目次
- ▼クリスマスの絵本の特徴
- ▼クリスマス絵本の選び方
- ▼クリスマスにおすすめの絵本をご紹介します!
- ▼【1】コロちゃんのクリスマス|エリック・ヒル
- ▼【2】ペネロペしかけえほん メリークリスマス、ペネロペ!|アン・グットマン
- ▼【3】クリスマスおめでとう|ひぐち みちこ
- ▼【4】クリスマスって なあに|ディック・ブルーナ
- ▼【5】よるくま クリスマスのまえのよる|酒井 駒子
- ▼【6】サンタクロースと小人たち|モーリ・クナス
- ▼【7】ゆきだるまのクリスマス!|キャラリン・ビーナー
- ▼【8】ぐりとぐらのおきゃくさま|なかがわ りえこ
- ▼【9】だれも知らないサンタの秘密|アラン・スノウ
- ▼【10】トリックアートクリスマス|北岡 明佳(監修)
- ▼【11】ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス|ジャネット・アルバーグ
- ▼【12】Dream Snow|Eric Carle(エリック・カール)
- ▼【13】チャレンジミッケ!4 サンタクロース|ウォルター・ウィック
- ▼【14】クリスマスのおばけ|せな けいこ
- ▼【15】ノンタン!サンタクロースだよ|キヨノ サチコ
- ▼【16】ねずみくんのクリスマス|なかえ よしを
- ▼【17】まどから おくりもの|五味 太郎
- ▼【18】ほっきょくのクリスマス|ジャネット・ローラー
- ▼【19】クリスマスの ふしぎな はこ|長谷川 摂子
- ▼【番外編】クリスマスの足音|もうひとつの研究所
- ▼まとめ
クリスマスの絵本の特徴
クリスマスについての導入ができる

大人もウキウキするイベント、クリスマス!本来の目的は、イエス・キリストが生まれた日を祝うものです。
日本では、クリスマスケーキを食べてプレゼントをもらう、子ども達がワクワクするステキな日としても親しまれています。
加えて最近では、クリスマスの本当の意味を知ってもらうために、「クリスマスページェント」というクリスマスを表現した劇をする幼稚園などもあるようです。
ですが、キリスト教というものがよくわからない子どもにとっては、「イエス・キリストってだあれ?」という状態にもなりかねませんし、キリスト教を一から説くなんて難しすぎます…。
そんな時に、子どもにも優しい絵を使ってわかりやすく説明してくれるのが、クリスマスの絵本です。
劇をする幼稚園でもそうでなくても、クリスマスの前に絵本から導入すると、クリスマスが本当はどんな行事なのか、スムーズに受け入れてくれますよ。
クリスマスに登場する人や物、動物について教えてくれるもの
クリスマスムードを盛り上げてくれるのが、クリスマスツリーやリースなどの飾りや、プレゼントを届けてくれるサンタクロースとトナカイですよね。
北欧では、窓際に大きな星を飾ったりジンジャークッキーを焼いたり、ドイツではこの時期だけ開催されるクリスマスマーケットを楽しむそうです。
そんなクリスマスの楽しみ方を、子どもにもわかりやすく教えてくれるクリスマス絵本もあります。
絵本のキャラクターたちが、ツリーやリースを飾り、サンタさんを心待ちにしているのを見れば、「絵本でみんなツリー飾ってたね、一緒に飾ってみようか?」と声をかけると喜んで手伝ってくれそうです。
この時期限定の「いい子にしていたらサンタさん来てくれるよ」なんていう魔法も、効果倍増ですよ。
クリスマス絵本の選び方
赤ちゃんから小学生まで楽しめる!年齢で選ぼう
まだクリスマスを教えるのはちょっと早いかな?と思う0歳~2歳くらいの赤ちゃんには、楽しいしかけ絵本があります。ボードブックの固い素材でできているものなら、ぐしゃっとしたり、破いたりしてしまうこともなく安心して見せてあげられますよね。
また、ロングセラーのミッケシリーズのクリスマス本は、絵本はもう卒業?という小学生でも、ミッケの世界にのめりこんで楽しめます。
クリスマスの絵本は本当に種類が豊富なので、お子さまが一番楽しめる絵本を選んであげたいですね。
クリスマスにおすすめの絵本をご紹介します!
【1】コロちゃんのクリスマス|エリック・ヒル
ママと一緒にクリスマスの準備をしているコロちゃんのしかけ絵本!

