プラステンとは?
様々な遊び方ができる木のおもちゃ
出典:www.amazon.co.jpプラステンは、ドイツ発祥のおもちゃです。縦長の木の板から棒が5本出ています。そして、そこに直径3.6センチほどの5円玉のように真ん中に穴が開いた丸い形の木でできたピースが刺さっています。
ピースは、白木、赤、青、緑、黄色とそれぞれ10個。それ以外に、付属で赤い色のひもと、サイコロが2つついています。サイコロは、「1~6」までがわかる一般的なサイコロと、「白、赤、青、緑、黄色の丸」が書かれたものの2つ。これがセットになっています。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 7,582
*ブランド:ニック
*メーカー:ニック
*対象年齢:0歳6ヶ月~
*サイズ:縦 6cm×横 32cm×高さ 12cm
商品の特徴
*主な製造国 :ドイツ
どうやって遊ぶ?
遊び方は決まっていません。

プラステンは、遊び方の特徴は、遊び方は自分で考えるということ。
基本的な遊び方については、おもちゃについてくる説明書に書いてあるものの、説明書はカラー印刷された、小さい紙1枚きり。遊び方は決まっていなくて、逆に言うと、つまり、「自由に遊べる」!それが魅力です。子どもの発想力につきあって、「こうしてもいいね!こう遊んでも楽しいね!」と思う方法を試行錯誤しながらやってみましょう!
筆者が子どもとよく遊ぶ遊び方を筆者が選定したレベル別にご紹介します。
【1】棒通し
ピースを棒に戻してみよう!

1番基本的な遊び方は、穴が開いてあるピースを取って、「元に戻す」もの。大体、6ヶ月くらいから遊ぶことができます。流石に6ヶ月だと細い穴に通すことは難しいですが、握ってつかむという練習になります。
成長していくと、親が、親指、ひとさし指、中指の3本で掴み、穴に入れていく様子を見せると、子どももまねっこして、穴に入れてくれます。最初は、5本指で掴んだりして、穴が見えなくなったりして上手じゃないこともありますが、見守りつつ遊びます。
2歳にもなると、慣れてきて、スピードも速くなります。そうなったら、5本ある色の2本を使ってママと競争してもいいですね。
レベル:★☆☆☆☆
【2】ひも通し
棒より難しい?ひも通しも

【1】の棒通しは、比較的初心者でもできる遊びです。次は、付属のひもを使って「ひも通し」をしてみましょう。ひもが動くので、大人でも棒よりやりにくいと感じます。ただ、これも慣れで、やっているうちに上手になってきます。
ひもに通したものを「ネックレス!」と言ったりもして、完成作品を見せてくれたりも。ひもを通すことで集中力を養うこともできます。
レベル:★★☆☆☆
【3】積み木
並べる?積み上げる?

棒から外したピースは、丸い同じ形。これを積み木のようにして遊ぶこともできます。例えば、写真はお花のような形を緑1ピース、赤5ピースで作ったもの。お花以外にも、何が作れるか競ってみると楽しいです。
黄色できりん、白木で犬など、好きなものを作ってみましょう。考えることで、独創性を養うことができます。基本的な、白、赤、青、緑、黄色の5色があるので、イメージしたものも作りやすいです。縦に積み上げれば塔にもなり、「どれだけ積み上げることができるか」を競争してもいいですよ。
レベル:★★☆☆☆
【4】数の練習
サイコロを使って数を学ぼう!

2つの付属のサイコロを使って、数の練習をすることができます。例えば、1つのサイコロで「緑色のマーク」、もう1つのサイコロで「6」が出たら、”緑色を6枚ください”の合図。
最初は親と一緒にやってみて、その後に1人でできるようになるといいですね。サイコロの目は数字ではないので、「1~6」の数字が読める前から挑戦できます。2歳ごろからチャレンジでき、数学力を鍛えることができます。
レベル:★★★☆☆
【5】足し算の練習にも
同じ色が10個あるのでそろばんとしても

プラステンは、同じ色の丸が10個ずつ入っています。そのため、10進法を学びやすいです。
例えば、「4+1=」と数字で見るよりも、もので見た方がわかりやすいもの。「4+1はいくつだった?」と聞いて、「いーち、にーい、さーん、しーい、ご!」と数えさせて、計算問題を解いていくと、早い段階から数字に慣れさせることができます。
1色10個で5色入っているので、最大50までの足し算ができることになります。
レベル:★★★★☆
【6】おままごとにも使える!
自由な発想で使ってみて

例えば、色とりどりのピースをお皿に並べて、「ごはん」にして、おままごとにも使えます。白はチキンナゲットで、黄色はとうもろこし、赤はトマトに緑はブロッコリーといったように。
おもちゃのフライパンに入れて炒めたり、お金のようにして渡したりすることもできて、自由な発想で遊ぶことができます。
レベル:★★★★☆
【7】立体的な作品を作ったりしても
こんなこともできる!がいっぱい

オブジェ風の製作物もできます。バランスを取りながら、棒の間にもピースを挟んでいくと、ピースが空中に浮いたような感じに。バランスを崩すと壊れてしまうので、バランスを取りつつ作ってみましょう。
この遊びは説明書に書いてあったのですが、大人でも気を遣いつつやらないといけないほどです。
レベル:★★★★★
まとめ
最初は、「どうやって遊べばいいのかな?」と思っていたプラステンですが、何通りにも遊べて、子どもが「こうやってやる!」と独自のオリジナル遊びを発見していました。
ひも通しに数の計算、そして、お金の代用としても使える”万能おもちゃ”。誕生日などにプレゼントすると、大きくなるまで遊べそうですね。
・掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。