出産・入院費用は保険対応…しかし!?

基準は少し短く?

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こちらでは出産費用は全て保険でまかなわれます。保険の事を書きだすと長くなりますので、また別の機会にご紹介します。

保険でまかなわれる範囲が普通分娩で4泊5日、帝王切開だと6泊7日まで適応されます。ただしこちらは最長の泊数なので、普通分娩では普通2泊または3泊で帰らされてしまいます。

筆者は帝王切開で出産したのですが、もう3日目あたりから「いつ頃おうちに帰りたい?」と打診され始めました。帰りたい?って聞かれても・・・いや、まだ帰りたくないですと思っていました。

結局母子ともに経過が良好だった為、産後4泊5日で退院しました。(させられました。)

ウェルカムプレゼント

ウェルカムプレゼント,海外,子育て,事情出典:www.present-service.ch

出産後、Babykofferのウェルカムプレゼントがあります。「Koffer」とはスーツケースの事で、スーツケース型の箱に、赤ちゃんのお世話に必要な色々なものが入っています。

育児本、哺乳瓶、おしゃぶり、赤ちゃんのスキンケアセット、母乳パッドやおむつのサンプル、写真を貼れるようになっているアルバム等々。

ちなみに妊娠5月の安定期に入ると、まずはMamakofferをもらえます。そこにはやはり、哺乳瓶、おしゃぶり、妊婦さんのスキンケア用品、等々入っています。

メーカー各社がスポンサーになって商品を提供しているそうですが、内容は本当に豪華。筆者は母乳育児だった為、使っていない新品の哺乳瓶が3個ほどクローゼットに眠っています。

食事内容はコンシェルジュと相談

入院中の食事内容を相談するためにコンシェルジュがやってきます。…というと、とっても豪華な印象ですが、その食事内容はとは?

朝食:カフェコンプレット(パンとバター、ジャム、チーズ、ヨーグルト、コーヒー)
昼食:唯一豪華に暖かいもの
夕食:カフェコンプレット

この中で何種類か用意されており、好きなものを選べるようになっています。

ところが、毎食コーヒー(しかもデカフェではない!)がたっぷりミルク付きででてくるし、あたたかい食事もデザートもバターやクリームを使用したものが多く、母乳育児にはあまり良くないような…。

しかしこの乳製品の多さにはさすがスイスのお国柄を感じました。余談ですが、入院中に乳腺炎一歩手前までなってしまったのは、今思えばこの食事内容も関係していたかもしれません!

そしてなんといっても残念なのが冷たい夕食!夕食に冷たいものを取る習慣がない私たち日本人には、すこし粗末に感じてしまう内容です。

そこでコンシェルジュに直訴すると、なんと夕食も保険対応の暖かい食事があるとの事。多くのスイス人が夕食は冷たいもので済ますので、疑問を持つ人がいないのかもしれません。

実際、筆者の出産直後の初めての食事になった夕食で運ばれてきたのは、2切れの冷たいパン、バター、ジャム、ヨーグルトでした。その時点ではまさかこれが通常の夕食とはつゆ知らず、帝王切開の手術後なので、あまり重いものを食べてはいけないのかな?とのん気に思っていました。

出産は明け方だったのでお腹はペコペコ、待ちに待った食事という状態で運ばれてきた、この粗末な食事!出産後初のお祝いご膳がとても粗末なものになってしまった上、しかも夜中に空腹すぎて眠れなくなったというオマケ付き。今となってはとても笑える想い出話です。

ところで入院中の食事ですが、別料金を払えば特別メニューを用意してもらえます。付き添いの家族の食事も一部保険でまかなわれるか、割引料金で注文できます。

まとめ

スイスの入院形式をご紹介しましたが、いかがでしたか?

とてもありがたいのが、出産入院費用を全て保険でまかなえるという事です。月々の保険料は安くないので、妊娠出産で元を取ったー!とうれしくなりました。しかし何とか早く退院させようという、病院側の都合が見え隠れし、少しゲンナリ。また食事にもだいぶがっかりさせられました。

…が、やはり持ち出しゼロはうれしいです!保険でまかなわれるということで自分を納得させることができました。

まだまだ仰天のスイスの出産事情。次回は実際の入院生活、赤ちゃんのお世話についてご紹介したいと思います。

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