初めてのクリスマス絵本にぴったりな、シンプルで丈夫なボードブックです。ママと一緒にクリスマスの準備をしているコロちゃん。どんなことをしているのかな?隠れた部分をめくるのが楽しい、かわいいコロちゃんのしかけ絵本です。
【2】ペネロペしかけえほん メリークリスマス、ペネロペ!|アン・グットマン
クリスマスパーティーの準備をするペネロペのしかけ絵本

クリスマスパーティーの準備をするペネロペ。たくさんのプレゼントにキラキラ輝くツリー…クリスマスのワクワク感がたっぷり詰まった絵本です。
ページをめくるごとに見つけるのが楽しくなるようなしかけがたくさんあるのですが、力いっぱい引っ張ってしまうお子さんにとっては壊れやすいという声も。丁寧に触れるようになる年齢からがおすすめかもしれません。
男の子も女の子も楽しめる、プレゼントにぴったりの大判サイズの絵本です。
口コミ
・ペネロペの愛らしさとしかけの面白さで子どもは気に入って抱えて離さなくなりました。大好きなペネロペが動くのが楽しいようです。いっぱい遊んでほしいと思います。
・大人も楽しめる大型のしかけ絵本です。精巧な作りなので、赤ちゃんを卒業した年ごろにおすすめです。
【3】クリスマスおめでとう|ひぐち みちこ
クリスマスの本当の意味を教えてくれる

「みんながまっていたうれしいことが起こりました。みにいきましょう」と天使が告げる場面から物語が始まります。キリストの誕生を分かりやすく伝えており、クリスマスの意味を知らない子どもたちに読であげたい一冊です。
1ページ、1ページは文章が短く、かわいいイラストが添えられているので3歳くらいから読んであげられますよ。日本のクリスマスは楽しいイベントとして受け入れられていますが、これを読むと大人も改めてクリスマスの意味について考えることができます。
「クリスマスってなに?」と子どもに聞かれたら、まずはこの絵本を思い出してみてくださいね。
口コミ
・シンプルな文章とやさしい絵でクリスマスの本当の意味を教えてくれる本です。
【4】クリスマスって なあに|ディック・ブルーナ
星にみちびかれて、東方の3博士の旅がはじまります

クリスマスの本当の意味を、ディック・ブルーナの絵でやさしく教えてくれます。キリスト生誕のエピソードが丁寧に語られていて、親子で聖書に親しむきっかけとなりそうな内容です。
文字数が多めのしっかりとした内容のため、5歳~6歳くらいからがおすすめです。
口コミ
・イエス・キリストの誕生について分かりやすく書かれているので、クリスマスの本当の意味が分かります。
・ミッフィーでお馴染みのブルーナの絵本はとってもかわいく、キリストについてシンプルに書かれているので、子どものクリスマスプレゼントにもおすすめです!
【5】よるくま クリスマスのまえのよる|酒井 駒子
くまと少年のやり取りがほっこりする絵本

