目次
3歳から習い事を始めるメリットとは?
たくさんの「楽しい!」で脳の成長を促す
脳の約80%は、0〜3歳まで、遅くとも5歳までにほぼ完成するといわれています。この時期に「楽しい」と感じる体験をたくさん経験することで、脳の発達に良い影響を与えることができます。
3歳ごろからは好奇心が一気に高まり、自発的に物事へ取り組むようになります。普段の生活とは違う体験ができる習い事は、その成長を後押ししてくれます。
未来を支える土台が育める
習い事を通して特に育まれるのが、運動神経と巧緻性(手先の器用さ)です。
幼少期に適切な運動経験を積むことは、
・将来的な運動能力の発達に良い影響を与える
・丈夫でバランスのとれた体づくりにつながる
など、生涯にわたる健康的な生活の基盤となります。
さらに、芸術系の習い事では指先を使う機会が多く、
・手先が器用になる
・脳が活性化し、思考力や記憶力が鍛えられる
とも言われています。こうした経験は、今後の学習意欲や創造的な活動の土台づくりの助けになります。
できることが増えて、自信がつく
習い事では、先生の話を聞いたり、他の子どもたちと関わったりする場面が多くあります。家とは異なる環境で新しいことに取り組むことは、子どもにとって大きな挑戦になります。
このような経験を繰り返すうちに、「自分でできた!」という達成感を味わう機会が増え、それが自信につながっていきます。自信がつくことで、集団生活の中でも積極的に行動できるようになるなど、子どもの社会性にも良い影響が期待されます。
習い事の選び方|4つのポイント
①子どもの好きなこと・やりたいことを選ぶ
まずは、親の希望よりも、子ども自身が「やりたい」と思えることを優先して選んであげましょう。
子どもが興味や関心を持てる習い事を選ぶことで、好奇心が育まれ、新しい環境にもスムーズに馴染みやすくなります。自分から楽しんで取り組めるため、長く続けやすいのも大きなメリットです。
②時間・曜日・月謝・送迎距離を確認する
習い事を選ぶときは、時間や曜日、月謝、送迎の距離といった生活面に関わる条件をしっかり確認することが大切です。
レッスンの時間だけでなく、準備や移動も含めたスケジュールも確認しておきましょう。
・ドアtoドアでどれくらい時間がかかるか
・雨の日の送り迎えはどうするのか
など、送迎の負担を考慮したうえで選ぶと、無理なく通えます。
習い事によっては、月謝だけでなく、道具代や発表会費など追加で費用が発生することがあるので、予め確認しておくと安心ですよ。
③自宅での負担(親のフォローなど)を確認する
習い事を始める前に、自宅での負担がどれくらい必要なのかを確認しておくことも大切です。
例えば、
・練習用の楽器や道具などを自宅で購入しておく必要があるのか
・自宅で親が一緒にフォローしなければならない宿題や練習があるのか
などです。
もし必要であれば、その費用や時間が確保できるのか、ということも確認しておくといいですね。
④体験レッスンで①~③をチェック!
習い事の教室では、体験レッスンや見学ができるものがほとんどです。まずは気になっている習い事を体験してみましょう!
体験レッスンの際に、
・子どもも親も楽しく通えそうな内容か?
・先生と子どもたちの様子は?
・参加している親の雰囲気は?
などをチェックしてみてください。
体験や見学時に気になるところは、先生にしっかりと質問してくださいね。
3歳の習い事ランキング!
1位:スイミング
スイミングは、泳ぎの技術だけでなく、基礎的な体力や健康的な体づくりなど、心身の発達にも良い影響を与えることから、とても人気のある習い事です。
3歳児向けの教室では、まずは水に慣れ、水の中で楽しんで過ごせるようになることを大切にしています。
大きなプールが初めてと言うお子さんや、水に怖さを感じているお子さんもいるので、おもちゃなどを使って遊びながら水に親しみ、慣れてきたらビート板やヘルパーを使ってバタ足をするなど泳ぎの基礎を学んでいきます。
先輩ママがスイミングを選んだ理由





2位:英会話
人間の耳は3~7歳頃に急速に発達すると言われていて、この時期に英会話を始めると、正しい英語の音が聞き分けられる「英語耳」を育てることができるとも言われています。
3歳児のレッスンでは、歌を歌ったり体を動かしながら、楽しく英語に親しみます。カラフルなイラストの教材やゲームを取り入れている教室もあり、3歳児の興味を引き出しながら、英語での挨拶やアルファベットなどの基礎を遊びながら学ぶことができます。
先輩ママが英会話を選んだ理由




3位:通信教育
通信教育は、自宅に教材が送られてきて、ワーク学習や体験教材を親子で一緒に取り組めます。大人数での習い事はまだ早いかな?という場合でも、自宅でできる通信教育なら自分のペースで進められるので安心です。
3歳児の発達段階に合わせたものになっているので、学習の基礎となる内容を幅広く身につけることができ、初めての習い事として人気です。
先輩ママが通信教育を選んだ理由





4位:ピアノ
ピアノを3歳頃から習い始めると、音感やリズム感が身につくのはもちろん、弾くときに指先を使うので、知性・知能を伸ばす効果も期待できます。
その他にも左右の手が違う動きをする、楽譜を先読みして弾く、楽譜を暗記するなどから、脳の発達に良い影響を与えると言われています。
3歳ごろのピアノ教室では、ピアノだけでなく歌やダンスを取り入れているところもあり、楽しく音楽に親しめるので人気です。
先輩ママがピアノを選んだ理由





