陣痛タクシーとは

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ここ10年ほどで飛躍的に利用数を伸ばしている陣痛タクシー。

全国のタクシー会社に広まりつつあり、行政などで紹介されることもあります。特に都心部では、普段から車を持たず、カーシェアリングを使う家庭なども増えています。ですが、陣痛の時には、いつ破水が起きるか分かりませんから、こうしたサービスを使うのは不安ですよね。

また、家族がいないときに陣痛が来るかもしれませんから、そんな時にどのように病院まで向かうかの交通手段を考えておきたいもの。そんな時に、役に立つのが事前登録制の陣痛タクシーなんです。

事前登録制の移動手段

陣痛タクシーは、サービスを行っている会社に事前登録しておくことで、いざ、陣痛が来た時に、優先的に配車してもらえるもの。

出産予定日やかかりつけの病院を登録しておくことで、病院への案内が必要なかったり、精算を後日にできる会社もあります。

会社によって様々なサービスが用意されていますから、ぜひ、サービス内容を調べてみましょう。

普通のタクシーと何が違う?

通常のタクシー配車用のアプリなども普及してきましたが、予測できない渋滞や事故などでタクシーが呼べないことも。また、タクシーの車内で破水した場合に、陣痛タクシーでない場合は、シートの清掃料を取られたりするケースもあります。

以前は、普通のサービスのタクシーで陣痛が来ていることが分かると乗車拒否される、といった事例があり、そうした事態をなくすためにも始められたサービスです。

乗車拒否がないにしても、陣痛が来ている中、タクシーを止めに道路に出たりする必要がないのは安心ですよね。

陣痛のとき救急車を呼んでいい?

通常の陣痛で、緊急を要するような症状を伴わない場合は、救急車を利用することは控えておきましょう。とはいえ、これが通常の陣痛なのか、そうでないのかは、特に初産の場合など、見分けがつくものではありません。

もし、心配な場合は、かかりつけの産院に電話すると、救急車を呼ぶべきかどうか教えてくれますし、#7119に相談してもいいでしょう。

もちろん、出産が進んでしまい、赤ちゃんの頭が見えている、大量の出血があるなど、トラブルの場合は救急車をように呼ぶ必要がありますので、迷ったときはすぐに相談するようにしましょう。

どのくらいの人が登録しているの?

東京ハイヤー・タクシー協会によると都内タクシー22000台のうち約75%が陣痛タクシーとして対応可能になっています。

都内の妊婦さんの約7割が登録しており、約2割が出産時に陣痛タクシーを利用していることがわかっています。

後でご紹介する、先輩ママたちの口コミでも、登録して、実際に利用してみたところ、とても助かったというものが多く寄せられています。

陣痛タクシーの利用方法

まずは出産時に居住している地域のタクシー会社を確認

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全国に普及しつつある陣痛タクシーですが、地域によってはサービスを行っているタクシー会社がまだないところも。

里帰りや引っ越しを予定している場合は、必ず出産時に居住している地域のタクシー会社を確認してみましょう。

自分の地域にそうしたサービスを行っている会社があるか分からない場合には、全国子育てタクシー協会などでも調べることができますよ。

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事前に登録が必要

陣痛タクシーの利用には、どの会社も事前登録が必要となっています。

多くの会社では、氏名、電話番号、住所、出産予定日、出産予定の病院、本人以外の緊急連絡先、乗車場所の指定など細かに登録する必要があります。

いざというときに迅速にサービスを行うための情報ですから、誤りのないように登録したいものですね。

特別料金はかからない

ドライバーの事前研修や、防水シートの準備など、さまざまな工夫が凝らされている陣痛タクシー。登録にはさぞ、高額な登録料が必要なのか、と思いますが、実は、登録に際しての特別料金は基本的にかからない場合が多くなっています。

多くの会社で迎車料金と通常料金で利用できますから、悪天候などで配車が間に合わない、といったもしものことを考えて、複数社への登録を検討してみてください。

陣痛タクシーを使うメリットって?

