【小児科医監修】子どもの鼻水吸引｜意味がない？吸引が必要な時とは？

乳幼児の鼻炎、副鼻腔炎において、鼻水を吸引することは、その病気を治す上で医学的に必要なのでしょうか？また、そもそも鼻水は何故出るのでしょうか？

365日年中無休で診療をする小児科クリニック「キャップスクリニック」では、小児科受診前に保護者の皆さんに知ってほしい病気と健康の知識として、以下のように説明をしています。

・副鼻腔炎、鼻炎、上気道炎、気管支炎などの感染疾患を治療する上で鼻水を吸引しても、治りを早くしたり、その他の疾患の併発を予防できる医学的かつ明確な根拠はありません。

・鼻水を吸引しても一次的に症状が改善されるだけです。

・ 夜間、お子さんが鼻水が多くて苦しそうな時は、その時の鼻の症状を一時的に改善するという意味で、鼻の洗浄、鼻の吸引をしてあげると、よいでしょう。

※365日年中無休で開院する小児科「キャップスクリニック」提供

※夜間休日、お子さまの健康状態に心配なことがある場合や受診の目安に迷った場合は子ども医療電話相談♯8000に相談をおすすめします。

厚生労働省・子ども医療電話相談事業
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html