酒井駒子さんの芸術性の高い絵は大人にも人気が高く、絵画を楽しんでいる気分になれる絵本です。
ママに叱られてしまった主人公「ぼく」が、サンタさんがくるかなぁと心配するところからお話が始まります。よるくまと主人公の「ぼく」の、ママを思う気持ちが溢れていて思わず感動してしまうストーリーです。
3歳くらいの子どもにおすすめです。
口コミ
・心温まるお話で、大人も泣ける作品でした。親子で楽しめます。寝る前の読み聞かせにもおすすめです。
・表紙をみて暗いお話かな、と思いきや、中の絵は色彩が鮮やかでとてもすてきでした。
【6】サンタクロースと小人たち|モーリ・クナス
サンタさんがどうやってプレゼントを配るのかを教えてくれる絵本
![サンタクロースと小人たち [ モーリ・クナス ],クリスマス,絵本,](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/image.cozre.jp/magazine/post/692997.jpg)
クリスマスが近づくと多くの子どもたちが思うこと。それは、「サンタクロースはどうやって世界中の子どもたちにプレゼントを配っているのかな?」、「サンタクロースはどうやって子どもたちにあげるプレゼントを手に入れているのかな?」などなど。
こちらはそんな疑問に答えてくれる絵本です。サンタクロースと、一緒に暮らすたくさんの小人たちの1年間がユーモラスに描かれています。
この絵本を読むと、サンタクロースと小人がプレゼントを配り終わったクリスマスの夜に食べる「アーモンド入りおかゆ」が食べてみたくなります。幼稚園生くらいから小学生まで楽しめる絵本です。
【7】ゆきだるまのクリスマス!|キャラリン・ビーナー
街中からたくさんの雪だるまたちが集まりパーティーをするお話

クリスマスイブの夜。みんなが寝静まる頃に街中からたくさんの雪だるまたちが広場に集まってきます。クリスマスツリーを飾り付け、みんなで楽しいパーティーをするのです。
アメリカの8人の子どもたちの両親が描いたこの絵本は、「ゆきだるまはよるがすき!」の続編です。1人1人違った手袋・帽子などを身に着けた雪だるまはどれも生き生きとしていています。
光が優しく描かれていて、読んでいると心が温かくなるようです。お話を読み終わった後は、各ページに隠れているねこやサンタの顔などを探すかくれんぼ絵本としても楽しめます。
口コミ
・隠し絵が楽しい、クリスマスを盛り上げてくれる絵本です。とってもかわいい雪だるまに癒されます。
・リズム感がいい文章なので、読みきかせにもピッタリです。
【8】ぐりとぐらのおきゃくさま|なかがわ りえこ
ぐりとぐらが見つけた足跡は…?
![ぐりとぐらのおきゃくさま [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集 (1)),クリスマス,絵本,](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/image.cozre.jp/magazine/post/692999.jpg)
ご存知の方も多い「ぐりとぐら」シリーズ第2弾の絵本です。「ぐりとぐら」は、関連書籍も含めると累計発行部数は約2000万部以上という大人気シリーズです。
初版の発行は1967年ですが、絵本の中に出てくるパンケーキが食べられるカフェが最近になって登場するなど、根強いファンが多い作品の1つです。
のねずみのぐりとぐらが雪合戦をしていると、雪の上に大きな穴を見つけました。どうやら足跡のようです。そのあとをつけてみると、その足跡はぐりとぐらの家に続いていたのです…。
作品中にはまたおいしそうなケーキが出てきて、思わず食べたくなってしまいます。
口コミ
・クリスマスを教えるのに適した絵本だと思います!
・ぐりとぐらのかわいい家や大きなチョコレートケーキなど、絵に夢があります。かわいくてほっこりします。
【9】だれも知らないサンタの秘密|アラン・スノウ
サンタに関する子どもの疑問に答えてくれる

物語はすでに表紙から始まっており、あのサンタクロースの洋服にはどのような秘密が隠されているかが描かれていますよ。サンタはどこに住んでいるのか、どんな生活を送っているのか…。世界中の子ども達が大好きなサンタクロースの知られざる秘密に迫ります。
サンタへのお手紙はどこへ行くか、プレゼントはどうやって運ばれるか…。どんな子でも一度は不思議に思う疑問の答えが詰まっています。この絵本を読めば子ども達は一層クリスマスに夢を抱けることでしょう。
クリスマス前の楽しい雰囲気作りにはピッタリです。次々に明かされるユーモアがある秘密には大人も「なるほど!」と思うことでしょう。クリスマスや季節が分かるようになる3~4歳頃から楽しめますよ。
口コミ
・「どうしてサンタさんは欲しいものがわかるの」、「どうやってサンタさんはいい子にしているかわかるの」といった子どもの素朴な疑問に答えてくれる本です。
・サンタの存在を信じなくなってきた子どもが本を読んで、また「サンタはいる!」と信じるようになりました。
【10】トリックアートクリスマス|北岡 明佳(監修)
クリスマスを待ちながらだまし絵や目の錯覚を楽しもう

