育児分担の実態は?
本記事は、0歳以上の子どもがいるコズレ会員を対象に実施したWebアンケートをもとに作成しています。
回答総数は824名で、年齢割合は20代未満が0.2%、20代が29.8%、30代が59%、40代が10.8%、50代以上が0.2%となっています。男女比は男性2.7%、女性96.8%、無回答が0.5%となっています。
また子どもの数が1人は67.0%、2人が24.1%、3人が7.0%、4人以上が1.9%。子ども(末子)の年齢は、0歳が61.7%、1歳が23.0%、2歳が7.6%、3歳が4.9%、5歳が0.8%、6歳が0.7%、7歳以上が1.3%となっています。
そして仕事の状況については、育休中が36.8%、専業主婦(主夫)が23.4%、フルタイムワーカー(会社員)が21.8%、パート・アルバイトが11.6%、自営業・フリーランスが2.3%、その他が3.6%という回答です。
育児分担の状況

はじめに「現在、普段の育児は自分とパートナーのどちらがどのくらい担っていますか?」という質問に答えてもらいました。
その結果、「自分がほとんど担っている」が49%、「自分の方がやや多い」が34%で、8割以上の回答者が自分の方が主に育児を担っていると感じていることがわかります。
女性の回答者が96.8%であることから、多くのママが感じている状況と言えるでしょう。
項目別に分担状況を聞いてみました

さらに細かく実態を見ていくために、育児を項目別に、自分とパートナーのどちらが担当することが多いかを聞いてみました。
ほとんどの育児項目で、ご自身が多く担っていると感じている方が多いことがわかりましたが、沐浴・入浴、外出先での抱っこは、パートナーも多く担っているようです。
一緒に遊んだり、おでかけしたりなどは夫婦で半々と答えた方が多くいました。
育児分担の実態がわかってきましたが、この状況に皆さん不満はあるのでしょうか?
育児分担に満足してる?不満は?

現在の育児分担について不満はありますか?と聞いてみたところ、「ない」と答えた方が63%、「ある」と答えた方が37%という結果でした。
意外と多くの家庭で、育児分担はうまく回っているようです。とはいえ、残りの約4割の方からは不満の声も。どんなことに不満を感じるのか具体的に聞いてみましたよ。
育児分担の不満点はどんなこと?

一番多かったのが「自分ばかりが育児をしていると感じる」、続いて「指示しないとやってくれない」、「パートナーがやっているつもりになっている」という回答でした。
そして他にもこんな声が!
えみさん 自分の機嫌や都合のいい時だけ、父親ヅラをする。周りに育児やってますよアピールをする。
あゆろはさん 相談すると、フルタイム(夫)と専業主婦(私)入れ変わる?と言われる。
1さん 保育園お迎え以降やお休みの日などがほぼ自分の担当で、残業や休日勤務ができない。
パパからはこんな声も!
bb14luckyさん もう少し育児をさせて欲しい!
育児分担がうまくいく秘訣は?

アンケートでは、現在の育児分担に「不満はない」と答えた方が約6割にのぼりました。しかし、その裏には「小さな工夫」や「ちょっとした話し合いの積み重ね」があるようです。
後編では、実際に分担を改善できたママパパたちの体験談と、育児分担がうまくいく秘訣をご紹介します。
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アンケート調査の概要
「育児分担」調査
※調査手法:Webアンケート
※調査対象:0歳以上の子どもを持つコズレ会員
※実施期間:2025.08.19-2025.09.17
※n=842
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