るのもおすすめです。
文字の大きさや字体も選ぶことができ、絵文字や色付きカートリッジも使用できるので、分かりやすいお名前シールを作ることができます。
また、シールが足りなくなっても同じものをすぐに作ることが可能で、ひらがな・カタカナ・漢字・英語と対応していますので低学年から高学年まで長く使用することが出来ます。
通学用の服 運動靴、通学靴
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通学用の服や運動靴などは、とにかく消耗が激しいです。複数準備しておきましょう。
床に座る機会も多いので、汚れても気にしないでいられる服装がおすすめです。パーカーは禁止の学校もありますので、ご注意ください。
また、女子はスカートの下に履くアンダーパンツを準備しておくとより安心です。
学習スペース

お子さんが机に向き合う環境を整えましょう。
学習机を準備しなくても、ダイニングテーブルや書卓などでも構いません。宿題が出るようになりますので、机に向かえる環境は必要です。
また、入学前から教科書やランドセルを置く場所を決めておくと、お子さんに整理整頓や明日の準備の習慣をつけることに繋がり、忘れ物の防止にも繋がります。
【必要に応じて用意するもの】
カードケース ・キーケース

1人でカギを開けて帰宅する場合には、キーケースがあると紛失防止に便利です。
・ランドセルの外側なら目の届く肩ベルトにつけたり、ポケットに収納できるものを選ぶ
・カギ開け時にもたつかないようにする
を心がけて選ぶことにより、通学時帰宅時の不審者対策になります。
また、通学時に交通機関を使用する場合にも、紛失防止のためにカードケースやパスケースを準備しましょう。パスケースからは定期券や交通系ICカードに記載されている名前が見えないようにすると安心です。
お家の人の連絡先が分かるもの
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・登下校時の事故やケガ
・下校した際に保護者がおらず家に入れないなど
などのトラブルなどが起こった際の対策に、保護者の連絡先が分かるものを用意しましょう。
親御さんの携帯電話番号を覚えている子どもは経験上あまりいませんが、おうちのカギがないといって家に入れず泣いている子どもは多く見ました。
保護者の携帯電話の番号が書かれた紙などをランドセルのポケットに入れて、お子さんにもそれを伝えておくといった対応をしておくと安心です。
お名前シールや名前つけグッズは必要?
油性ペン一本あれば大丈夫!

お名前シールや名前つけグッズは、持ち物への記名を補助するものです。
入学時には、キャラクターのマークなどが付いていると役立ちますが、学年が上がるにつれて好みも変わってきますし、お子さんが自分で名前を書くようにもなってきます。キャラクターが気に入らないからとわざわざはがす子も。
算数おはじきなどの細かい名前つけには補助してくれるグッズがあると便利ですが、基本的には油性ペン1本あれば大体のことはこなせるようになってきます。
ですから、お名前シールや名前つけグッズがどうしても必要というわけではありませんので、安心して下さいね。
まとめ
通う学校によって用意するものは違いますが、一般的な入学準備グッズについてご紹介しました。
幼稚園・保育園と違い、親の出番がぐっと減るため、お子さんが学校で困らないよう準備することが大切になってきます。
ランドセル以外のものは、独断で準備するよりは、入学説明会などで学校の指示を受けてから準備するのがおすすめです。
小学校生活はお子さんが主役!
お子さんが小学校生活を円滑に過ごせるように、親として小学校生活がスムーズに進むように準備してみて下さいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。