【1】意外と簡単にできる!手作りだしを作ってみよう

だしの栄養&おいしさ

こんぶ、かつおぶし、干ししいたけ、いりこ,離乳食,だし,おかゆ

突然ですが皆さん、自分の母乳を飲んでみたことはありますか?どんな味かと言われると大人には表現しがたい繊細さですね。(苦笑)

赤ちゃんは母乳のうまみ成分をしっかり舌で味わっています。母乳の主な成分は「グルタミン酸」で、これは昆布だしに含まれるうまみ成分と同じです。

そのため、母乳以外のものを口にするはじめの一歩に昆布だしを選ぶと、赤ちゃんは馴染みあるおいしい味として自然に受け入れてくれると言われています。

また、離乳食初期ごっくん期は塩分、糖分などは加えず調味料は使用しませんので、だしを有効活用してうま味で素材の味を引き出しましょう。

かつおぶしに含まれる「イノシン酸」干ししいたけに含まれる「グアニル酸」は「グルタミン酸」と並ぶうまみ成分で和食の基本といえる味です。

だしをすったおかゆや野菜スープは、敏感な赤ちゃんの舌をよろこばせることができるはずです。さっそく基本のだし4つをご紹介します。

だしの種類

(1)昆布だし
(2)かつおだし
(3)いりこだし
(4)干ししいたけだし

■昆布だしレシピ|離乳食ごっくん期からOK

水を張ったボウルに入っている昆布,離乳食,だし,おかゆ

<材料>
昆布 15g 
水 1L

<作り方>
(1)昆布はぬらしたキッチンペーパーで表面の汚れをさっとふき(白い粉はうまみ成分なのでふきとらないように注意)長さを10cmに切る。

(2)密封できる保存容器に昆布、水を入れ冷蔵庫で一晩置く。昆布を取り出し冷蔵保存で3日OK。

■干ししいたけだし|離乳食ごっくん期からOK

水に浸かる干ししいたけ,離乳食,だし,おかゆ

<材料>
干ししいたけ 15g 
水 1L

<作り方>
(1)干ししいたけはさっと洗い、表面の汚れや石づきの汚れをおとす。

(2)ジップロックに(密封容器の場合は干ししいたけが浮かないように上から小皿かペーパーをかぶせる。)水、(1)を入れ寝かして冷蔵庫で一晩置く。干ししいたけを取り出し冷蔵保存で3日OK。

<保存の仕方>
戻し時間をじっくりかけるとうま味が増す2つのだしは、まとめて作り冷凍保存しておくと便利です。製氷器に流し入れキューブ状にしたものを冷凍庫で小分け保存しておきます。(1週間保存を目安になるべく早くお使いください。)

■離乳食用お手軽かつおぶしだしレシピ|離乳食中期もぐもぐ期からOK

お皿に乗ったかつおぶし,離乳食,だし,おかゆ

<材料>
かつおぶし 4g 
水 2カップ 
ティーパック 1袋

<作り方>
(1)ティーパックにかつおぶしを入れる。

(2)小鍋に水を沸騰させたら火を止めて(1)をいれてしばらく置く。粗熱が取れたらティーパックを取り出す。

※かつおぶしは、タンパク質なので離乳食中期もぐもぐ期に移行してから赤ちゃんにあげるようにしましょう。

■離乳食用お手軽いりこだしレシピ|離乳食後期カミカミ期からOK

いりこと粉末状のいりこ,離乳食,だし,おかゆ

<材料>
煮干し 10g 
水 1と1/2カップ 
ティーパック(お茶パック) 1袋

<作り方>
(1)煮干しの頭、はらわた(黒い部分)をとりのぞく。ティーパック(お茶パック)に処理した煮干しを入れる。

(2)小鍋に水、(1)を入れ弱火でじっくり加熱する。沸騰したら再度火を弱めて2~3分煮る。

(3)ティーパック(お茶パック)を取り出し冷ます。

青魚のタンパク質で、味わいも強いので、離乳食後期カミカミ期に移行してからがおすすめです。

<使い方のコツ>
いりこの風味を味わうなら、冷蔵庫で一晩置くか、使用前に30分水につけておきましょう。細かなかすをペーパーで漉す行程が必要な2つのだしは、離乳食用に使い切りの量で。

ティーパックを使うことで手間を省き、忙しくてもきちんとだしが取れると思います。だし、水の量は、作る離乳食にあわせてお好みで調整してください。(作り置きしたい場合は冷蔵保存で3日。)

お皿に乗った味噌玉,離乳食,だし,おかゆ

いりこだしをとり終えたら…。出し殻はそのまま捨てずに少し乾かしてミルミキサーで粉末状にしましょう。ふりかけにしたり、こんな風に味噌と混ぜれば味噌玉も作れますよ。

お椀一杯分の味噌の量をラップで包んで味噌玉を作っておけば、熱湯を注ぐだけで即席みそ汁が楽しめます。

【2】日本人の主食、お米からおかゆを作ってみよう

おかゆのステップアップの仕方|固さは?水の割合は?

