物の気持ちになってみる(年少編)
【1】もったいないばあさん|真珠 まりこ

もったいないってどういう意味?
ご飯を残しちゃう、水は出しっぱなし…。よくあることですが、そろそろ「もったいない」の意味を教えたくなりますよね。もったいないばあさんは、食べ残しを食べてくれたり、水を止めてまわったり、涙をふいたティッシュだって遊びにしてくれちゃうスゴ技の持ち主。
どこからか現れる不思議なおばあさんが、「もったいない」をお子さんにわかりやすく教えてくれますよ。
先輩ママパパの口コミ
2018/06/11
るるこさん この絵本を与えた年齢(月齢):4歳 / 子どもの性別:男の子

5
幼稚園の月のお約束が、「勿体無いことをしません」だったので。 文字が少なく簡単で、わかりやすかったからか、 よく笑いながら楽しそうに聞いていました。 読み聞かせ後は勿体無いことをしないように気をつける姿勢が見え、おばあちゃんのやっていることを真似しようとしてみたりしていました。 詳細を見る 2018/06/11
kaHo4さん この絵本を与えた年齢(月齢):4歳

4
何がいけないのか、どうするべきなのかを分かりやすく且つ面白く描かれており、子どももお気に入りでした。親である私もとても面白く読め、自分自身読んでいて改めなくてはいけない事にも気付かされるような、親も子どもも成長出来る一冊だと思います 詳細を見る 【2】ビロードのうさぎ|マージェリィ・W・ビアンコ

誰にでもある本当に大切なおもちゃのお話
子どもの頃一緒に寝たり、落ち込んだ時に見ると元気になる。誰にでも、そんなおもちゃってあるのではないでしょうか。これは、ある男の子とぬいぐるみのうさぎのお話。クリスマスにもらったビロードのうさぎを男の子は大事にしていますが、だんだんと汚くなって…。
酒井駒子さんの絵とあいまって、最後には静かな感動が押し寄せます。
「物を大事にしなさいって言うのに疲れちゃった」なんて時には、そっと一緒にこの本を読んでみてください。
先輩ママパパの口コミ
2018/09/28
yyyyukieさん この絵本を与えた年齢(月齢):2歳6-11ヶ月 / 子どもの性別:男の子

5
母親の私が好きな本で子どもが産まれる前から持っていました。2歳には少し難しい内容ですが、きれいな絵に引き込まれたかのように「読んで」と持ってきました。そして長い話ですが、じっと集中して最後まで見ています。話の内容が理解しているかは分かりませんが、2歳の子どもなりに感じることがあるのだと思います。とても素敵な絵本でこれからも大切に、子どもと読んでいきたいと思っています。 詳細を見る 2018/09/28
☻*さん この絵本を与えた年齢(月齢):3歳6-11ヶ月

5
お義母さんから買ってもらい、勧められ、まずは私が読んでみました。とても感じるものが多く、感性を育む絵本になってるなと思います。子どもには少し難しい部分もあるかもしれないのですが、それがまた子どもにとって学べる要素にもなっていて長く読み続けていける絵本だと思います。 詳細を見る 【3】ぞろりぞろりとやさいがね|ひろかわ さえこ

使われなかった野菜はどこへ行く?
冷蔵庫の中でしおれかけた野菜たちが、ある夜そっと抜け出します。集まった野菜たちは、使われない恨みつらみを吐き出しますが…。ゲッソリしたトマトやしなしなのごぼうなど、見覚えのあるしおれぶりにお子さんだけでなく、ママパパにもズーンと響いてしまいそう。
「うちにもミミズのお坊さん、呼ぼうかな…」と思う方、少なくないかもしれません!
ちょっとシュールな世界ですが、野菜嫌いなお子さんも「明日は野菜食べよう!」と心に誓ってくれそうな内容ですよ。
すぐ捨てないで!まだまだ使えるよ(年中編)
【1】こんとあき|林 明子