だまし絵や探し物などで、読んで遊べる絵本「トリックアートアドベンチャーシリーズ」の第4弾です。
絵が浮き出して見える立体視や、絵の向きによって同じものの大きさが違って見えたり、周りの色によって同じ色が違って見えたりする錯視も楽しめます。特に立体視は大人にも少し難しいので、親子で夢中になって遊んでしまいそうです。
実際に型紙を切り取って比べられるページもあるので、子どもたちが身をもって体感できるのもいいですね。
探し物をどうしても見つけないと気が済まないお子さんには、巻末に答えがあるので安心です。クリスマスプレゼントにも喜ばれそうな絵本です。
口コミ
・子どもの好奇心を満たす楽しい隠れ絵本だと思います。
・幼児には難しいかと思いましたが、隠れた絵をどんどん見つけて行って子どもたちが夢中になった一冊です。
【11】ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス|ジャネット・アルバーグ
ゆかいなゆうびんやさんが自転車に乗って次々と手紙を届けていきます

イギリス人夫妻によるおまけ付き絵本、「ゆかいなゆうびんやさん」シリーズの第2弾です。たくさん雪が降った後のクリスマスイブ。ゆかいなゆうびんやさんが自転車に乗って次々と手紙を届けていきます。
絵本の中には6つの手紙が挟まれていて、届けられる手紙をまるで登場人物になったかのように読むことができます。
オオカミから赤ずきんちゃんへの「命がけすごろく」つきカードや、生姜パン坊や宛の「おもちゃまちクリスマス年報」など、大人もクスりと笑ってしまうような内容のものばかりです。郵便屋さんごっこも楽しめる、ユニークなしかけ絵本です。
口コミ
・中にお手紙が入っています!手紙あり、パズルあり、すごろくあり、のぞき絵ありと、子どもが大満足の1冊でした。
・しかけが楽しくて子どもに大人気の絵本です。大人が読んでもワクワクします。
【12】Dream Snow|Eric Carle(エリック・カール)
「はらぺこあおむし」の作者が描く、すてきなクリスマス絵本

「はらぺこあおむし」でおなじみのエリック・カールのクリスマス絵本です。ボードブックでしっかりとした作りになっています。絵もとてもエリック・カールらしい温かみのある美しいもので、しずかなクリスマスを味わうことのできる作品になっています。
まるでサンタクロースを彷彿とさせるおじいさんが畑仕事から帰ってきてお茶を飲んでウトウトしていると、次第にすべてが雪に包まれていきます。お昼寝から目を覚ましたおじいさんは何かを思い出し、急いで外へ。
家畜たちにプレゼントを用意するおじいさんの優しさ、そして最後の音のしかけにはうっとりしてしまいます。
口コミ
・エリック・カールさんの本は裏切りません。色々な色がちりばめられていて見て楽しめます。また、短くて簡単なストーリーなので読み聞かせにもピッタリです。
・色や動物の名前などの学習にも使えます。 動物のあてっこで子ども達は盛り上がります。
・読み終えるととても温かい気持ちになります。最後のベルの音色も素敵です。
【13】チャレンジミッケ!4 サンタクロース|ウォルター・ウィック
人気の隠し絵本「ミッケ」クリスマスバージョン

