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保育園ってそもそも何歳から入園できるの?
赤ちゃんが生後57日以上になってから

妊娠中・育休中のママが最初に抱く疑問は「保育園っていつから入園できるの?」ということ。
保育園に入れるのは、赤ちゃんが生後57日以上(生後2ヶ月以上)になってからです。これは労働基準法により、ママは出産翌日から産後8週間は就労できないためです。
ほとんどの保育園は生後57日以上から赤ちゃんの受け入れを行っていますが、中には生後5ヶ月から、生後8ヶ月からと保育開始月齢を定めている保育園もあります。
この理由は園によって異なりますが、安全面を考慮しての理由がほとんど。首がすわってから、腰がすわってからなど具体的な発達状況を示している園もあります。
0歳のうちから保育園を利用したいと思っているママパパは、子どもの出産予定日や誕生日と、希望する保育園の保育開始時期を照らし合わせておく必要がありそうですね。
働くママに朗報?!育休がさらに延長可能に
育休延長にともなうメリット・デメリット
仮に、1歳の時点で保育園への入所ができず育休を延長する場合、次のようなメリット・デメリットが考えられます。
メリット
・子どもと一緒に過ごす時間が増える
・仕事以外の時間が取れる(リフレッシュ・資格の勉強などの自己啓発など)
・比較的体調を崩しやすい時期の預け入れを避けられる
・比較的保育園に入りやすい4月を待てる
デメリット
・保活が長引く
・家計に影響がでる
・子どもと一緒の時間が長くなり、ストレスが溜まることもある
・職場復帰が遅くなるため、仕事についていけなくなることもある
・職場の負担が大きくなることもある
平成29年10月の制度改正により、2歳までの延長が実施されるように

育休は、子どもの1歳の誕生日まで取ることができます。しかし、保育園入園が決まらず子どもの預け先が確保できない、ママパパのやむを得ない事情により子どもを養育するのが困難となった場合、育休を延長することができます。
これまでは、子どもが1歳6ヶ月に達する日前までの延長が可能でしたが、 平成29年10月の制度改正により、さらに2歳に達する日前まで延長することが可能になりました。
しかし、育休を延長しても必ず保育園に入れるという保障はないため、育休を延長したとしても一概に保活に余裕が出るとは言えないでしょう。
もし待機児童となってしまった場合、気を落とすばかりでなく、子どもとの時間を楽しんでみたりキャリアアップの時間に割いたりと、ママ側の気持ちやパパの協力で有意義な育休が取れるのではないでしょうか?
先輩ママパパに聞いた!保育園に入園したのは子どもが何歳の時?
0歳入園が最も多い

それでは、先輩ママパパはそんな葛藤を抱えながら何歳から保育園に入れることにしたのでしょうか?
コズレ会員に行った保活についての調査で、お子さんが入園した年齢を聞いてみました。結果は、0歳入園が64%、1歳入園が28%、2歳が7%。
やはり0歳から入園させるママパパが多数でした。0歳児枠は年度始めには自然と空くので、早期に職場復帰を目指すママ達にとっては狙いやすい時期のようですね。
実際に、0歳・1歳・2歳それぞれ年齢に入れて良かったこと、反対に大変だったことはどんなことなのでしょうか?
下記では、先輩ママパパから寄せられた体験談をご紹介します。何歳から保育園に入れようかと迷っているママパパはぜひ参考にしてみてくださいね。
0歳で保育園に入れた先輩ママパパの体験談
良かったこと① 人見知りをしない

良かったこと② 先生に育児の相談ができる

良かったこと③ 子どもが泣くことなく仕事に行ける

良かったこと④ 社会性が身につく

大変だったこと① しょっちゅう体調を崩す

大変だったこと② ママと一緒の方がいいのかもと思う

大変だったこと③ 生活リズムが崩れる

1歳で保育園に入れた先輩ママパパの体験談
良かったこと① 元気いっぱいたくさん遊べる

良かったこと② トイレトレーニングがすすむ

良かったこと③ 言葉や遊びの幅が広がる

大変だったこと① 親と離れるのが大変

大変だったこと② 何度も体調を崩す

大変だったこと③ 着替えの量が増える

2歳で保育園に入れた先輩ママパパの体験談
良かったこと① 笑顔が増えた

良かったこと② 手先が器用に、お話も上手になった

良かったこと③ 同い年の子とのコミュニケーションが上手になった

大変だったこと① 朝はドタバタの連続

大変だったこと② 登園を嫌がり離れるのに苦労した

大変だったこと③ 子どもと離れるのが辛かった

まとめ
先輩ママパパの体験談はいかがだったでしょうか。保育園通園にあたっては、子どものこと、仕事のこと、様々な考慮すべきポイントがあることが分かりました。
これから出産をする、保活の予定があるご家庭は、子育てについてどう考えるか、職場復帰のタイミングをどうするか、子どもとの時間をどのような形で作っていくか、ぜひママパパで話し合ってみてはいかがでしょうか?
もし保育園への入園が今決まらなかったとしても、育休延長期間を有意義に過ごすことがママパパ、子どもにとって大切なことなのかもしれませんね。
※期間:2018年4月11日-4月18日
有効回答数:2759
質問方法:Webアンケート
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