授乳クッションとは?
授乳クッションは必要?
授乳クッションは授乳期間にしか使えない、完全ミルクで授乳はしないなどの理由で、必要ないのでは?と思う方も多いかと思います。
しかし、新生児の授乳は2~3時間おき、1日に10回程度の場合もあり、体重は軽いものの、首も座っていない赤ちゃんを授乳中ずっと抱きかかえているのは大変です。
また、ミルク育児でも、赤ちゃんがミルクを飲みやすい姿勢を保つために抱っこしなければならないため、ママの負担は大きいです。
産院でも入院する時の持ち物リストにあげているところが多く、授乳クッションは授乳の時の必須アイテムと言ってもいいのではないでしょうか。
いつまで使える?
皆さんは、どれくらいの期間授乳クッションを使っているものなのでしょうか。
実際の商品の対象年齢を見てみると、生後0ヶ月から2歳ごろまでと記載されていることも結構あるのですが、授乳クッションを授乳の時に使うのは赤ちゃんの首が座る頃までという場合が多くなっています。
首が座ったりさらにある程度赤ちゃんが自力で座れるようになると、授乳の時ママが赤ちゃんの体を100%支えてあげないといけないということもなくなるので、授乳クッションなしでも楽におっぱいをあげられるようになります。
授乳が終わっても、寝てしまった赤ちゃんをそのまま寝かせて置けるタイプ、抱き枕として使えるタイプを選ぶとさらに長く使用することができます。
授乳クッションのタイプ
ここからは、授乳クッションの人気のタイプを詳しくご紹介していきます。
どれが自分にとって一番使いやすそうか比較してみてくださいね。
U字タイプ

U字タイプは授乳クッションでも一番定番の形になります。産院に置かれているのもこのタイプが圧倒的に多いですね。
ママのおなかの前の部分にクッションが来るように穴のところを腰にはめ込んで使うようになっています。
クッションが赤ちゃんの体をちょうどいい高さに持ち上げてくれ、適度な密着感もあり使いやすいです。
中綿はふわふわの綿やビーズそれに中には空気を入れて膨らませるものまで色々ありますよ。
抱き枕タイプ

妊娠中お腹が大きくなってくるとだんだん寝苦しくなってくることもあり、楽な姿勢で寝られるように抱き枕を使う人もいますよね。
妊婦さん用の抱き枕の中には産後授乳クッションにもなるものもあります。
抱き枕も授乳クッションも両方購入する予定なら使いまわせるものを選ぶと経済的ですね。
マットタイプ

赤ちゃんの体全体を乗せることができるマットのようなタイプもあります。授乳で赤ちゃんが寝てしまった時にそのままの状態で寝かしておいてあげることができます。
赤ちゃんがお腹の中にいた時のような少し背中が丸くなった体勢をCカーブというのですが、マットタイプの授乳クッションには赤ちゃんを上に寝かせた時にこのCカーブに近い状態になるようになっているものがあります。
マットタイプの授乳クッションは、授乳中に赤ちゃんが寝てしまっても、マットから降ろさずそのまま寝かせておくことができます。
授乳で寝ても、ベッドや布団に置くとすぐに泣き出してしまう…と寝かしつけに悩んでいるママにはとても便利な商品です。
腕枕タイプ

腕枕タイプは、枕の後ろにあるバンドをママの腕に通し、クッションに赤ちゃんの頭だけ乗せて使います。
新生児の時はやはり体全体を乗せられる方が楽でいいのですが、ある程度大きくなるとこのタイプで十分になってきますよ。
赤ちゃんの頭が重いなと感じる時や夏場赤ちゃんの頭を腕にのせていると暑くて仕方がないという時にあると便利です。
授乳クッションの選び方は?
カバーがついているものや丸洗いできるもの
授乳クッションは、赤ちゃんの吐き戻し、よだれ、汗などですぐに汚れてしまいます。
そこで、カバーがついていてすぐに洗うことができるものや、クッション自体が丸洗いできるものを選びましょう。
授乳クッションは常に使うものなので、洗い替え用のカバーを用意しておくと、汚れた時にさっと取り替えるだけで済むので便利です。
カバーがないクッションには、自分でカバーを手作りすることができますよ。
おすすめの授乳クッション
実際にどんな授乳クッションが人気なのか、特におすすめの商品を10個一挙に紹介していきます。
できるだけ色々なタイプの商品を集めてあるので、気になる商品がきっと見つかるのではないでしょうか。
【1】ダッコ dacco 授乳用クッション ベージュ |オオサキメディカル

