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のぶみの絵本の特徴
のぶみってどのような人?
出典:www.youtube.comのぶみさんは、絵本作家になるまでが、ちょっとめずらしい経歴のためテレビやメディアで取り上げられることも多い作家さんです。
小学生のときにいじめにあい、強くなってやるとがんばっているうちに、なんと暴走族の総長にまでなってしまったそう。その後、女の子が多いからという理由で保育専門学校に通い、そこで好きな女の子ができます。
その彼女が絵本好きだったため、絵本を描きはじめたそうです。そしてその彼女、今の奥様だそうですよ!なんだかロマンチックですよね。
絵本以外にも、「みいつけた!」のおててえほんに出てくるアニメーションを手がけたり、「おかあさんといっしょ」の『ブラブラせいじん』『こちょこちょむしのこちょたろう』の作詞もされています。
どのような絵本を書くのか
のぶみさんの絵本は、シリーズものが多いのが特徴です。代表的なシリーズ作品に「しんかんくんシリーズ」、「かめんライダーシリーズ」、「おひめさまようちえんシリーズ」などがあります。
のぶみさんも2児の父親だからかもしれませんが、新幹線やカブトムシ、恐竜やアイドル、おひめさまなど、子どもが大好きなモチーフを扱った絵本が多いのも人気の理由です。
また、ファンタジーたっぷりな絵本が多いのものぶみさんの作品の特徴のひとつ。子どもなら誰もが夢見るような素敵な世界を楽しむことができます。
人気絵本作家「のぶみ」の人気絵本のご紹介!
【1】ママがおばけになっちゃった!|のぶみ
交通事故で死んだママがオバケになって…

まずご紹介するのは、はじめにも触れた話題作「ママがおばけになっちゃった!」です。読んだことがある方も多いかと思います。
物語のはじまりで、もうママは交通事故で死んでしまい、おばけになって登場するという、なかなかショッキングな幕開けです。
おばけになったママは、息子のかんたろうの様子を見に行くのですが、序盤は「もうママのてきとうなりょうりがたべられないねぇ」とおばあちゃんと話すかんたろうに、「てきとうでわるかったわね!」などとツッコミをいれてしまうママおばけ…などコミカルなムードですすみます。しかし夜になると…?
テーマや設定がやはりママが死ぬ、という大きなものなので、小さな子どもに読ませるものではないのでは…といった意見もあるようですが、のぶみさんは「大切な人に、大切だと伝えよう」という思いで書かれたそう。まずは先にママパパが読んでみるのも良いですね。
口コミ
・読んでいて泣いてしまいますが、笑いあり涙ありの絵本です。
・子どもより先に親が泣いてしまう感動する絵本でした。
・色々な意見がある絵本ですが、親も子どもも読んでよかったと思います。
【2】しんかんくん うちにくる|のぶみ
新幹線が会いに来てくれた!

続いてご紹介するのは「しんかんくん うちにくる」です。現在「しんかんくんシリーズ」は8作品あるのですが、こちらがシリーズ第1作品目。
主人公の新幹線「しんかんくん」は、いつも自分を見にきてくれている男の子「かんたろう」を最近見かけません。心配になったしんかんくんは、なんとホームを飛び出し、かんたろうに会いに街に出てきてしまいます。
電車好きな男の子は必ずと言っていいほど、駅に新幹線を見に行きますよね!ところがこのお話では、新幹線から会いに来てくれます。夢の様なお話ですね。
口コミ
・男の子におすすめの楽しい絵本です。
・読めば読むほど楽しい絵本でした。子どもも大好きです。
【3】しんかんくん でんしゃのたび|のぶみ
しんかんくんと、たくさん電車を見に行く旅

