ペットボトルを使ったおもちゃの特徴

軽くて水に濡れても大丈夫なので、子どものおもちゃに最適!

ペットボトル,手作り,おもちゃ,ペットボトル出典:www.photo-ac.com

まず、空のペットボトルは軽いという特徴があります。なので、小さなお子さんでもラクラク持てます。

また、耐水性があるので、中に水を入れたりお風呂で遊ぶことができます。赤ちゃんのヨダレにも負けず、汚れたら洗ったり拭いたりできるという利点もあります。

透明なので中に入れたものが見えますし、ふた付きなので中身が飛び出ないのもうれしいですよね。

サイズも形もさまざまなペットボトルがあるので、好きな大きさや形のペットボトルを選んで使うと個性豊かなおもちゃができますよ。

工作しながらエコを学べます

園児や小学生になってくると、リサイクルやエコについて理解し始めるでしょう。一緒に工作をしながらリサイクルやリユースなどの話をしてあげると、エコに興味を持ちやすいです。

ただ話を聞くだけよりも、実際に身近なペットボトルを使ってエコを実践することで他人ごとにならず、より進んで考えてくれるようになるかもしれませんね。

おもちゃを作る楽しさを味わえるので、エコやリサイクルが苦しいもの、大変なものではなく、楽しいものと感じてくれるとうれしいですね。

ペットボトルのおもちゃを作る際の注意点は?

工作をする時の注意点としては、ペットボトルをハサミやカッターなどで切る時には手を切らないように十分注意してください。

固い部分もありますので、小さなお子さんの場合にはパパやママが代わりに切ってあげるようにしてください。

また、切った後の切り口がするどい場合がありますので、切り口にはビニールテープなどを巻いておくと切り口でケガをしてしまう心配もなく、安心です。

また、ペットボトルの中に液体を入れるおもちゃを作る際には、中身がこぼれないようにキャップ部分をビニールテープでしっかり巻いておくと良いでしょう。

ペットボトルを使った手作りおもちゃの作り方とその遊び方をご紹介します!

【1】ペットボトルマラカス

材料

出典:www.youtube.com

●ペットボトル(500mlまたは280ml)
●どんぐり、ビーズ、スパンコールなど(中に入れると音の出るもの)
●ビニールテープ

中身はお米や小豆、画用紙を切ったものなどでもOKです。ペットボトルに飾りつけをしたい場合にはマスキングテープなども用意します。

作り方

空いたペットボトルにどんぐりやビーズなど、好きな材料を入れてキャップを閉めます。キャップが開いて中身が飛び出ないようにビニールテープで固定します。あまりたくさん中身を入れすぎると音が出なくなるのでご注意ください。

これでペットボトルマラカスの完成です。飾りつけをしたい場合にはビニールテープやマスキングテープなどを巻きます。シールを貼ってもかわいく仕上がります。

遊び方

手に持ち、振って音を出して楽しみます。音楽に合わせて振るともっと楽しいですよね。

赤ちゃんの場合にはママやパパが振って見せてあげても良いかと思います。その時には中身をカラフルなものにすると赤ちゃんの目を惹きやすいですよ。

中に入れるものを変えておもちゃを作れば、音の違いが感じられておもしろいでしょう。「どんな音がするかな?」と、中に入れるものを子どもと一緒に考えてみても良いですね。

【2】音が楽しい!鈴おとし

材料

出典:www.youtube.com

●大きめのペットボトル
●カップアイスのふた ※無ければ画用紙や厚紙を丸く切ってもOK
●鈴(いくつか) ※無ければ、小さめのビー玉でも
●ビニールテープ

ペットボトルを切るため、ハサミやカッターなどをご用意ください。鈴はお好きな数だけ揃えてください。カラフルに仕上げたい場合には数色のビニールテープを使うと良いです。