事前予約してるので当日慌てることがない

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陣痛タクシーは、事前予約をしている人に対して、優先的に配車するシステムになっています。

混雑する時間帯や悪天候などでも、陣痛タクシーの登録者に優先的に配車するので、電話をしてもなかなか来ない、ということが起きにくくなります。

研修を受けたドライバーが対応

陣痛タクシーのドライバーは救命講習など、妊婦さんの陣痛時対応を学んだ人が多いのも安心できる理由の一つです。

会社によって研修の内容は違ってきますので、緊急時に臨む対応ができるかどうかは各タクシー会社に問い合わせてみると良いでしょう。

車内での破水に備えた防水シート!

多くの妊婦さんが気になるのが、破水してしまったらどうしよう、ということ。

破水は、実は羊水だけでなく、血液が混ざることも多く、周囲を汚してしまうこともあるんです。

しかし、陣痛タクシーの場合は、座席に防水シートを採用している会社が多く、万が一、汚した時でも、清掃料が必要ない、ということがほとんど。

緊急時だからこそ、余計な心配をしないで利用したいものですから、このサービスはとてもうれしいものになります。

産後の退院時にも利用可能

陣痛タクシーという名前だと、出産のときだけに使うものかと思いがちですが、実は、退院時にも対応している会社が多いんです。

退院時は小さい赤ちゃんを抱えての初めての移動になりますから、心配が多いのですが、チャイルドシートを乗せて迎えに来てくれるタクシーも多いので、安心できます。

プレゼントが貰えることも

陣痛タクシーの登録で、プレゼントが貰えるキャンペーンなどが行われていることも。

赤ちゃんのおむつの試供品や、ママ用のコーヒーのお試しなど、さまざまなプレゼントが箱詰めされたセットを配っていることもあるので、登録の際にはチェックしてみてはいかがでしょうか。

実際に陣痛が来たらどうするの?

1.まずは出産する予定の病院(かかりつけ医)に連絡を

では、実際に陣痛が来た時にはどうすればよいのでしょうか。

まずは、出産する予定の病院に電話をかけ、現在の陣痛の状況や出産の進み具合などを相談します。

場合によっては、まだ、陣痛の感覚が長いようなら自宅で待機するように言われることもありますから、病院の指示を聞きます。

病院での受け入れができるかどうか、必ず確認するようにしましょう。

2.事前登録した電話番号からタクシー会社に連絡を

事前登録したタクシー会社に電話をし、

1.予約済みで、陣痛での利用をしたいこと
2.病院への連絡済みであること
3.付き添いのあるなし

など、タクシー会社からの確認にこたえます。

この時点で、配車がなかなか来ない、といった場合には、他の陣痛タクシーに電話してみることも検討しましょう。

重ね重ねになりますが、問い合わせる陣痛タクシーは事前登録した会社に限ります。

3.配車されるタクシーの番号などを確認の上、タクシーの到着を待つ

普段のタクシー会社の配車と同じく、迎えに来る予定の番号や車の番号を確認し、入院の荷物を準備して、配車を待ちましょう。

その際、大きめのバスタオルやレジャーシートなどを持っておくと安心です。

実際に陣痛タクシーを利用したママの声を紹介します

もえぴ!さん/飛鳥交通グループ/埼玉県

”初めての子、陣痛ではっきりは覚えてないが、夜中の破水で呼んだんですけど電話対応もよくお家に着いてからも、荷物を持ってくださったり、病院までスムーズに連れて行ってもらいました。本当に助かりました。ありがとうございます”

すけろくさん/三和交通/横浜市

”本当にすぐに来てくれて到着したら電話をくれ、病院にも一番近いルートで行ってくれました。
住所や産院を登録しているので、電話すれば確認だけしてすぐに来てそのまま連れて行ってくれるので、痛い時に話をたくさんせずにすみます。
たまたま主人が休みの日だったので二人で乗ったということもあるのかもしれませんが、運転手さんは穏やかで落ち着いていて口数は少なかったですが安心感がありました。”

y_r108さん/東宝タクシー/横浜市

電話してすぐに陣痛タクシーと伝え、15分とかできたと思います。初めてでしたがすんなりいけたので楽でした。運転手さんは初めてみたいでしたが、、平気でした!

