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妊娠中の胃痛って?原因は何?いつ頃起きる?
多くの妊婦さんが胃痛を経験しています。
妊娠中の身体の不調は心配になりやすいもの。こんな症状は私だけ?どこか具合が悪いのかしら?赤ちゃんに影響は?と不安に陥りやすいものですが、実は、そうではありません。
胃痛は多くの妊婦さんが経験するもの。
実際、妊婦さんたちからは、多くの胃痛体験談が寄せられています。
妊娠3ヶ月頃に胃痛が頻発しました。吐きづわりによりまともに食事が取れず、取ったとしてもすぐに戻してしまっていたので、胃が荒れてしまっていたのだと思います。(あっさんフィーザキーさん)
妊娠8ヶ月ごろ、お腹が大きくなったせいかあまり食欲がなくなり、ときどき起こる胃の痛みにも悩まされました。キュッと痛む感じで少し横になっていれば治るのですが、なるべく薬を飲みたくなかったので温かいスープや温めたほうじ茶など胃にやさしそうなものを飲むようにしていました。(chicchiさん)
胃痛の原因は時期によってさまざまです
妊娠初期はつわり症状のひとつとして胃痛が現れることがあります。これは、妊娠すると大量に増える女性ホルモンが胃腸の働きを弱めるために、起こるものです。
女性は妊娠すると、赤ちゃんを異物とみなして体外へ出してしまわないように、胃腸の動きが弱くなるとも言われています。
また、週数が進み、妊娠中期・後期になると、大きくなった子宮が胃を圧迫することで胃の動きが悪くなったり、胃を押し上げられることで逆流性食道炎のような症状が起き、胃痛が起きると言われています。
このように、妊娠中の胃痛は時期によっても原因が異なるようです。
胃痛対策で妊婦さんが服用できる薬、太田胃散。
妊娠中に薬を飲んでも大丈夫?

まずは、妊婦さんたちが薬を飲む上で一番気にしている、お薬は赤ちゃんと自分の身体にどんな影響を与えるのか、という点について。
「妊娠中に薬の影響が出やすいのは、大きく分けて二つの時期。まず初期は、赤ちゃんの大事な器官などを作る時期で、一部のお薬で赤ちゃんに奇形を起こしたりすることが報告されています」
次に妊婦さんへの影響が考えられるのが妊娠後期。
「妊娠後期には、お薬の影響で早産を引き起こす、ということが懸念されます。例えば便秘薬など腸の動きを促すようなものの場合、その刺激で早産のきっかけになってしまうということもあるんです」
妊娠の前半は赤ちゃんへの影響、後半は早産が心配されるので、お薬を注意深く選ぶ必要があるのですね。
しかし、薬剤師さんやお医者さんといったプロの助言を得てお薬の選び方を間違わなければ、使えるお薬もあります。
「多くの市販薬は、長い歴史の中で使われてきたものや、医療用医薬品の中で安全性が高いということが認められて、市販薬として販売する許可を得たものなので、市販薬であるということはある程度安全な薬ということが言えるんです。
もちろん、妊婦さんは、主治医の方に確認することは忘れないでいただきたいのですが、そこで先生のOKがあれば、痛みを無理せずにお薬を使っていただいて大丈夫です。」
妊娠中も太田胃散は大丈夫!その理由は…?
市販薬の中でも長い歴史を持つ太田胃散には、妊婦さんからのお問い合わせもたくさんいただきます。
「太田胃散の成分は、制酸剤と生薬、消化酵素です。薬が赤ちゃんに影響するのは、飲んだ薬の成分が身体の中に吸収され、血液に移行した場合ですが、太田胃散に含まれるこれらの成分はごく微量しか吸収されません。
また、太田胃散に使われている制酸剤や生薬、消化酵素は元々体内にある成分や食品として使われている成分なので、必要以上に多量に摂取しなければ身体に悪影響はないんですね」
こうした説明を妊婦さんにもしっかりして、使っていただける薬もあることをお知らせしています。
太田胃散はどんなふうに胃痛に効くの?
