小学校の入学式はいつなの?

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小学校の入学式は、例年4月上旬に行われることが多いです。

自治体によっても異なるかとは思いますが、こちらでは東京都練馬区の入学までの流れを参考に、入学までのスケジュールをご紹介いたします。

就学通知書が届き、就学時健康診断を受ける

【10月中旬】 
就学通知書が届く

【10月下旬~12月上旬】 
就学時健康診断を受ける

【2月上旬~中旬】 
入学説明会

【4月上旬】 
入学式

自治体から入学に関するお知らせが来る

小学校の入学式の日程は、ハガキや封書、入学説明会でお知らせがあります。最近では、ホームページで紹介されることも。

入学説明会では、入学にあたって準備するものなども説明があるので、必ず足を運ぶようにしましょう。

入学式は何をするの?当日の流れ

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それでは、入学式当日にはどんなことが行われるのか、順に見ていきましょう。

内容は、学校や自治体によっても異なるので、大まかな例としてとらえてくださいね。

親子で登校

まずは、親子で登校します。新入生は入学式の前に様々な準備がありますから、お知らせで指定された集合時間に遅れないように行きましょう

そして、ここで注意したいのが、入学式の写真撮影です。入学予定者が多い学校の場合、学校の正門前などで記念写真を撮りたい、という親子が早めに来校していることもあります。

ここで写真撮影の行列に並んで、うっかり集合時間に遅れてしまった!なんてことの無いように気を付けましょう。

クラス発表や名札付けなど

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多くの小学校では、学校に着くと出席を確認され、1年何組になるのかを知らされます。

その後、子どもは先生や上級生に連れられて、自分のクラスに一度行きます。名札をもらったり、カバンやランドセルを置いて、先生のお話を聞きます。

式の前にトイレなどを済ませて、入学式の会場に向かいます。

親は子どもを先生や上級生に託した後、入学式の会場に向かうことが多いようです。

事前の説明会で配布され、記入して入学式の際に提出する書類を提出したりすることもあります。

いよいよ入学式

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さあ、いよいよ待ちに待った入学式が始まります。

多くの学校の入学式で行われるのは、
・新入生の入場
・国歌・校歌の斉唱
・校長先生の挨拶
・来賓挨拶
・祝電披露
・担任教諭の発表(事前にされることも)
・記念品贈呈
・在校生からのセレモニー
・新入生の言葉
・クラスで親子、先生との記念写真撮影
などになります。

学校によって行われる項目は違ってきますし、伝統的なセレモニーがあるところもあるようです。

小学校入学式 お子さんの服装は?

男の子の服装は?

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男の子の服装で圧倒的に多いのは、ジャケット&長ズボンという服装

小学生の正装ですから、ジャケットに膝下丈くらいのハーフパンツという子もいますよ。

一度準備しておくと、その後、冠婚葬祭といったイベントでもしばらく使えるので、便利です。

女の子の服装は?

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女の子の服装は、ジャケット&スカート、カーディガン・ベストにスカート、ワンピースと男子よりは選択肢が増えます。

ジャケット&スカートは、中高生の制服を小学生サイズにしたものが人気。黒や紺といった落ち着いた色の系統でまとめる人もいます。

カーディガンやベストにスカートを合わせるのも人気のコーディネート。ジャケットよりも堅苦しくない上、小学校に入学後も使うことができます。今後の音楽会など晴れの舞台にもピッタリです。

ワンピースは女の子らしいアイテムの一つで、こちらも、王道の装い。あまり丈の長すぎるものは、学校で階段を上ったり下りたりすることを考えると、控えた方が良いかもしれません。

学校によっても、華やかでかわいい雰囲気の子が多い学校と色目を抑えてシックなチョイスの子が多い、といった傾向もありますから、心配な場合は、先輩ママに以前の式の様子などを見せてもらうのも良いでしょう。

ママパパの服装は?