えみんごさん/日本交通/東京都

”登録がスムーズだった。
実際に利用する時、痛くて多く話せなかったが、すでに登録しているため、迅速に対応していただき、利用できた。対応もとても丁寧でよかった。”

Hinako922さん/KMタクシー/東京都

”陣痛タクシーをネットで知り、万が一
夫が居ない時や一人の時に陣痛や破水した際に産院まで行けるように登録しました。

ネットで登録は簡単、ドライバーさんは全て訓練を受けている方のみ、事前に自宅と産院の、住所を登録するので実際は呼ぶだけで来てくれて登録の産院へ送ってくれる仕組み。

実際、私は日中に一人の時に破水があり、利用しました。
電話すると、すぐ手配してくれて電話口の方も優しい方で大丈夫ですか?と気遣ってくれた。
事前に入院セットは事前に準備していたので持ってタクシーを待つだけで落ち着いて待てました。

10分もせずタクシーが到着。前期破水だった事もありシートには、防水シーツが敷いてありドライバーさんも安全運転で送り届けてくれました。

実際、念の為と思って登録してましたが、いざ利用する事になり、産院に向かう時に準備していても、出産までどうなるか分からないし、初産でわからない事だらけだったので登録していてとても助かりました。

産後は陣痛タクシー以外にも普通に迎車手配に利用しています。”

tommy1222さん/西武ハイヤー/東京都

自分の職場がいつも利用してることから紹介され、西武ハイヤーさんのママタクシーに登録しました。妊婦健診時でも使用しました。陣痛が始まったのは深夜でしたが、10分ほどで駆け付けてくれました。破水はしていませんでしたが、いつ破水してもいいよう座席に防水シートを着けてくれていました。

りょーたんのままさん/大和自動車交通株式会社/東京都

”座席にシートは敷いてあるが、破水した時などに必要なタオルは持参してくださいと電話で伝えてくれました。
電話してから5分後ぐらいで到着し、病院まで何事もなく送ってくれました。”

runa mamaさん/おでかけかいご 合同会社 三喜/大阪府

”陣痛が来て連絡したら10分ぐらいですぐ来てくれて乗車中もしんどくないですか、シート倒してもらってもいいですよ。と気遣いもかけてもらい病院の入り口まで乗せてくださいました!下車する際、頑張って元気な子産んでください!とうれしいお言葉をもらいました^_^2人目もできたら利用したいと思ってます^_^”

takehoさん/つばめ交通/広島県

ネットで名前や住所などを登録するだけなので簡単でした。電話すると5分ほどで来てくれてとても助かりました。出産後の健診などでも使いましたが皆さん丁寧でとてもよかったです。

nrkavaさん/第一交通/山口県

”初めてのお産で出産間近は不安でたまらなく、車も持っていないという状況の中利用しました。
実際明け方に陣痛がきて電話したらすぐ来てくださり、病院まであっという間に着きました。
初めての状況でパニックだったので、支払いも後でいいというのが助かったのと、女性の運転手の方だったのが良かったです。利用して良かったです。”

みか1783さん/第一交通/福岡県

”未婚なので、陣痛が来た時は1人で病院に行くつもりで妊娠6ヶ月くらいの時に登録しました。
実際に陣痛が来た日は、天候も悪く深夜だったのですが10分くらいで来てくれました。
電話した時もとても落ち着いて対応してくれて安心できました。その時に破水の有無なども確認してくれました。
病院に着いてからも一緒に降りて玄関まで着いて来てくれました。
産んでだいぶ経ってからおっぱいパッドとおむつを入れる袋の試供品が届きました。”

【参考】

・陣痛タクシー(日本交通)
https://www.nihon-kotsu.co.jp/taxi/use/jintsu.html

・子育てタクシーについて(全国子育てタクシー協会)
https://kosodate-taxi.com/

まとめ

待ちに待った赤ちゃんに会える合図とはいえ、いざ、陣痛が来ると不安でいっぱいになる人も多いもの。

そんな時、安心して病院まで運んでもらえる陣痛タクシーは、陣痛の痛みで長く話せないときでも、病院まで案内してくれるので、本当に心強いものです。

出産後の退院や産後の健診などでも長くサービスが受けられる会社も多いので、ぜひ、この機に登録してみてはいかがでしょうか。

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