ペットボトルは1本でもできますが、何本かあるとより長い鈴おとしができます。また、カップアイスのふたは3~5枚くらい用意しておくとちょうど良いと思います。

作り方

【1】ペットボトルを同じ幅になるように、輪切りにしていきます

【2】アイスクリームのフタ(または厚紙を丸く切ったもの)の中心に穴を開けておきます

【3】切ったペットボトルとペットボトルとの間に、穴を開けたアイスクリームのふたを挟み、ビニールテープで留めていきます

【4】最後にビニールテープで留める際、中に鈴を入れます

アイスクリームのフタに好きなキャラクターや動物の絵などを描くと、お子さんたちは喜ぶと思います。お子さんの好きな絵やお子さんが描いた絵で作れば、お子さんの好みに合わせたオリジナルのおもちゃができますね。

遊び方

腹這い姿勢やお座りができるようになった赤ちゃんの目の前でペットボトルを逆さまにし、鈴を下に落としてあげると、鈴がシャンシャンと音を立てながらコロコロと転がり落ちる様子を見て楽しめます。

戻すとまた最初の段から鈴が落ちていきます。1歳近くなると自分の手に持って遊べるようになります。自分で鈴を落とすのをおもしろがってくれますよ。

【3】ペットボトルシャワー

材料

出典:www.youtube.com

●ペットボトル(500ml~2Lぐらい)
●ビニールひも
●ビニールテープ

用意するものは、キリ(穴をあけるため)とハサミです。

作り方

【1】ペットボトルの底面や側面の下の方に、いくつかキリで穴を開けます。(たくさん穴をあけすぎると、水の勢いがなくなるので注意してください)

【2】ペットボトル上部を切り取り、その切り口をビニールテープでカバーします。(そのままだと切り口が危険なため)

【3】側面の上の方にキリで穴を開け、取っ手としてビニールひもを取り付けます。

この作り方ではペットボトルの上部分を切り取っていますが、切り取らなくてもペットボトルシャワーは完成します。キリで穴を開ける際にはケガをしないよう、十分お気を付けください。

遊び方

お風呂や水遊びなどの時に楽しめます。水を入れたペットボトルが重くて持てない小さなお子さんの場合には、ママやパパがお子さんの身体にかけてあげても楽しいでしょう。

水遊び用に新しくおもちゃを買わなくても楽しめるおもちゃがすぐに作れるのはうれしいですね。ペットボトルシャワーは夏のビニールプールでも大活躍間違いなしです。

このおもちゃがあれば、顔に水がかかるのを嫌がるお子さんでもお風呂を楽しんでくれるかもしれません。

【4】ペットボトルでボウリング

材料

出典:www.youtube.com

●500mlのペットボトル(10本程度)
●画用紙や折り紙など(飾りになるもの)
●新聞紙(ボウリングの球にします)
●ビニールテープかセロテープ

作り方

【1】画用紙や折り紙に好きな絵を描き、切り取ります。それをペットボトルに1つずつそれぞれ貼り付けます。

【2】新聞紙を丸めてボール状にし、ビニールテープやセロテープなどでグルグル巻きにします。
これで完成です。

もし、ペットボトルのピンが上手く立たない(安定しない)場合には、ペットボトルの中に水や重り(小さなビー玉など)を入れてみてください。

もし中に水や重りを入れる際には、中身が出ないようにキャップをしっかり閉めてからビニールテープで固定してくださいね。

遊び方

ペットボトルのピンを床に並べ、新聞紙で作った球を転がしてピンを倒して遊びます。倒れたらまた並べてという繰り返しですが、お子さんはこういった遊びが大好き!

