目次
どんなものが家にあると便利?
リビングでは…
家族が集うリビングにはいろいろなお悩みがあります。



防音対策
時間を構わず走り回る子どもの足音は、意外と音がひびき、騒音トラブルになることも。子どもがのびのびと過ごせるように、部屋の防音対策は徹底したいですね。
安全対策
子どもが長い時間過ごすリビングでは、転んでも痛くない床やだと安心です。柔らかい床材やカーペットなど、安全な床選びを心がけましょう。
キッチンでは…
ママにとって大切な場所となるキッチン。1日に立つ時間が長いからこそ、お悩みがつきません。



家族とふれあえる対面式キッチン
対面式であれば、 子どもはキッチンに居るママを確認できるので安心することができます。ママは子どもの様子を見守れるので、いつでも声をかけることができますね。
また、テレビの配置を工夫すれば、ママはテレビを観ながらキッチンに立つこともできるので、料理時間も充実しますよ。
広いキッチン
作業スペースが確保できると料理がしやすい上に、子どもと一緒に料理もできます。さらに、食洗器や生ごみを簡単に処理できるディスポーザーもあれば、家事の時短にもなります。
玄関周りは…
子どもが小さいうちは、玄関回りのお悩みも色々。



広い玄関
小さな子どもがいる家庭は、玄関が広いと快適です。ベビーカーが問題なく通れる幅と、砂場グッズやボールなど遊び道具を収納できるスペースがあれば便利ですよね。
駐車場や駐輪スペースがあれば、来客時にも対応できます。
さらに広い庭があれば、家族での過ごし方も充実します。
開け閉めしやすいドア
玄関ドアはセンサーキーなどで開け閉めできると、荷物が多い時も助かりますね。子どもが小さいうちは、ドアの開閉でケガをしないような安全対策も必要です。
お風呂場・水回りでは…
毎日使うお風呂場や水回りにもお悩みはたくさん。



