【親子で作るアロマクラフト】ゼラニウムの美肌ソープの作り方

【1】作り始めるその前に 精油の選び方について

写真ACアロマオイル,ハーブ,アロマ,ボディーソープ出典:www.photo-ac.com

一見、精油に見えるけれど、実は全く用途の違う別物が売られていることがしばしばあります。

美肌などさまざまな効能を期待するなら、100%天然の素材から、正しい製法で得られた精油を使う必要があります。

「ポプリオイル」や「アロマオイル」という名称で販売されているものは、似たような香りはしても、ハーブそのものが持つ有効成分は含まれません。

加えて皮膚刺激の強い物質で作られていることもあるので要注意です。正しく精油を買うためのポイントは次のとおりです。

1.商品名の表示に「精油」「エッセンシャルオイル」と書かれている

2.原料となる植物等の学名、抽出部位、抽出方法、生産国または原産国が全て書かれている

3.発売元、または輸入元の表示がある

4.製造年月日、または品質保持期限の表記がある

アロマテラピー初心者さんにはちょっと判断が大変かもしれません。

なので最初はきちんとしたアロマテラピーの専門店で、知識豊富なスタッフさんのアドバイスを受けてから購入すると良いですよ。

【2】材料・道具

写真ACアロマオイル3,ハーブ,アロマ,ボディーソープ出典:www.photo-ac.com

【材料】ゼラニウム精油...20滴 はちみつ...大さじ1 MPソープ素地...100g ドライハーブ...お好みで

※MPソープとは、電子レンジで溶かすことのできる石けん素地です。アロマテラピーの専門店で取り扱いがあります。

【道具】ビーカー、竹串、計量スプーン、はかり、ソープ型 
※ソープ型の代わりに、お菓子作りに使う型を使って作る人もいるそうです。

お子さんと一緒に、楽しい形を探してみてください。

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【3】作り方

写真ACせっけん,ハーブ,アロマ,ボディーソープ出典:www.photo-ac.com

1.適当な大きさに切ったMPソープ素地をビーカーに入れる。

2.電子レンジ(500w)で20秒~1分ほど加熱し、完全に液状になったところで取り出す。

3.はちみつを加えて混ぜ、次に精油を加えて更によく混ぜる。

4.ソープ型の半分ほどに3を流し込み、ドライハーブを入れる。

5. 3の残りを型の縁まで流し込み、風通しの良い場所にしばらく置く。

6.固まったら取り出して、風通しの良い場所で3日から4日乾燥させる。これで完成です。

作ってみると案外簡単で、お子さんでも作りやすいと思います。保存の際は常温か冷蔵庫で、3ヶ月をめどに使いきってくださいね。

【4】他にもまだある!アロマソープにおすすめの精油

写真ACフレッシュハーブ,ハーブ,アロマ,ボディーソープ出典:www.photo-ac.com

今回は皮脂バランスを整えて美肌に導くと言われている、ゼラニウムの精油をつかったアロマソープの作り方をご紹介いたしました。

しかし、美肌におすすめの精油はこれだけじゃありませんよ。

【ラベンダー】
新しい細胞の再生を促すので、肌荒れ対策におすすめ。

化学の実験中に負ったやけどにラベンダー精油を塗ったところ、傷の治りが早くなったことに気づき、そこからアロマテラピーの研究が始まったという逸話があるほどです。

【ベルガモット】
オイリー肌、にきびが気になる人におすすめ。アールグレイ紅茶の香りづけにも使われる柑橘類の精油です。さっぱりした香りは男性にも好まれます。

【ネロリ】
ビターオレンジの花から抽出された精油。17世紀のイタリア・ネロラ公国の公妃が愛用した香りです。肌の弾力性を取り戻し、年齢トラブルにも有効に作用するそうです。

これらの精油は専門店の店頭ほか、オンラインショップを利用しても購入することができます。専門ブランド公式のオンラインショップなら品質も安心です。

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まとめ

今回は、精油を使って作るボディーソープのレシピについてご紹介いたしました。レンジで溶かして、固めるだけなので、親子で簡単に作れると思いますよ。

精油は1種類だけを使っても良いですが、何種類かをブレンドするのもおすすめです。香りの幅が広まりますし、精油同士の相乗作用でワンランク上の美肌が目指せるかもしれませんね。

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