年少さん向けお部屋あそび
①風船パス何回できるかな?

風船パスは、1つの風船を親子やきょうだいでパスしながら遊びます。パスを何回連続でできるか挑戦してみましょう。慣れてきたら、「落としたら負け」の対戦ゲーム形式で楽しめます。
範囲(コート)を決める・座って対戦するなど、ルールのアレンジもたくさんできます。パスが難しい時は、1人1個の風船にして、何回落とさずにポンポンできるか、回数にチャレンジすることも楽しいですよ。
風船パスは、ボールを下から上に投げられるようになったり、ボールの動きを見ながら身体を動かしたりできるようになる年少さんだからこそ、楽しめる遊びです。
回数を数えれば、遊びの中で数字に触れることもでき、算数的な能力も伸ばせます。風船は、ボールに比べて動きがゆっくりなので、年少のお子さんでも動きを追いながら遊べます。
②おしり競争どっちが速い?

おしり競争は、スタートとゴールを決めて、おしりだけで競争する遊びです。ソファーや棚を移動して、競争できる場所を整えれば、道具なしで遊べます。
基本の遊び方は、体育座りをして、よーいドンの合図で、足を浮かせておしりだけでゴールを目指します。
腕を大きく振ると、進みやすいです。おしりだけで進むことが難しいお子さんは、足を前に出して座り、足の曲げ伸ばしを使って競争しましょう。
おしり競争は、バランス感覚や体幹を鍛えられます。手足を使わないので、大人にとっても難しく、白熱した戦いが繰り広げられるはずです。
勝ちたい気持ちが強くなってくると、つい手を使いたくなりますが、ぐっと我慢しておしりだけで頑張って進んでくださいね。
④まねっこ遊び!こんなことできるかな?

この遊びはまず、パパやママが手本を見せてあげるとわかりやすいです。パパやママがなんでもいいので「こんなこと、あんなこと、できるかな?」と歌いながらポーズをとります。
ポーズは、しゃがんだり、頭に手を当てたりとなんでもオリジナルでOK。それを受けて子どもは「こんなこと、あんなこと、できますよ!」と歌いながらパパやママが手本で見せたポーズをまねていきます。
慣れてきたら、歌の速度を上げたり、難しいポーズをとるようにしたりすると盛り上がりますよ。跳ねたり飛んだりせず、基本的にはポーズをとるだけなのでマンションやアパート住まいでも気にせず思い切り楽しむことができます。
年中さん向けお部屋あそび
①手押し車でお家探検
出典:youtu.be年中のお子さんには、「手押し車でお家を探検」がおすすめです。保護者がお子さんの足首を持ち、お子さんは腕を伸ばして自分の身体を持ち上げます。腕を交互に前に出すことで、前に進めるので、お家の中を探検してみましょう。
手押し車は、遊びながら体幹や腕の力を鍛えられ、身体をコントロールする力も身に付きます。腕の力が弱く、身体を持ち上げられない時は、足首ではなく、太もも付近を支えてあげるといいですよ。
探検に夢中になると、棚にぶつかったり、危険物を踏んだりしてしまうので、遊ぶ前に確認してくださいね。真っすぐ進めるようになったら、廊下で方向転換をしてみたり、階段の上り下りをしたりなど、難しい動きにもチャレンジしてみてくださいね。
②カードめくりゲーム
出典:youtu.beカードめくりゲームは、オセロのような対戦ゲームです。段ボールや厚紙で作った直径約15cmのオセロ(表と裏の色は好きな色でOK)を30枚準備します。遊ぶ前にオセロを広げられるだけのスペースを確保しましょう。
カードめくりゲームは、2つのチームに分かれて遊びます。チームを決めたら、床にオセロを全て広げてください(色はバラバラに置きます)。よーいドンの合図で、自分のチームの色にオセロをめくっていきます。30秒間で出来るだけ多くのカードをめくっていきます。
30秒後、最終的に多い色のチームが勝ちです。身体を動かして遊ぶだけでなく、オセロの枚数を数える算数的な要素や瞬時に色を判断する力も伸ばせる遊びです。
③落としたらダメ!洗濯物リレー