続いてご紹介するのは「しんかんくん でんしゃのたび」です。こちらは「しんかんくんシリーズ」の最新作。
しんかんくんは、かんたろうが大好き、かんたろうは電車が大好き!
ということで、ふたりで日本中のいろんな電車を見に行く旅に出発します。たくさんの種類の電車が登場しますので、電車好きの子にうれしい一冊になっています。
口コミ
・かわいいキャラクターが魅力的です。
・電車好きな子どもがとてもハマってます。
【4】ぼく、仮面ライダーになる!|のぶみ
男の子が持つヒーローの夢

次にご紹介するのは「ぼく、仮面ライダーになる!」です。「仮面ライダーシリーズ」は現在全部で6作品。最新作は「ゴースト編」です。
主人公のかんたろうは、仮面ライダーが大好き。牛乳パックを切ってライダーベルトも作って、自転車もダンボールをつけてバイク風にして。でも仮面ライダーにはなれません。しかし、幼稚園に行くと、いつも悪いことばかりしているゴンちゃんがいて…。
かんたろうは仮面ライダーになれるのでしょうか?ヒーローに憧れる男の子におすすめの一冊です。
口コミ
・戦隊ものが大好きな息子に何度も呼んでとリクエストされています。
・変身場面など子どもが興奮しながらじっと見ています!
【5】おひめさまようちえん|のぶみ
女の子の憧れ、おひめさま

続いてご紹介するのは「おひめさまようちえん」です。「おひめさまようちえんシリーズ」は現在4作品あり、こちらが第1作品目です。
女の子アンちゃんのおうちの近くに、いきなりお城のような建物がたちました。見に行くとそこは「おひめさまようちえん」で、遊びに来ませんか?と園長先生に誘われます。すっかり気に入ったアンちゃんは入園テストを受けることに。
おひめさまようちえんの中はたくさんのドレス、キラキラの宝石たちなど、いわゆる「プリンセス願望」を満たすアイテムがぎっしりですよ。
口コミ
・ドレスを選ぶシーンなど娘が楽しそうに読んでいます。
・娘の寝かしつけに毎日読んでいます。
【6】おひめさまようちえんのアイドル|のぶみ
おひめさまに加え、アイドルにも!

続いてご紹介するのは、「おひめさまようちえん」シリーズで最新作の「おひめさまようちえんのアイドル」です。女の子が憧れるもの、“おひめさま”に続き、さらに“アイドル”まで登場です。のぶみさんはやっぱり、子どもが好きなものを題材にするのがお上手ですよね。
アンちゃんの好きな男の子・しゅうちゃんはアイドルが大好き。だからアンちゃんもアイドル目指して家で練習します。その歌声を聴いたおひめさまようちえんの園長先生が、ぜひようちえんでアイドルをやりませんかと誘ってくれて…というお話です。
アンちゃんは無事しゅうちゃんを振り向かせることができるのでしょうか?
口コミ
・とてもかわいい絵本です!
【7】よわむしモンスターズ|のぶみ
よわむしモンスターをやっつけよう!

続いてご紹介するのは「よわむしモンスターズ」です。こちらは「おかあさんといっしょ」で放送されているので、ご存じの方も多いと思います。
たとえば「拍手によわいハクシュン」など、よわむしモンスターが出てきて、「◯◯をするとやっつけることができるよ、やってみて!」というような、のぶみさんいわく「仕掛けのない仕掛け絵本」とのこと。
確かに絵と文章だけの絵本ですが、子どもを動かすことに成功しています。やっつけたあとに「やったー!」と、子どもたちが盛り上がりそうです。
口コミ
・絵がとってもかわいく子どもが大喜びしています。
・アニメとは異なる展開で、ワクワクします。
・絵本好きの子どもが最も喜んだ絵本です。
【8】あたし、ようせいにあいたい!|のぶみ
妖精を探すおねえちゃんの冒険