そもそも、太田胃散はどのように妊娠中の胃痛に効くのでしょうか。
「胃痛には制酸剤が効果を発揮します。炎症の原因となっている胃酸を中和することで、胃痛や胸やけにスーッと効いています。」
また、生薬は胃のはたらきを良くするはたらきが、消化酵素は脂っこいものなどの消化を助けるはたらきがあり、妊娠中の弱った胃をサポートします。
さらに、お薬の効き方が速やかで効果的なのも特徴のひとつです。
「多くのお薬は、お薬を飲んだあと、吸収されてから血流にのって効果を出す、という仕組みが多いのですが、太田胃散などの胃腸薬は、胃の中で直接胃酸を中和するため効き目が早いのが特徴です。
さらに、太田胃散は細かい粉末状のお薬なので、飲んですぐ食道に入ったときからスーッとした効き目を感じられます。」
太田胃散を服用するときに注意していただきたいこと
お医者さんのOKさえ出れば、胃痛に苦しむ妊婦さんに使っていただける太田胃散なのですが、やはり、気を付けていただきたいこともあります。
ポイントは大きく3つ。
1.持病のある妊婦さんは注意
2.お薬を服用するための飲み物にも配慮を
3.太田胃散のシリーズ品の中には妊婦さんは注意が必要な製品もある
特に注意して頂きたいのは、腎臓や甲状腺に病気がある方です。太田胃散に含まれている制酸剤には、ナトリウムやマグネシウムなどのミネラル成分が含まれています。これらのミネラル成分は、元から体内にも含まれていますが、多くなりすぎたときには腎臓のはたらきにより体の外に排出されます。ただ、腎臓の機能が低下している場合には排泄が遅れ、一時的にミネラル成分の濃度が高くなることにより身体に不調が現れることがあります。また、甲状腺の病気の方は、服用されているお薬との相性が悪い場合があります。ご使用の際は、主治医の先生とご相談いただくようお願い致します。
そして、持病が無い人でも気を付けたいのが、どんな飲み物でお薬を飲むか、です。
お薬を飲むのは、お水が一番良いのは皆さんご存じの通りです。逆にNGなのは牛乳。大量の牛乳と一緒に服用すると、制酸剤が牛乳の成分と反応して、めまいなどを起こすこともありうるので、牛乳では服用をしないようにしてください。
太田胃散の製品には粉末の「太田胃散」以外にも錠剤タイプなどいくつかのシリーズ品があります。そのうちの一つ、「太田胃散A<錠剤>」は、成分の中に赤ちゃんに影響が出る恐れのあるものが一部含まれていますので、妊婦さんにはおすすめしていません。服用される前にはかならず医師に相談しましょう。
また、多くの漢方薬はデータの蓄積が他のお薬に比べて少ないため、妊婦さんへの安全性がまだ確立されていません。太田胃散のシリーズ品の中では、「太田漢方胃腸薬Ⅱ」が該当しますので、服用される前には医師に相談してください。
「太田胃散」、「太田胃散内服液」、「太田胃散チュアブルNEO」は妊娠中でもご服用いただけます。
太田胃散からプレゼント
今回、本記事を読んでいただいたコズレ会員様に太田胃散からプレゼントをご用意いたしました。
なんと太田胃散のオリジナルデザインLINE Pay カードを15名様にお送りいたします。
ご希望の方は、以下の応募ボタンから応募ページにお進みください。
※2016年8月23日をもってプレゼント応募は終了致しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
まとめ
妊娠中に使えるお薬、太田胃散。いかがでしたでしょうか。
妊娠中はなるべくリスクを避けたい、とつい薬を我慢してしまいがちですよね。でも、適切なアドバイスを受ければ安全に使える薬もあるということが分かっていただけましたでしょうか?
妊娠中はさまざまな体調のトラブルがつきものですが、お薬とも上手に付き合って、快適なマタニティライフを過ごしたいですね。
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