綿100%の柔らかい肌触りとクッションで優しい使い心地の授乳クッションです。
中綿にはそのクッション性が長く続く素材が使われているので、ふんわり感が長く続きますよ。
パイル地のベーシックなカラーのカバーがインテリアになじみますね。カバーは洗濯機で、クッションは手洗いすることができます。
【2】カバーがはずせる授乳クッション(BL)| ニトリ

実用的でお得な価格の家具やインテリアで人気の、ニトリの授乳クッションです。
ベーシックな仕様ですが、何よりリーズナブルなお値段が魅力ですね。
使うか使わないかわからないけど1つ買っておこうかなという時や、洗い替え用にも活躍してくれそうです。カバーを外して洗えるので衛生的ですね。
【3】ふかふか授乳クッション エアタイプ グレー|リッチェル

空気を入れて膨らませるタイプの授乳クッションです。空気なので高さや硬さをある程度自分の思うように調整することができますね。
また空気を完全に抜くとコンパクトに折りたためるので、外出時や帰省や旅行の時にも便利です。
カバーは洗濯機で洗うことができます。
【4】マカロンをイメージしたオシャレでかわいい「3WAYクッション」 |エールベベ

一見普通のU字型の授乳クッションですが、背もたれや高さ調節に使えるサポートクッションがついているのが特徴です。
サポートクッションは必要ない時は簡単に取り外すことができ、さらにパイル地の部分にならどこにでもつけられるようになっていますよ。
癒し系のカラーが揃っていて、赤ちゃんのお昼寝用やママのクッションにも使えます。
【5】授乳まくら|エルゴベビー

抱っこ紐が根強い人気のエルゴ。そのエルゴがこれまでの商品開発のノウハウを生かして開発したのが、この授乳クッションです。
厚みがしっかりあって硬めに作られているので、授乳中にちょうどいい高さに赤ちゃんの体をシッカリとキープすることができます。
赤ちゃんをしっかり支えられるとママの授乳時の姿勢も保てるので、首や肩に負担がかかりにくいですよ。
【6】妊婦さんのための 洗える抱き枕|サンデシカ

妊婦さんのお腹をサポートして寝苦しさを和らげてくれる抱き枕なのですが、授乳クッションとの2WAY仕様になっています。
三日月形のクッションの両端にボタンがついて、ボタンを留めると輪っか状の授乳クッションに早変わりですよ。
カバーはもちろんクッションも洗濯機丸洗いOKです。
【7】授乳クッション|My Brest Friend

背もたれクッションとドリンクホルダーが一体になった授乳クッションです。平らで特徴的なクッションの形状や硬さなど授乳時に一番使い勝手がいいように考えつくされてつくられています。
おしゃれな柄がまず目を引きますが、世界中の産院で使われている実力派なんですよ。カバーは取り外して洗うことができます。
【8】Cカーブ授乳ベッド おやすみたまご|ママ代行ミルク屋さん

赤ちゃんを寝かせた状態で授乳できる授乳ベッドです。
細かいビーズが入ったクッションになっていて、赤ちゃんの体を無理ない姿勢に保てるCカーブをつくることができますよ。
優しいパイル生地で寝心地も抜群です。授乳と寝かしつけの2つの用途で使えるのが便利ですね。
【9】ハグフリー |サンデシカ

授乳クッションとしてもお昼寝マットとしても使えるタイプの商品です。
赤ちゃんをクッションの上に寝かせた状態で、膝の上に置くだけで授乳ハンドフリーで授乳できてしまいます。
さらにもし寝てしまった時は、付属のベルトを腰に巻いてそのままお昼寝してもらえますよ。お腹の中にいた時と同じような体勢をキープできる、絶妙なカーブが赤ちゃんに心地いいです。
【10】2WAY授乳まくら|西松屋
![2WAY授乳まくら(アニマル総柄)[クッション 授乳クッション 赤ちゃん 抱き枕 お座り ベビークッション ナーシングピロー 授乳まくら 授乳枕 洗える だきまくら],授乳クッション,](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/image.cozre.jp/magazine/post/686991.jpg)
授乳中に赤ちゃんの体を支えるクッションとしても、またママの腕に巻き付けて腕枕にしても使える2WAYタイプの授乳クッションです。
普通のクッションのような平らな形なので、授乳の時だけでなく日常生活の中で色々と使い方が広がります。
汚れたらすぐに洗濯機でクッション丸ごと洗濯してしまえるのも使いやすいポイントです。
まとめ
授乳ってなかなか最初は上手くいかないことも多いので、その授乳を楽にしてくれる授乳クッションはお助けアイテムでもありますね。
新生児の赤ちゃんは見た目は小さくても長時間抱っこしているとやはり重く、授乳で腱鞘炎や肩こりを発症してしまうのも珍しいことではありません。
ただでさえ体がきつい産後なので、授乳の時はクッションの力を借りて快適に乗り切っていきたいですね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。