こんとあきの絆に感動!
「はじめてのおつかい」などでも有名な、林明子さんの作品です。こんはあきが赤ちゃんの時からずっと一緒のぬいぐるみ。ある日うでがほころびてしまったこんのために、ふたりでおばあちゃんちに向かいますが…。
旅の間、お互いを支えあうあきとこんの姿に、思わず胸を打たれてしまいます。
読み終わったら、お子さんもお気に入りのお人形やぬいぐるみをきっと大事にしたくなりますよ。もちろん、電車や車もね!
先輩ママパパの口コミ
2018/06/07
わおんちゃんさん この絵本を与えた年齢(月齢):5歳 / 子どもの性別:女の子

5
林明子さんの絵や、旅をするドキドキ感が好きなので選びました。 絵をじっと見たり、コンの変化に興味を持っていた。電車のドアにコンの尻尾が挟まれてしまうシーンで、「痛そう!」など、声をあげていました。砂丘では、犬の足跡を追って見つけようとしていました。 詳細を見る 2018/06/07
maco88さん この絵本を与えた年齢(月齢):3歳6-11ヶ月 / 子どもの性別:女の子

5
柔らかい絵のタッチで、私自身が小さい頃に読んでもらっていたのでこの本が好きで、大人になってから改めて読むととても良い話で心が温まるストーリーだったので読もうと思いました。もともとこの作者さんの他の作品が好きだったこともあります。 読み聞かせしたときは、話は少し長めでお話も展開のあるストーリーですが、じっくりよく見ていました。 詳細を見る 【2】ちいさなくれよん|篠塚 かをり

小さくなったクレヨンが大活躍!
保育園や幼稚園などでも身近なクレヨン。小さくなってしまって、ぽいっとほったらかしになっていることってありますよね。このお話では、そんなクレヨンが外に出ていろいろなものをきれいに塗ってくれるんです。
ほろりと泣けるラストは、お子さんもママパパも思わずジーンときちゃいますよ。
ちびたクレヨンほどお気に入りの証!大事にしたいですね。
【3】おじいさんならできる|フィービ・ギルマン

形を変えて長く使う大切さ
赤ちゃんのヨゼフにおじいさんが縫ってくれたブランケットは、時を経てジャケット、ベスト…と違う物に変化しながら使われていきます。こちらはユダヤの人々に伝わるお話で、物を大事に使う昔の人々の知恵を描いた作品。
どんどん小さくなりながら最後に行き着いた先とは?ページ下のネズミ一家もお忘れなく!
できることやってみよう(年長編)
【1】ペネロペちきゅうがだいすき|アン・グットマン

ペネロペとエコにチャレンジ!
まだ理解させるのは難しいけれど、そろそろ自然や資源を大切にすることも話していきたい。そんなママパパには、大人気ペネロペシリーズから、環境のことを考える1冊をご紹介します。
水を使いすぎない、使っていない部屋の電気は消す、など日常生活でできることを、ペネロペと一緒にチャレンジ!
「これ、ペネロペもやってたよね」と話しながら、お子さんと楽しく始めてみてはいかがでしょうか?
【2】おさるのジョージ木をうえよう|M.レイ H.A.レイ

ジョージもリサイクルに参加!
おさるのジョージ好きなお子さんには、こちらがおすすめ。みどりの日のお手伝いを頼まれたジョージは、リサイクルできそうな物を集めながら公園に向かいますが…。
うっかりみんながいるものまで集めてしまうジョージですが、木を植えるお手伝いをして一件落着。
最後のページには、地球にやさしい暮らしのヒントがまとめられています。
【3】キュッパのはくぶつかん|オーシル・カンスタ・ヨンセン

収集好きなお子さんに!
石や枝、ビー玉に虫!子どもって、時には驚くようなものまで集めてきますよね。まさにそんな男の子のキュッパは、森で集めたたくさんの物で博物館を開きます。
一見がらくたのようですが、みんなに見せたり、図録を作ったり、最後は飾りを作ったりと、キュッパはとことんがんばり屋さん。
リサイクルショップやフリーマーケットという言葉も出てくるので、物の処分についてお子さんと話すいい機会にもなりそうですね。
まとめ
今回は、物を大切にする心を育む絵本をご紹介しました。
ひと言で「もったいない」「物を大切に」といっても、お子さんにはピンと来ないことも。
絵本を通じて、嫌いなものを少しだけがんばって食べてみる、おもちゃを片付けるなど、普段の生活でできることから一緒に始めてみてはいかがでしょうか?
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・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。
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