子どもにどんな本を選んでいいかわからない時に

フィンランド・メソッドで本が好きになる!

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親子で100冊の読書を達成できる、フィンランドメソッドを取り入れた読書日記『100さつ読書日記』が、書店で売られています。

フィンランド・メソッド普及会会長でもある北川達夫氏が著したもので、中には厳選された100冊の本が紹介されています。

読書習慣をつけたい時はもちろん、どんな本を読もうか迷っている時にも役立ち、「名作のこの本をまだ読み聞かせしていなかった!」などの気づきにも使えます。

また、読書習慣がついた小学生向きの『小学生100さつ読書日記』もあり、ステップアップしたい人は、こちらもおすすめ。本を読む→記録する→本を読むのが楽しくなるサイクルができます。

【親子で書こう!100さつ読書日記】
価格:1,026円

【小学生 100さつ読書日記】
価格:1,026円

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シールがたくさんで読書日記が楽しそう!

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「100さつ読書日記」の中は、1ページの半分に読んだ本の感想を書くようになっています。表紙シールを貼り、だいめい、さくしゃ、読んだ日のひづけを書き、どうだったかを書きます。

そして、「おもしろかった!」「うーん」「またよんでみよう」の3つの絵文字から1つを選んでマークすることもできます。

まだ文字の書けない子どもだと、親が手伝わなくてはいけない部分も多いですが、それまではただ読んで終わりだった読み聞かせが「読んでみてどうだった?」と聞くことで、「こう感じた」「こんなところがおもしろかった」と、自分自身の考えをまとめることができるようにもなります。

100冊が参考になる!

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「100さつ読書日記」は読み聞かせの本がワンパターンになってきたと感じるママにもおすすめで、読んだことのない絵本を100冊の中から見つけることができます。

1から100までの数字が書いてあるので、1の数字から順に読んでいってもよし、ランダムに本を選んで読んでいってもよし、好きなスタイルで選べますね。

「この本、知らなかった!」「この本も面白そう!」と子どもと一緒に選んでみるのも楽しいですよ。

【100さつ読書日記で紹介された本(1)】おばけのバーバパパ

バーバパパが人間とふれあう最初のきっかけ

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今では一般的なキャラクターとして知名度も高いバーバパパ。ピンク色のおばけで、何にでも姿を変えることができます。

『おばけのバーバパパ』は、そんなバーバパパが人間とふれあうきっかけを描いた本。何にでも姿を変えられる=奇妙にうつることもあったようで、なじめない様子もあります。

意外と知らない絵本でのバーバパパエピソードを知ることができます。

【出版社】偕成社
【著者】アネット=チゾン (著), タラス=テイラー (著), やました はるお (翻訳)
【価格】1,080円

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【100さつ読書日記で紹介された本(2)】いやいやえん

ぐりとぐらのなかがわりえこさん作

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ぐりとぐらの著者としても知られるなかがわりえこさん作の『いやいやえん』。保育園での話が5話あり、主人公のしげるくんが通う「ちゅーりっぷほいくえん」の話のほか、タイトルの「いやいやえん」に連れて行かれる話も収録。

こんな保育園があるの?と思うような話もありますが、子どもがハマることも多い本。少し長めの話も多いので、文章に慣れた子におすすめです。

【出版社】福音館書店
【著者中川 李枝子 (著), 子どもの本研究会 (編集), 大村 百合子 (イラスト)】
【価格】1,404円

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【100さつ読書日記で紹介された本(3)】キャベツくん

長新太さん作の絵本

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ブラックジョークあふれる作品を多く持つ、長新太さん作の本。第4回の絵本にっぽん大賞を受賞した本です。 

キャベツくんが道で会ったブタヤマさんは、キャベツくんを食べようとします。その時、キャベツくんが放った一言は「ぼくを食べると、キャベツになるよ!」。

ブタヤマさんが空に、キャベツくんになったブタヤマさんを見て「ブキャ」!子どもも「ブキャ」の鳴き声を真似してしまいそうな絵本です。

【出版社】文研出版
【著者】長 新太
【価格】1,404円

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【100さつ読書日記で紹介された本(4)】こんとあき

アクシデントにあいつつ2人旅

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主人公のあきと仲良しのキツネのぬいぐるみ「こん」。古くなったこんは、腕が取れそうになってしまって、2人で「おばあちゃんになおしてもらってくる」旅に出ます。

途中、大変な目にあいながらも目的地に到着した時には、「はじめてのおつかい」のように胸が熱くなってしまいます。

【出版社】福音館書店
【著者】林 明子
【価格】1,404円

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【100さつ読書日記で紹介された本(5)】ぼく おかあさんのこと…

いつも怒ってしまうママにおすすめ

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「ぼくおかあさんのこと…キライ」からはじまる絵本。うさぎの男の子はママのことが嫌い。だって、こんなことを言うし…。でも本当はやっぱり好きなのかも。

いつも叱ったり怒ったりしてしまうママも、この本を親子で読むことで、「もうちょっと優しくしてあげたらいいかな」と初心に帰ることができる本。

酒井駒子さんの絵がとても素敵で、保存版にしておきたくなります。

【出版社】文溪堂
【著者】酒井 駒子
【価格】1,620円

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【100さつ読書日記で紹介された本(6)】ふたりはともだち

ともだちっていいなと思える作品

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がまくん、かえるくんの2人はともだち。ある日、がまくんは、手紙を一度ももらったことがないとうちあけます。それを聞いてかえるくんは……。

お互いを思いやるともだちが上手に描かれています。手紙を配達するかたつむりくんのキャラクターも秀逸です。

【出版社】文化出版局
【著者】アーノルド・ローベル (著), 三木 卓 (翻訳)
【価格】1,026円

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(ご参考)コズレ会員の絵本お気に入りランキング・おすすめ診断もチェック!

コズレ会員の皆様が読み聞かせをした絵本の評価を月齢別に集計。その結果をもとにランキングや診断をご覧いただけます。

(ご参考)Amazon・楽天の絵本人気ランキングもチェック!

Amazon・楽天の絵本人気ランキングは以下のリンクからご確認いただけます。お気に入りの絵本選びの参考にしてください。

まとめ

全てを指定された100冊にしなくてはいけないわけではありません。時には、自分がいいと思った本も自由に選べるのが「100さつ読書日記」のいい点です。

ただ、厳選された100冊が集められているので、自分が読んでいたけれど忘れていた本や、知らなかった本に出会えるいいチャンス。「100さつ読書日記」を生活に取り入れれば、本好きの子になるかもしれませんよ。

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