たくさんシリーズが出ている「ミッケ」のクリスマスバージョン。ウォーリーを探せのように、なぞなぞのように指示されたものを見開きの写真の中から探す絵本です。
なぞなぞ好きな時期のお子さんにおすすめですが、まだちいさなお子さんにはパパやママが簡単な問題を出してもいいかもしれませんね。たまに大人でも迷ってしまうくらい。
ごちゃっとした中にもアンティークな小物がちりばめられていて、夢のような幻想的な写真の世界にどっぷり浸かっていきそうです。
クリスマス版には、子供部屋を彷彿とさせるおもちゃでたくさんの棚や、美しい白銀の世界をおもちゃやツリーのオーナメントで表現したページなど、どれも本場のクリスマスの雰囲気を味わえる素敵な絵本です。
英語版は「I SPY」というタイトルで出ているので、英語のなぞなぞに挑戦するのもおすすめです。
口コミ
・クリスマスを楽しみにするために購入しましたが、子どもが喜んで毎日遊んでくれています。
・親子で時間を忘れるほど夢中になってしまいました。
・写真がとてもきれいで、クリスマスのすてきなオーナメントなどかわいいグッズであふれています。
【14】クリスマスのおばけ|せな けいこ
「ねないこだれだ」の作者が描くおばけのお話

クリスマスにおばけ?タイトルからして面白い絵本です。どこかで見たことがあると思ったら、「ねないこだれだ」の作者せなけいこさんの絵本です。
最初に登場するのはクリスマスを楽しむ女の子。たくさんごちそうを食べて、プレゼントもたくさんもらって幸せいっぱいの女の子ですが、ふと、おばけの子どもはどうなんだろう?と考えます。
普通は怖い気持ちでいっぱいになるおばけの存在。けれどもその女の子はそれがかわいそうだと考え同情するのです。
どんなことをしてあげたらおばけの子どもが喜ぶかな?とあれこれ考えるシーンは、とっても心が温まります。最後のうれしそうなおばけの子どもの格好には、くすっと親子で笑ってしまいますよ。
口コミ
・「弱者にやさしくしよう」という感性を刺激して伸ばしてあげられる本です。
【15】ノンタン!サンタクロースだよ|キヨノ サチコ
大人気のノンタンシリーズ

2歳くらいの子にも短くて読みやすいノンタンシリーズのクリスマス絵本です。どの絵本を見てもサンタクロースは「おひげを生やしたおじいさん」ですが、この絵本には動物ごとのサンタクロースが登場しますよ。
サンタクロースに直接赤い自動車をおねだりしたいノンタンはたくさんのサンタクロースを見つけますが、ノンタンにプレゼントを届けてくれるはずのねこのサンタクロースを見つけることはできるのでしょうか。
ノンタンの最後の「まいにちクリスマスだといいのにな」という言葉は、子ども達のクリスマスへの気持ちを代弁しているかのようです。プレゼントが待ちきれない子どもと楽しくめる絵本となっています。
口コミ
・いろんな動物のサンタが出てくるページがお気に入りです。
・プレゼントを心待ちにしている子どもに「早く寝ないとサンタさん来ないよ」と寝るのを促すいいきっかけになりました。
【16】ねずみくんのクリスマス|なかえ よしを
心あたたまるお話

「ねずみくんのちょっき」シリーズのクリスマスバージョンです。いつものモノトーンな絵がいつもよりちょっとだけカラフルで、縁取りも赤です。
「クリスマスツリーをつくって ねみちゃんをおどろかせるんだ」とモミの木を抱えたねずみくん。そこにアヒルくんが「ちいさいちいさい」とからかって、自分のツリーを「どうだい おおきいだろう」と威張ります。
そこにうさぎくんがやってきて「ちいさいちいさい」とさらにからかい、おなじように自分のツリーを見せびらかします。どんどん次の動物がやってきて、どんどん大きくなるクリスマスツリー、そして最後に小さなツリーをもったねみちゃんがやってきて…。
とっても素敵なエンディングです。クリスマスの本来のあたたかい気持ちをお子さんとシェアするのにぴったりの絵本です。
口コミ
・クリスマスツリーが出てきますが、クリスマス以外の季節にも楽しめる絵本です。
・ツリーに飾ってある靴下がそれぞれ動物の足型になっているなど、細かいところまで絵が描かれています。
・4歳の子どもでも1歳の子どもでも楽しめる本です。長く読んでくれそうです。
【17】まどから おくりもの|五味 太郎
人気作家、五味太郎さんのしかけ絵本

