山奥の先進国スイスでは病院に行くのも一苦労!

陣痛開始の連絡先は初めましての総合病院

お腹の大きな女性,海外,子育て,事情出典:*写真はイメージです

スイスでは妊婦健診はかかりつけの婦人科で受けます。産婦人科医の個人病院ですね。そこで定期的に検査をします。

しかし出産は個人病院ではできず、総合病院に行くことになります。産婦人科医は総合病院に日替わりで出張します。

臨月になると、何かあったら総合病院の助産師(Hebammeヘバンメといいます)宛に電話して指示を仰ぐように言われます。陣痛開始もかかりつけ医ではなく、Hebamme宛に電話をして指示を仰げとの事。

小心者の筆者は、「えー!?そんな、知らない所にいきなり電話かけて、どうやって何を言えばいいんだよー」ともう内心ドキドキでした。

大体自分のかかりつけ医に電話をかけることさえドキドキしながらなのに・・・と思いました。

陣痛開始していざ病院へGo!

陣痛開始でHebammeに連絡すると、陣痛の間隔を聞かれそれにより来院指示があります。このあたりは日本と同じですね。

しかし総合病院なので、家から一時間以上かかるような場合も!なんといってもほとんどが山奥ですからね。

そのあたりの事情も住んでる場所から病院までの時間などを計算して来院指示が出ます。かかりつけ医から妊婦の情報は総合病院に送られているので、電話をして名前をいえばスムーズに話が進みます。

来院指示がでたら総合病院にGo!です。筆者の住んでいる地域では、陣痛が来て来院指示がでて初めて総合病院に向かいます。

以前は出産前の検診で総合病院のHebammeと面談というのがあったらしいのですが、最近は経費削減でぶっつけ本番、面談なしという、初妊婦、しかも外国人にとっては少し心細い状況です。

車乗り入れ禁止の村では?

車両乗り入れ禁止の村,海外,子育て,事情出典:*写真はイメージです

スイスでは、いくつか車両乗り入れ禁止の村があり、そこに住む人々は公共の交通機関を使って麓に降りなければいけません。

そんなところに住む人は陣痛が急に始まっても、「さあ、行こう!」と車に乗りGo!というわけにはいきません。

まして夜中だったら!?そのあたりを交通機関及び病院に問い合わせしてみました。なんと夜中でもそのような緊急の場合には特別に電車(ロープウェイ)を動かしてくれるとの事。

しかも無料!これぞ本当のプライベート車両ですね。とても贅沢です。

これは特に危険の懸念がない普通の陣痛開始の場合で、緊急の場合はやはりヘリコプターが出動するそうです。

保険でカバーできる場合もあるという事ですが、できない場合は??ゾッとしますね。そういう地域に住んでいる方は、ヘリコプター費用対応の保険に入っているのだと思われます。山岳地帯スイスならではですね。

まとめ

スイスの出産事情、陣痛開始から病院に行くまでをご紹介しましたがいかがでしたか?国が違えばシステムが違うのは当然なのですが、それにしてもあまりの違いに愕然としてしまうことも!

一長一短ありますが、日本の便利さがたまにとても恋しくなる筆者です。次回は出産編をご紹介したいと思います。

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