睡眠は身体を休めるだけではない

睡眠時に成長ホルモンが分泌され、記憶の整理が行われている

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寝る子は育つなんていうことわざがありますが、実際に睡眠には成長を促す効果があることはもう皆さん知っていますよね。睡眠には休息だけではなくて、「成長ホルモン」の分泌という大切な役割があります。

加えて睡眠時は脳も休息を行い、学習したこと(勉強とは意味合いが異なります)や、記憶した物事の整理をしている時間とも考えられています。

睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠とを交互に繰り返し、身体の休息と脳の休息、記憶の整理や成長ホルモンの分泌などを、私たちが知らない間に色々なことをしてくれているのです。

お昼寝はどうして必要なの?

子どもは元気に見えても体は疲労している

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おおよその目安ですが、保育園では3歳児クラスか4歳児クラスになるまでお昼寝の時間があります。施設によっては3歳を機に幼稚園にならって、お昼寝をしなくなる場所もあるかもしれません。

でもお家で過ごしているお子さんの場合には、「お昼寝をしなくても大丈夫なんです。」というママもいます。そうするとお昼寝の必要性が曖昧になってしまいそうですが、そうしたお子さんによく見られるのが夕方や夕飯、お風呂のタイミングで眠くなったり機嫌が悪くなったりしてしまいます。

これは、子どもはお昼寝をせず遊んでいて元気に見えていても、実は身体はしっかりと疲れを感じていることが理由としてあげられます。

もちろん体力の個人差もあるので、お昼寝をしなくても夜の睡眠まで体力が持つ子どももいるでしょう。ですが、見えない疲れに目を向けるためにも3歳くらいまでは昼食後にお昼寝の時間を取ってもいいかもしれません。

保育園では眠れない子どもも、お昼寝の時間には横になって身体を休めるようにしています。遊びたい気持ちは分かりますが、午後にも元気いっぱいに保育園での生活を楽しんでもらい、帰宅後にも夕食をたくさん食べて睡眠が取れるようにしたいからなのです。

たっぷりの睡眠で健康な生活を

休息をしっかり取ることで元気に遊び、いっぱい食べる生活をつくる

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夜の睡眠もお昼寝も、子ども達の無自覚な疲れを取るという意味合いがあります。子ども達は、集中してしまうと体力の限界を超えても遊ぶことができてしまいます。

それは良い面として捉えることもできます。しかし夕方や夕食時に眠くなってしまうなどの問題が起きないよう配慮してあげるのも、大人のかかわりで大切なことかと思います。

本当に眠れない場合でも、少し部屋を暗くして横になるだけでも疲労回復が期待できます。一人で横になることができないなら、ママパパも一緒になってゆっくりと横になる時間を設けてもいいかもしれませんね。

ママパパが寄り添ってくれていることに安心して、普段は眠らない子もお昼寝ができるようになるかもしれませんよ。

まとめ

今回は子ども達の「休息」、「成長」、「記憶の整理」に密接に関連した、睡眠とお昼寝について保育士の視点からひも解いてみました。

お昼寝といっても、ただ単に疲れを取るだけでなく次の行動を健康的に行うことに繋がっていると考えると、必要性を改めて考えてもらえるのかなと思います。

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