5位:サッカー
サッカーは、スポーツの習い事の中でもとても人気の習い事です。
基本的にボール一つあれば練習できるので、3歳頃からでも自宅でも練習しやすく、チームプレーなのでチームのお友達とのコミュニケーションの中で社会性も身につきます。
また、運動量の多いスポーツなので、楽しみながら幼児期から体力をつけることができます。
3歳頃は、試合形式ではなく、ボールを使った遊びや基礎的な体力をつけながらサッカーを楽しめる練習が中心となっています。
先輩ママがサッカーを選んだ理由


5位:体操
基礎的な体力や柔軟性を身につけられる体操も運動系の習い事の中で人気です。
将来的に運動を続けていく際にも、いろいろな種目に応用できるので、初めての習い事としては最適です。
3歳での内容は、手遊びやリズム遊び、ボールなどを使った運動など遊びの要素を取り入れている教室も多く、楽しみながら運動能力を高めていくことができます。
先輩ママが体操を選んだ理由



親が子どもにさせたい習い事ランキング!
1位:スイミング
実際に三歳児でしている習い事のランキングでも1位だったスイミングですが、親も自分の子どもにやらせたいと思っている人が多いです。
全身を使って行うスイミングは泳ぎの技術だけでなく、基礎的な体力や健康な体づくり、心身の発達にも良い影響を与えてくれ、他の種目にも応用がきくためとても人気です。
親自身が泳げなくて困った経験や、健康で運動神経の良い子に育って欲しいという願いから、習わせたいという親が多いようです。
2位:英会話
国際化が進み、小学校からの英語学習も進んでいる昨今、就学前の早い段階から英語を身につけて欲しいと考えている親も増えてきました。
人間の耳は3~7歳頃に急速に発達すると言われているので、この時期に英会話を始めるのはその後の英語学習に良い影響を与えてくれます。
歌やダンス、ゲームなどを取り入れている教室もあるので、英会話を身につけるだけにとどまらず、総合的なコミュニケーション能力を身につけられるというメリットもあり、初めての習い事としては最適です。
3位:ピアノ
小さい頃から良質な音楽に触れ、感受性豊かな子に育って欲しいという願いから、ピアノを習わせたい親も多いです。
また、ピアノは、音感やリズム感を身につけることができるのはもちろん、弾くときに指先を使うので、知性・知能を伸ばす効果が期待でき、脳の発達に良い影響を与えると言われています。
心を豊かにする情操教育と知性を伸ばす知育的な要素を兼ね備えた人気の習い事ですね。
4位:習字
美しい字を書く技術が身につく習字は将来的にも社会人としてとても良い印象を与えるため、習わせたいという親が多い習い事の一つです。
3歳ごろは、鉛筆や筆を扱うための基礎になる「運筆」から習い、少しずつひらがなやカタカナを練習していきます。
きれいな字を書けるようになることだけでなく、正しい姿勢や、集中力が身につくなどのメリットもあります。
これらは他の場面でも子どもにとって良い影響を与えるので就学前に身につけさせたいと思う親も多いです。
5位:体操
基礎的な体力や柔軟性を身につけられる体操は、健康な身体を作り、身体を動かすことが好きな子になって欲しいという願いから習わせたいと考える親が多いです。
将来的に運動を続けていく際にも、いろいろな種目に応用できるので、初めての習い事としては最適です。
3歳では、まだ家で過ごすことも多いので、習い事で体操をすれば安全な環境で習慣的に身体を動かせるというメリットもあります。
習い事に関するお悩みランキング
1位:月謝が高い(月謝以外にお金が何かとかかる)
習い事に関するお悩みで一番多いのが、費用がかかるということです。
月謝以外にも道具やユニフォームなど、中には消耗品もあるので当初の予定よりも何かとお金がかかってしまうと言う場合もあります。
2位:送迎が手間
次に大変なのが毎回の送迎です。
子どもの習い事の送迎時間を考えて、親も予定を立てたり、教室が遠いと行き帰りにかなりの時間を取られたりしてしまう場合もあります。
これが毎週、毎月、となると意外と大変になってきます。
3位:教室が近所にない
習い事を続けるにあたって、通いやすさはとても大切です。
習い事が遠いと、子どもは通うだけで体力を使ってしまいますし、ママパパも送り迎えが大変ですよね。
やりたい習い事があっても、通学の負担が少なくなる年齢になるまで待つというママパパもいますよ。
4位:教室開催時間・曜日と都合が合わない
やってみたいと思う習い事があっても、曜日や時間が合わない場合もあります。
3歳ごろの子どもは、まだ決まった予定通りに毎日過ごすのも難しい場合もあるので、曜日や時間に、無理のない範囲で習い事を見つけるのは意外と大変かもしれません。
習い事は時間が取られる…それなら、通信教育もアリ!
通信教育のメリットとは
通信教育(こどもちゃれんじ、Z会など)のメリットは、
・いつからでも始められる
・すきま時間に勉強ができる
・教材が充実している(子どもが勉強に興味がわくよう工夫がされている)
・費用が安い
などがあります。
年齢に合わせた偏りが無く楽しめる内容になっているので、何から始めればいいかわからないというお悩みも解決してくれます。
また、家にいながらちょっとした時間でできるので曜日などにとらわれることなく自分のペースで進められますよ。
まとめ
子どもの習い事は、脳や身体が著しく発達する3歳ごろから始めると将来的にもとても良い影響を与え、可能性を広げてくれると言われていますが、それぞれのお子さんの成長段階に合った時期に始めればOKです。
スポーツ系から芸術系、お家でできる通信教育など幅広いジャンルがあるので、お子さんが興味を持ったものを大切に、ママやパパにとっても無理なく楽しんで続けられる習い事を選んであげられるといいですね。
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