おなじみ五味太郎さんのしかけ絵本です。とても五味さんらしい作りになっていて、次のページに続くのぞき窓と、めくった先のページの全く違う絵のイメージに、大人も子どもも笑ってしまう楽しい絵本です。
サンタさんが動物たちのお家をまわります。家の外からチラりと窓をのぞいては、そのお家の動物に合うと思われるプレゼントを置いていきます…が、そのプレゼントが実は全部チグハグで、目を覚ました次の朝、動物たちとプレゼントはどうなってしまうのでしょう??
読み聞かせの時に、どうなっちゃうのだろうとお子さんと会話しながら読んでいくのもおもしろい本です。
口コミ
・自分が子どもの頃からの定番の絵本です。懐かしく、子どもへの読み聞かせも楽しいです。
・親子で会話しながら読める楽しい本です。
・おっちょこちょいなサンタさんがとてもかわいらしく、クリスマスが終わっても楽しめる本です。
【18】ほっきょくのクリスマス|ジャネット・ローラー
クリスマス、北極の動物たちを訪ねてくるのはだ~れ?

北極の動物たちのクリスマスを描いた、飛びだすしかけ絵本です。細かいしかけもあるので、絵本の扱いに注意が払える4,5歳くらいから読んであげるといいかもしれません。
クリスマスにやってくる大事なお客さんを迎える準備で、北極の動物たちは大忙し!遠くからやってくる大事なお客さんとはいったい誰なのでしょうか。
この絵本にはサンタクロースは出てきませんが、動物たちが一生懸命クリスマスの準備をする姿が胸を温かくします。どのページにも飛び出すしかけがあり、子ども達は次のページをめくりたくてウズウズすることでしょう。何度も読んでとせがまれそうな1冊です。
【19】クリスマスの ふしぎな はこ|長谷川 摂子
クリスマスのワクワク感がたくさん詰まった本

男の子が不思議な箱を見つけるところからお話が始まります。中にはなんとサンタさんが!クリスマスの日に子どもに聞かれる「サンタさんは今何してるかな?どこにいるかな?」という声を、サンタさんの様子がのぞける不思議な箱を通して楽しむことができます。
箱をのぞくたびに近づいてくるサンタさんの気配にワクワクしますよ。短い文章と優しいタッチのイラストで、サンタクロースがわかるようになる3歳くらいから楽しめる作品です。
イブの日に朝からソワソワする子どもの気持ちが描かれ、大人が読むと子どもの時の気持ちを思い出せるような温かみがあります。
口コミ
・箱をのぞくたびに近づいてくるサンタが自分のところにも来るような感じがするようで、本を読んではワクワクしています。
・絵のタッチが優しく、ちょっとノスタルジックな雰囲気で素敵です。
【番外編】クリスマスの足音|もうひとつの研究所
ママパパへの贈り物はこれ!

クリスマスについて描かれた絵本は数多くありますが、大人も夢中になるような少し変わった本を紹介します。こちらの本は文章で物語を綴ったものではありません。手のひらサイズのパラパラ漫画でソリに乗るサンタさんの目線が楽しめるようになっています。
上手に紙を送れるようになる6歳前後位から一人でも楽しめるでしょう。モミの木の間をすり抜けていく疾走感、雪景色に聞こえてくる鈴の音が子どもの心を掴みます。
著者の「もうひとつの研究所」とは、サンタクロースに合格点をもらえないちょっとおかしなプレゼントを作っている研究所のことだそうです。遊び心満載のプレゼントに触れてみませんか?
口コミ
・ぱらぱらとページをめくると本当にそりに乗っているかのような疾走感が味わえます。
・小さいのでプレゼントにピッタリです。
まとめ
いかがでしたか?クリスマスのワクワク感が盛り上がりそうな作品を選んでみました。プレゼントにもおすすめなので、クリスマスパーティーの時に持参するのもよさそうです。
毎年1冊ずつクリスマスの絵本が増えていくのも楽しみですね。ぜひ参考にしてみてください。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。