続いてご紹介するのは「あたし、ようせいにあいたい!」です。アンちゃんは庭でお花に水をあげていると、一瞬ですが妖精と出会います。
でもお母さんに話しても、下の赤ちゃんのお世話で忙しくてかまってくれません。アンちゃんはお母さんが忙しいのは分かってはいるけれどすねてしまいます。
もう一度妖精に会いたいアンちゃんは、何時間も庭で妖精を探したり、虫とダンスをしたりしていました。すると…というお話です。
表紙もそうですが、中もとっても絵がかわいくキラキラした作品。作中になんと50種類も妖精が出てくるそうで、それを探して楽しむこともできますよ。
口コミ
・女の子の喜ぶポイントが満載な絵本です。
・大人も子どももワクワクする絵本です。
【9】にんげんごみばこ|のぶみ
いらないひとを捨てるごみばこ

続いてご紹介するのは「にんげんごみばこ」です。こちらは、ファンタジーな夢いっぱいの絵本が多いのぶみさんの作品の中では、けっこうダークな作品です。
自分がいらない人、きらいな人を捨てることができる「にんげんごみばこ」。
いつも「はやくしなさい」ってうるさいママはもういらない。
いつもいそがしくて、あそんでくれないパパはもうすてちゃいたい。
でも、本当にそれでいいのかな?というお話です。大人もどきりとするストレートな内容になっています。
口コミ
・子どもに読み聞かせてよかったと思える絵本です。
・大切な想いに気づかせてくれるので、中学生位になっても読ませたいと思います。
【10】あたまがふくしまちゃん|のぶみ
福島を応援するチャリティー絵本

最後にご紹介するのは「あたまがふくしまちゃん」です。東日本大震災のあと福島のこどもたちのためにつくられた絵本で、のぶみさんとNHK「はなかっぱ」の脚本を手がける宮田健吾さんの共作。印税は全て福島の子ども達のためのインドア施設の建設に使われるチャリティー絵本となっています。
福島のことを考えすぎて、頭が福島県の形になっちゃったふくしまちゃんと、他の都道府県の子たちも登場し、心あたたまる絵本となっています。
頭がふくしまちゃんは、ゆるキャラグランプリ優勝を目指して今もさまざまなプロモーション活動中ということです。
口コミ
・心が温かくなるストーリーで素敵な絵本でした。
・自分の県も登場するので、探して楽しみながら読んでいます。
【11】ジュウオウジャーかぞく|のぶみ
甘えん坊の男の子が変身!

甘えん坊のひろとが主人公のお話です。トイレや着がえなどママに頼ることが多いひろとが、ある日ママに「ジュウオウジャーに変身しようか!?」と言われ頑張ります。
しかし、そこへ大勢の敵がやってきて…。ヒーローもの大好きな子なら、興奮しないわけがない!といった内容です。
口コミ
・これを読んで、お手伝いをすすんでやってくれるようになりました!
・ジュウオウジャーを知らなくても何度も何度も息子が読んで楽しんでいます。
・子どもの可能性を引き出してくれる素敵な絵本だと思います。
【12】ねこいぬちゃん|のぶみ
いぬなの?ねこなの?

犬を飼いたいカンタロウくんと猫を飼いたいアンちゃんに、お母さんが「ニャワン!」と泣く「ねこいぬちゃん」を拾ってくる、というお話です。
猫や犬を飼いたいというお子さんも多いですよね?そんなお子さんにぜひ、ペットを飼う前に読んであげたい絵本のひとつです。みんな一緒じゃなくても、それぞれ個性があっていいんだよ、と大人も考えさせられる絵本です。
口コミ
・あったかい気持ちになる絵本です。
・命の大切さを感じる絵本です。
まとめ
以上、絵本作家のぶみさんについて詳しくご紹介しました。子どもが大好きなテーマをモチーフに、夢いっぱいのファンタジーが繰り広げられる作品ばかりです。
明るくほのぼのした作品は、寝かしつけにも読んであげられますし、人間関係や感情を学べ、とてもおすすめですぜひ手にとってみてくださいね。
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