マイコプラズマはどうやって診断するの?マイコプラズマの治療法は?
マイコプラズマは細菌の一つで、感染すると風邪、肺炎、気管支炎を起こします。
5~12歳が好発年齢で、症状の多くは風邪と同じです。 咳のしぶきを吸い込んだり、患者と身近で接触したりすることにより感染すると言われています。
感染から発症まで潜伏期間が2~3週間あります。 感染した人の3〜5%が肺炎になり、発熱の後、痰を伴わない乾いた咳が強くなります。
当院では年齢、症状、レントゲン所見、採血(炎症反応の度合い)結果などを総合的に考えてマイコプラズマの診断を臨床的に行い、その上で必要ならDNA検査を行い、2〜4日後の結果にて最終判断するようにしています。
治療は、マクロライド系抗生物質(クラリスなど)が第一選択になります。 しかし、基本的には自然に治癒しますので、必ずしも抗生物質は必要ではありません。
しっかりと体力を回復させ、水分栄養補給と休養が重要です。
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厚生労働省・子ども医療電話相談事業
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