何度もやりたがりますよね。単純ですがとても喜んでくれると思います。また、こちらで作ったペットボトルのピンは輪投げにもできます。

新聞紙などを筒状に丸め、クシャクシャにしたのちドーナツ状にしてセロテープで留めたら、輪投げの輪っかになります。輪投げにする際はペットボトルが倒れないようにしっかりと重りを入れてくださいね。

【5】ペットボトルけん玉

材料

出典:www.youtube.com

●ペットボトル(2本)
●ビニールテープ
●ペットボトルの蓋
●ひも

カッター・はさみをご用意ください。カッターを使う際には十分にご注意ください。

作り方

【1】キャップを2つあわせてビニールテープで巻き、さらに紐をつけてビニールテープを巻きます。

【2】ペットボトルの上部を切り取り、けがをしないようにビニールテープを貼っていきます。口を合わせてビニールテープで固定します。

【3】たこ糸を30~40cmぐらいに切って、カチャガチャのカプセルを開けた状態で穴に通し、カプセルの内側で大きな玉結びを作り、糸が抜けないようにします。補強で結び目をテープで止めます。

【4】紐を巻き込みながらさらに固定していきます。ペットボトルけん玉の完成です。

ビニールテープをカラフルなものにしたり、お好みでペットボトルに飾りつけをしても良いですね。

切ったり貼ったりといった少し難しい作業があるので、小さいお子さんは大人と一緒に作ってくださいね。

遊び方

けん玉を手で持って、勢いをつけてカプセルを振り、ペットボトルの中にカプセルを入れることができれば成功!

入れられるまで何度もチャレンジしたくなります。上のペットボトルと下のペットボトルで大きさを変えてみても楽しいかもしれません。

カプセルの中に入っているビーズが、振るたびにシャカシャカ鳴っておもしろいです。小さいお子さんでも楽しんで遊べるおもちゃです。

【6】ペットボトルスノードーム

材料

出典:www.youtube.com

●ペットボトル(飲むヨーグルトの入った小さなペットボトルから500mlぐらいまで)
●水
●液体のり、または洗濯のり
●ラメやビーズ、スパンコール、デコレーションボールなど(キラキラした物だとキレイです)
●ビニールテープ

雪を表現するために、卵の殻を細かく砕いた物を入れても良いですね。ペットボトルの口から入れられる大きさなら小さなおもちゃや小さなマスコットなどを入れても良さそうです。(水に濡れても良いものをお選びください)

作り方

【1】ペットボトルにビーズやスパンコールなど、好きな材料を入れます。

【2】ペットボトルの半分ぐらいまで水を入れ、そのあとでのりを足していきます。混ぜつつ状態を見ながら水とのりを少しずつ足していきます。(水とのりの割合は7:3ほどだそうですが、お好みで調整してください)

【3】液体でペットボトルが満タンになったらキャップを閉めて、キャップが開かないようにビニールテープで固定します。(誤飲防止のため、しっかりとビニールテープでグルグル巻きにしてください)

これで完成ですが、水に入浴剤などで色を付けるなどのアレンジもできますので、ぜひいろいろチャレンジしてみてください。

遊び方

逆さまにすると中に入れたビーズやスパンコールなどがキラキラと落ちてきます。水だけでなくのりが入っていることで中身がゆっくりと落ちるのが楽しめます。

赤ちゃんならママやパパが逆さまにして目の前で見せてあげてください。自分でペットボトルを持てるお子さんなら、自分でひっくり返したり元に戻したりして楽しめると思います。

小さなお子さんならヨーグルトなどの小さめのペットボトルで作ってあげると良いでしょう。キャップを閉めているとはいえ、もし万が一中身が出てきたら誤飲の危険もあります。必ず保護者の方の目の届く範囲で遊ばせてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。手作りのおもちゃでお子さんが笑顔になったらママもうれしいものですよね。

小さな子どもはおもちゃを買ってもすぐに飽きてしまうこともあるので、お金をかけずにおもちゃを手作りできると家計も助かりますね!

また、子どもと一緒に工作をすれば、「作る楽しさ」を味わう良い機会になります。小学生の夏休みの工作・自由研究などにも役立ちます。作って遊んでと2度楽しめますね。

ペットボトルのおもちゃに限らず、手作りのおもちゃの中には壊れやすいものもありますので、遊ぶ時にはぜひ保護者の方が一緒に遊んであげてくださいね。

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