笑顔のおかゆ,離乳食,だし,おかゆ

離乳食の基本といえるおかゆ。はじめて離乳食を作るとき、赤ちゃんにどのくらいの固さで与えればいいの?量はどのくらい?と戸惑うことが多いと思います。

一般的に10倍、7倍、5倍粥といわれるおかゆの段階は、米に対しての水の割合(米1:水10=10倍粥)で呼ばれています。

鍋で煮込んだおかゆは時間はかかっても甘みが増してとてもおいしいものですが、毎日少量の離乳食のおかゆを米から作ることは忙しいママには大変なこと。

短時間で手軽にごはんから作るおかゆを一覧と、基本の全粥(5倍粥)のレシピをまとめました。小鍋でさっと加熱して作るときにも、離乳食グッズを使って電子レンジで作る時にもぜひ参考にしてみてください。

ごはんから作る、おかゆの段階別一覧表,離乳食,だし,おかゆ

おかゆのポイントをおさえて、離乳食の開始から完了まで上手につきあっていきましょう。米粒の固さはママが試食して確かめながら、火加減や水分量を調整していただければと思います。

10倍粥のイメージ

チリレンゲにのせた10倍粥,離乳食,だし,おかゆ

7倍粥のイメージ

チリレンゲにのせた7倍粥,離乳食,だし,おかゆ

全粥(5倍粥)のイメージ

チリレンゲにのせた5倍粥,離乳食,だし,おかゆ

全粥(5倍粥)レシピ|離乳食後期カミカミ期からOK

<材料>
ごはん 60g
水 120ml~150ml(蒸発分を考えやや多めに。鍋の大きさや火加減により調整してください。)

<作り方>
(1)小鍋にごはんを入れ、スプーンなどの背で軽くつぶす。分量の水を加え全体を混ぜて
弱火で加熱する。

(2)くつくつと沸騰してきたら、とろ火にして焦げつかないよう時折混ぜて10分加熱する。

(3)鍋ごとそのまま蒸らす。(15分くらい)

【3】おいしくなる野菜の下ごしらえ方をマスターしよう

蒸す・煮る・茹でるについて

茹で野菜の盛り付け,離乳食,だし,おかゆ

離乳食の本には、レシピはあっても詳しい野菜の下ごしらえの方法って書いてないんだなぁと常々思っていました。

たとえば、「ほうれんそうは柔らかく茹でてすりつぶす」とさらっと書いてあっても実は結構面倒な作業で、離乳食作りって難しい、大変と感じますね。

そして必ず「細かく刻んでから柔らかくなるまで煮る」という工程を目にしますが、素材が大きなまま加熱したほうが旨みや栄養が逃げないので、離乳食も同じように作りたいな。とママになり感じたことでした。

繊維のある葉ものは、茹でて一度冷凍して固いまますりおろしたほうが繊維が簡単に断ち切れるので手軽だと思います。

にんじんや大根を生のままおろすより、蒸して甘みが出たものをおろしたほうが断然甘くておいしいんです。つぶすのも実は大きいほうが簡単。

ジップロックに柔らかくなった野菜を入れて手で押してつぶすと、すりばちやマッシャーがなくても離乳食になります。そんなちょっとした下ごしらえのヒントで離乳食の野菜をもっとおいしくしませんか。

野菜の下ごしらえ表,離乳食,だし,おかゆ

基本は「蒸す」作業になりますが、例えばこんな風にまとめて蒸してしまうと保存用のストックを作るのも簡単です。

蒸しなすは、皮をむいて5分ほどでできあがり!なので先に取り出しましょう。その他の野菜は15分~20分ほどでしっかり柔らかくなります。蒸し野菜は、このまま大人の一品としても活用できるので便利ですね。

野菜を蒸す時のコツ

せいろ蒸しした野菜,離乳食,だし,おかゆ

芋類や根菜は、厚みがあるので蒸し上がるのに時間がかかってしまうことありますよね。そんな時は、大きい野菜は半分に切ってから蒸すと、蒸し時間を短縮することができますよ。

蒸篭(せいろ)を使えば、食卓も華やかに

ふたをした蒸篭,離乳食,だし,おかゆ

我が家は蒸しものは蒸篭(せいろ)で、というのが定番です。深いフライパンで水を沸騰させて、上に重ねるだけでOK。

このまま食卓に出しても見栄えがするし、しばらく温かいまま保存することができます。今はシリコンタイプ、陶器など色々な蒸し器があるのでより手軽なものがありそうですね。

電子レンジで火を通す場合は、蒸しムラを防ぐためにオーブンシートで包んで蒸気を逃がさない工夫をするといいと思います。

この記事を書いた人

オーガニックママさん

オーガニックママ,離乳食,だし,おかゆ

ママと子どもがよろこぶごはんを提案するnaturalkitchen.komeru代表オーガニックママです。「胎内から食育はスタート」を実践し妊婦ごはん~幼児食のヒント・レシピをご紹介しています。

5歳児子育てに泣き笑いする毎日はまさに修行!アラフォーママのリアルな悩みもお届けします

・掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。

関連するキーワード

この記事はプレママスクエアからの提供コンテンツです