お風呂場
お風呂場には、子どもが複数人いても、家族でゆったり入れる広い浴槽が欲しいところ。さらに、子どもたちの着替えもしやすい広い脱衣所は助かりますね。
洗面所
洗面所は、子どもが手を洗いやすく、赤ちゃんのうちは沐浴ができるスペースがあれば便利ですよ。トイレ
トイレは、おまるをおけるスペースや細々としたものを収納できると衛生的にも安心です。家全体では…
健やかで快適に子育てするためには、家全体を通していろいろな工夫が必要です。
収納スペース
重要視したい点に収納の多さがあります。子どもに触って欲しくない物を入れられるチャイルドロック付きの棚や高い所の鍵付き収納があると理想です。
子どもが自分でお片付けしやすい場所にあると、常に整理整頓できますね。
日当たりや快適な室温
理想は、「夏は涼しくて、冬は暖かい」部屋。室温以外にも日当たりや風通しも気になるところ。大きな窓や床暖房などがあると、1年中快適に過ごせますね。
安全・衛生対策
安全面・衛生面においては、階段に落下防止柵の設置や、除菌・殺菌ができるような空気清浄機を設置するスペースも確保したいですね。掃除やお手入れが簡単に済む、汚れに強い床や壁紙なども人気です。
エレベーターの設置
マンションに住む場合は、エレベーターは必須です。子どもを抱っこした状態でベビーカーや重い買い物袋を階段で運ぶのは大変ですよ。子育てしやすい間取りは?
リビング中心の生活
子育て世代には、広めのリビングに和室やキッズスペースが隣接している間取りが人気です。
リビングに十分なスペースがあれば、床が傷つかないためのプレイマットや、日中寝かせておけるベビーベッドを置くことが可能です。
また、リビングを通って子ども部屋に入る導線は、子どもの帰宅後に顔を確認できると高評価です。
部屋数は家族や成長に応じて
部屋数は、家族の人数+1部屋という間取りが人気です。
余った部屋は納戸や物置、客間として使用可能です。
子ども部屋は子どもが小さいうちは広々と使い、大きくなったら仕切りで分け、プライベート空間を作るなど、成長に合わせて変化させることで快適な間取りとなりますよ。
寝室は赤ちゃんに配慮
寝室はそれぞれの家庭の生活スタイルによってベストな形が様々です。
子どもが赤ちゃんのうちは、夜泣きも多いので、夫婦やきょうだいの寝室を別にしたほうが良いという意見や、夫婦一緒に夜泣き対応できるので、家族で川の字に就寝、ベビーベッドを大人のベッドの横に置くほうが良いという意見もあります。
いずれにせよ、ベビーベッドや大きなベッドを置くゆとりのあるスペースがあると、状況に合わせて使い勝手の良い空間に変更可能です。
何が近くにあると子育てしやすい?
病院・医療施設
一概に病院と言っても、小児科クリニックから総合病院までいろいろありますが、近所にかかりつけの小児科や内科があると良いですね。予防接種や風邪などの軽い病気でもすぐに診てもらえると安心です。
また、子どもによっては、皮膚科や呼吸器内科に頻繁に通う場合もあります。
さらに、夜中に高熱が出た場合や怪我をしてしまった時のために、救急病院があるどうか確認しておくと良いでしょう。
子ども・育児関連施設
ママ友作りや情報交換の場として最適なのが、地域の児童館や子育て支援センターです。
近所にあれば、雨の日などでも行きやすく、万が一子どもがグズってもすぐに帰宅できるので便利です。
また、保育園、幼稚園はもちろんのこと、将来を見据えて公立学校の学区や学童もチェックしておけば、安心して子育てを進められますよ。
ショッピング関連施設
小さい子どもを連れての買い物は本当に大変。雨の日は、ベビーカーを使うのも子どもの手を引いて歩くのも一苦労です。
また、近所に用途別に使い分けられる買い物施設があれば便利ですよ。
●スーパーマーケット
毎回まとめ買いする必要もなく、買い忘れがあってもすぐ買いに行けるので便利です。
●ドラッグストア
おむつや粉ミルクなどを気軽に買いに行ける場所として重宝します。
●デパート
お祝いやお礼などの上質な品物が買える上に、食料品売場もあるので近くにあるとうれしいですね。
●コンビニ
食材や生活用品の買い足しはもちろん、公共料金の支払いや宅配便の手配もできる上に、銀行口座のATMもあるので、お金の入出金もできて安心ですね。
レジャー施設
毎週末、家族でおでかけするのは楽しいけれど、毎回だと大変ですよね。
そんな時、近くに海や山、大きな公園があると、気軽にピクニックやアウトドア遊びを楽しめるので助かります。
子どもが小学生になると、1人で公園などに遊びに行くこともありますが、家の近くであれば帰り道の心配も軽減します。
どんな場所に家があると子育てしやすい?
子育て世帯が多く住んでいる場所
子育て中のママパパにとって、ママ友・パパ友、そして子ども自身のお友達は、とても大切な存在となります。
できるだけ友達をたくさん作るためには、子どもが多い地域に住むのが1番です。お友達が多いと、万が一の時に助け合うこともできて安心です。
また、子どもにとっても小さい頃からよく知る幼なじみがいると、将来的にもうれしいですよね。
災害が少ない場所
いまや災害大国と言われている日本。できる限り災害の少ない地域に住みたいですね。
津波や川の氾濫による水害ができる限り少なく、地震が起きても土砂崩れなどの被害に遭わないような場所がおすすめです。
また、特に木造住宅が立ち並ぶ住宅密集地は、火災発生時に引火の心配もあります。
住もうと検討している地域の災害歴や地盤調査もしておくと安心です。
治安が良い場所
最近は子どもが被害にあう事件や事故が多く、子育て世帯には心配が尽きません。そこで治安の良い地域に住んでおけば、少しでも事件や事故のリスクを減らすことは可能です。
また、都心部は交通事故や人口の多さから、不審者事件も多いです。しかし田舎は、人が少ない分周囲の目が届かず子どもが狙われやすいというデメリットもあります。
都会すぎず田舎すぎない場所が理想ですね。
車の通りが少ない場所
子どもは急に車道に飛び出したり、よそ見をして歩いたりと、とにかく危険がいっぱい。交通量の多い地域に住むと、小学生になっても、1人で歩かせるのは心配です。
家の周りや通学路は、大型車両の通行や渋滞が少なく、車道と歩道が分かれている道が安心です。また、歩道が広いと、ベビーカーでも歩きやすいので楽です。
実家との距離はどのくらいがいい?
近い派、離れている派に分かれる
「同居まではしたくないけど、実家と近いほうがいい」という人の多くは、車で5分~10分程度の距離感を理想としています。
「近くに住むぐらいなら、サザエさん一家のように、3世代にわたって皆で住んだほうが便利なのでは」という意見もありますが、同居絶対反対派の意見も多くあるので、夫婦でしっかり話し合うのが良いでしょう。
両親や義理両親が健康で関係が良ければ、近くにいると子育ての最強サポーターになってくれるので心強いですよ。
そのほかの理想の家って?
会社に近い
最近は共働き夫婦が増えているので、会社と家の距離が遠すぎない場所に住むほうが便利とされています。
特に、子どもの感染症や発熱で保育園や幼稚園からお迎え要請が来た時に、家と会社と園の距離が近いと負担が減りますね。
また、災害時もすぐに帰れた方が、子どもにとっても親と離れず済むので安心です。
子育てにやさしい自治体
住んでいる地域の自治体が子育て世帯に理解があり、育児のサポート体制が充実していると安心です。
地域によっては出産時にお祝い金が貰えたり、保育園や幼稚園の負担額が安かったりと、そこに住んでいなければ受けられない恩恵がたくさんあります。
そういった地域は、自然と子育て世帯も多くなるので、住みやすい環境と言えますよ。
頼れる仲間がいる
近所に頼れる親族を始め、ママ友や知り合いがいると、万が一何かあった時に助けを求めることができます。
また、住み始めは知り合いが全くいなくても、児童館や支援センターなど子育てサービスが充実していると、そこに行くことで、ママ友・パパ友もできるので安心です。
まとめ
「理想の家」の形は家庭によって様々で、子どもの数や、子どもの年齢によっても変化していきます。まずは、しっかり下調べをして住みやすい地域を探すことはもちろん、子どもが大きくなるにつれて家の中を柔軟に変化させることが可能な家を目指すといいですね。
それはやはり、注文住宅など自分で間取りを決められる家でこそ叶えられます。夫婦でこれからの将来設計を立てるにあたり、ぜひマイホームについても話し合ってみましょう。理想の家づくりは、理想の家族づくりに繋がる大切な役割を担ってくれますよ!
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