ママはセレモニースーツ

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子どもの洋服もさることながら、ママパパの服装も気になるところですよね。

多くのママが選んでいるのは、セレモニースーツ。ビジネス用のものではなく、少し華やかな印象のスーツになります。

色目が地味でも、コサージュやアクセサリーをつけることで、華やかな印象を与えることができます。

卒業式や他の学校行事のことも考えると、ベーシックなものを準備して、イベントにあわせた小物を充実させるのもおすすめです。

その他、ワンピースなどのおしゃれ着を着用する方も多いのですが、小学校の入学式には着物を着る人も。日本ならではの装いで、華やかですよ。

いずれの服装でも、気を付けたいのは、主役は子どもだというところ。派手な色合いは差し出がましい印象を与えますから、春先を意識した、淡い色合いのものを選ぶと良いかもしれませんね。

パパはビジネススーツ

パパは、ビジネススーツを着る方が圧倒的多数。少し良いスーツにネクタイ、という定番のスタイルの方が多いようです。

色はダーク系で、なるべく無地で目立ち過ぎないものを選びましょう。

ネクタイは白以外の明るい色のものをつけるようにするとよいですよ。

気を付けたい入学式のマナーとは?

スマホ、携帯電話はマナーモードに

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ここで、入学式のマナーについても確認しておきたいと思います。

当然のことではありますが、携帯電話やスマートフォンはマナーモードにしましょう

また、式中のスマートフォンの操作にも注意が必要です。最近は、スマートフォンで時間も見る、という方も多いのですが、こういった日には腕時計の着用をおすすめします。

写真や動画撮影は小学校のルールを守って

最近、多く聞かれるのが、スマートフォンでの撮影で注意を受ける保護者の増加。

撮影を許されている学校もありますが、他の子どもが写っている可能性を考えて、SNSやインターネット上の公開は禁止されている場合もあります。

子どもの写真をあげることをNGとしている他の保護者もいますから、十分に注意が必要です。

写真や動画の撮影については、入学式に行く前に必ず小学校のルールを確認しましょう

小さいお子さんが泣いたり騒いだりしたら一時退席も

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小学生の入学式でしばしばみられるのが、下の子が泣いたり騒いだりするシーン。

小さい子がいる社会では仕方のないことですし、周囲も温かい目で見守ってくれることが多いのです。しかし、下の子が泣いたり騒いだりした場合は、、保護者としては少し席を外す勇気も必要です。

我が子にとってかけがえの無い瞬間は、他の子にとっても同じ。慣れない場所で緊張している子どもたちは気が散りやすいですから、気遣いが必要になります。

入学式とは何かを事前に話し合っておこう

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入学式がどんなものなのか、は子どももまだ、イメージがつかめていない場合も往々にしてあります。

1年生でも、親と離れる不安から涙が出てしまったり、見た目が怖い先生で緊張してトイレに行けなかった、というような話も聞きます。

そこで、学校がどんな場なのか、入学式がどんなものなのか、事前に親子で話し合ってみましょう。我が子が緊張に弱い子であれば、家でトイレを済ませておく、初めての場所に慣れない子であれば、事前に何回か通学路を通って学校まで行ってみるなど、準備できることをしてみるのも良いでしょう。

入学式にあると便利なアイテムは?

スリッパ

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体育館や教室では保護者はスリッパが必要になります

また、一緒に用意したいのが脱いだ靴を入れる袋です。

女性は、靴が小ぶりなので、スリッパを入れた袋に靴を入れることもできますが、男性は靴が大きいので、難しいこともあります。きちんと手元に持てるよう、袋を準備するようにしましょう。

ひざかけ、カイロ

春先に薄手のスーツなどで体育館や校庭にいる場合はまだ寒さを感じます。

地域性やその日の気温に応じて、ストールやひざ掛け、カイロなどを準備しておくと良いでしょう。

大き目のサブバッグ

小学校の入学式では、これからの学校生活で使う、様々なものを受け取ることになります。

体育着などはあらかじめ受け取っていることも多いのですが、算数セットや教科書類などかさばって重いものが渡されます。

重いものですから、紙袋であれば大き目で二重にしたものを、出来れば布製の大きめのサブバッグやエコバッグのようなものを持参すると安心ですよ。

まとめ

入学式という晴れがましい舞台に立つのは、親子ともども楽しみなもの。事前に流れを抑えておけば、安心して臨むことができますね。

子どもの大きな一歩を踏み出すにあたって、どんな気持ちで入学式を迎えるのか、事前に親子で話し合っておくと、入学式がよりよい1日になりますよ。

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