日頃から忘れてはいけない!防災への備え

皆さんは、自宅にどんな防災への備えをしていますか?

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※出典元:平成26年度東京都調査・自宅で備蓄しているもの(東京都防災HPより)
防災への備えとして、皆さんはどんな用意をしているでしょうか。まずは、東京都で調査されたデータを参考にしてみましょう。

グラフを見ると「飲料水」や「食糧」の備蓄は半数以上、「携帯ラジオ、懐中電灯、乾電池など」は、6割が備蓄しています。

一方、 「常備薬」「紙おむつ」「簡易トイレ」などになると、備蓄しているのはわずか2~3割程度という結果。こちらの備えはまだまだ意識が高くはなっていないようです。

では、東日本大震災を経験した方々の多くが、困ったこととして何を挙げていたのでしょうか。実際の現地の声をご紹介しましょう。

災害時でも我慢できない。それがトイレなんです!

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「そなえるカルタ」開発:三菱地所レジデンス
「断水のため自宅のトイレはしばらく使えず、家の周りの側溝などで用をたした。
隣のおばあちゃんはトイレが大変だったので何も食べていなかった。」

「仮設トイレが来るまでは施設内のトイレを使用してもらった。断水していたため、排泄物は新聞紙にくるんで別に廃棄するようにお願いした。」


現地の声からわかるように、幾日もトイレが使えないなんてことを想像できますか?
ライフラインの中でも上下水道の復旧には1カ月以上かかるともいわれています。お風呂や洗濯、食器を洗うなどは多少我慢できますが、我慢できなくて困るのがトイレなんです。

食事や水を我慢して体調を崩してしまう可能性もあります。避難所など、共用トイレの衛生面も気になります。

皆さんはトイレの備えをしていますか?防災への備えには、「非常用簡易トイレ」や「非常用トイレ袋」を用意して、水が使えずトイレが流せないときにも、できるだけ自宅内で済ませられるよう家族で対策を考えておきましょう。

家庭での備えとともに、地域や行政、集合住宅などにトイレの備えがあることはとても大切なことだと思いませんか。

三菱地所レジデンスは、実際に震災にあわれた方々からお話を伺って、トイレの備えの大切さを痛感したことから、「そなえるカルタ」でもとりあげています。

「そなえるカルタ」は東日本大震災等の生の声を届けるために、実際に困ったことを「水・食糧・情報」といった切り口で伝えるための防災ツールです。

続いては、大人と子どもが防災のことを一緒に対話し考えるための「そなえるドリル」のお話をしましょう。

4歳からはじめられる、大人と一緒に防災を考えるドリル

宇宙人が世界中のトイレを侵略!?無人島で生活!? さぁ、キミならどうする?

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2018年第12回キッズデザイン賞受賞「そなえるドリル」開発:三菱地所レジデンス・学校法人 自由学園
ドリルの問題は、思わずクスクスと笑ってしまいそうな内容になっていて、回答を進めていくごとに大人もどんどん巻き込まれていきます。

子どもにも防災のことは知ってほしい!でも、防災訓練などに子どもが参加するのはなかなか大変。そこで、子どもと大人が一緒に考えることができ、対話を通じて家族の防災計画書が最後にできあがるという防災ツールが「そなえるドリル」です。

ドリルとカルタ。今すぐはじめられます。

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1時間目では「宇宙人が世界中のトイレを持ち去ってしまった!」というあり得ないシーンから入り、『家族が1日で何回トイレに行くのか?』という問題を大人と一緒に考えて、各家庭に必要なトイレの備えについて、家族みんなで答えを導いていきます。

また、“無人島生活”という子どもが興味を持ちやすい話から、家族ひとりひとりに必要なものを思い浮かべて、災害時の備えのイメージを広げていく問題もあります。

「そなえるドリル」と、先にご紹介した「そなえるカルタ」は、どちらも一般公開されており、以下のホームページからダウンロードできるので、さっそく、トライしてみてはどうでしょうか?

備えるだけでなく、防災は体験しておくことも大切!

実践型!被災生活まで想定した防災訓練を覗いてみよう。

住まいの備えができたなら、次は、「やってみる」という「体験」も必要でしょう。地域やマンションの防災訓練に、参加したことはありますか?

三菱地所レジデンスは、管理会社の三菱地所コミュニティと協力をして、マンション居住者がいざという時に“自ら動ける”ために防災訓練をサポートしています。

ここでは、千葉県習志野市「奏の杜(かなでのもり)」での防災訓練の事例をご紹介します。実際の訓練の様子や参加者の声を、ぜひ参考にしてみてください。

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まずは、人の命にかかわる安否確認。

災害の時には、要救助者の多くが近隣に助けられたという事実があります。そこで、居住者自身が互いに助けあう共助の体制をつくっています。

ほかにも、水消火器、AEDなどの実践的な内容をチームに分かれて体験。有事の際には、それぞれの経験がお互いを助け合うために役立ちます。

災害時のトイレ。どこに?どうやって?実際に組み立てるからわかることもあります。

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ここまでの記事でもお伝えしてきた、トイレの訓練も行います。

大地震などの災害時には、マンションの上下水道の配管が破損するなどにより、トイレが使えなくなる可能性があります。

訓練では、防災備蓄倉庫に備えてあるマンホールトイレを居住者自らが組み立てて、適するマンホールに設置できるよう実践しました。

防災備品倉庫に置いているものを確認するだけではなく、写真のように、
① 実際に体を動かしてトイレを組み立てる
② 建物の仕組みを理解して、設置するマンホールを確認する
③ さらに、マンホールトイレすら使えないことを想定した凝固剤の使用体験

これらを経験して初めてわかることもあります。訓練に参加した皆さんの声を聞いてみました。

「災害時のトイレの重要性がよくわかった。トイレ組み立てを経験したので、災害時に活かすことができると思います。」

「食べ物や水の重要さは分かっていたが、トイレもそれと同じくらい重要であることを再認識できた。」


被災生活を想定した実践的な体験をすることで、備えることの大切さが伝わるんですね。また、普段、話すことがなかったご近所さんと知り合うきっかけにもなり、災害の時に助け合える「共助」の関係づくりもできます。

災害に備える。防災活動に取り組むことへの想い

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最後に、三菱地所レジデンスの防災への想いをお伝えします。

9月1日の防災の日の由来は、1923年(大正12)に発生した関東大震災です。このとき、三菱地所グループは三菱臨時診療所を作り、延べ4万4,000人以上を救療しています。

その三菱臨時診療所の壁には「ドナタデモ」と書かれています。

先人の想いを受け継いで、三菱地所レジデンスでは防災への取り組みを進化させることを目指しています。

まとめ

災害に遭うことがなく日々を送れることが一番ですが、この記事でご紹介してきたように、いざという時のために、災害への備えは必要なもの。特に、トイレへの備えははずせませんね。

赤ちゃんを守るために、子どもたちと健やかな暮らしを育むために、安心して日々の暮らしを重ねる場所である住まいと防災のあり方を改めて考えてみてはどうでしょう。

今回、災害への取り組みという視点からご紹介した、三菱地所レジデンスの住まいに興味を持たれた方は、ぜひ一度、ホームページも参考にしてみてください。

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