ママの家事のお手伝いをしながら楽しめるゲームです。ママは一石二鳥ですね。
まず洗濯物(タオルが使いやすい)をいくらか準備します。親子で同じ枚数の洗濯物を用意し、スタートの掛け声と同士に洗濯物をきれいにたたみ、上に積み重ねていきます。
洗濯物を全部積み重ね終わったら、倒さないようにバランスをとってゴールを目指します。早く、かつ、きれいに洗濯物を運べた人が勝利です。
パパやママは、子どもより多めの洗濯物をたたんだり、頭に乗せて洗濯物をゴールまで運んだりなど、工夫すると面白いですよ。子どもが慣れてきたら、ズボンやシャツ等のたたむのが難しい洗濯物でもチャレンジしてみてくださいね。
年長さん向けお部屋あそび
①新聞紙じゃんけん
出典:youtu.be新聞紙じゃんけんは、新聞紙を1人1枚準備して、それぞれの新聞紙の上に立ってじゃんけんをするゲームです。
みんなでじゃんけんをして、負けた人は、新聞紙を半分に折っていきます。新聞紙が小さくなっていくと、立っていることが難しくなっていきますが、新聞紙の上に立っていられず、床に足がついてしまった人が負けになります。
新聞紙じゃんけんは、身体の小さい子どものほうが有利であり、親子の対戦が盛り上がるはずです。
年長さんは、片足で数十秒立っていられるようになり、つま先立ちもできるようになる年齢です。様々な動きができるようになったからこそ、親子で盛り上がるゲームになります。慣れてきたら、最初から片足立ちにするなど、ルールを変えても面白いですよ。
②背中合わせて立てるかな?

背中合わせて立てるかな?は、親子で背中合わせのまま立ったり座ったりするゲームです。
まず、立った状態でお互いの背中を合わせて腕を組みます。しっかり腕を組んだら、背中が離れないように、座ります。少しずつ足を前に出していくことがポイントです。座れましたか?座れたら、背中をくっつけたまま足を伸ばし、次は立ち上がっていきます。
お互いの動きに合わせたり、バランスの崩れをコントロールしたりできる年長さんだからこそ、楽しめる遊びになっています。立ったり座ったりできるようになったら、何回連続で立てるか挑戦したり、腕を組まずにできるかチャレンジしたりしてみるのも楽しいですよ。
時間内に何回できるかに挑むこともスリルがあって、面白いですね。
③部屋全部使ってミッションかくれんぼ

お部屋の中でもかくれんぼはできます。1室だけでは範囲が狭いので、「お部屋全部に隠れても良い」というルールのもとかくれんぼを楽しむと面白いですよ。
範囲が広く、なかなか見つけることができないのでかくれんぼが白熱します。さらに普通に隠れるだけではなく、あるミッションを達成できるように工夫しておくと、さらに子どもたちは盛り上がってくれますよ。
例えば、鬼は宝物を1つ準備しておき部屋のどこかに隠しておきます。鬼から逃げる人たちは、鬼が隠した宝物を探しながらかくれんぼを楽しみます。ミッションをつけることで、さらに親子ともに楽しむことができますよ。冬休みにいとこや親戚と楽しむのも面白いですね。
④全身で表現!伝言ゲーム

この伝言ゲームは、普通の伝言ゲームとは一味違います。普通の伝言ゲームは、何かしらの音付き(言葉や歌)でテーマに沿って伝えていきますが、「全身で表現!伝言ゲーム」では言葉は一切なしで、体の動きのみ(ジェスチャー)で相手に伝えていきます。
テーマが猫であれば、四つ這いになって猫が毛並みを整える動作をしたり、ゴロゴロ寝転がったりする表現をしたりします。
年長さんになると、テーマに沿って体で表現するという楽しさも十分に分かる頃。親子で共通認識のあるテーマでチャレンジすると楽しめます。最終的に家族みんなのジェスチャーで答えを見事当てられた時には、とっても盛り上がるのでおすすめですよ。
まとめ
室内でも楽しめる運動遊びについて紹介してきました。
室内でも、ちょっとした工夫をするだけで、身体を動かして遊べます。今回紹介した遊びもルールを加えれば、もっともっと遊びの幅は広がっていきます。
ぜひ、お子さん一緒に室内でも運動遊びを楽しんでくださいね。
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