目次
ベビーサインとは?
赤ちゃんも一緒に覚えよう!
ベビーサインのやり方

日常生活の中でベビーサインを取り入れていきましょう。
例えば、離乳食を開始していたら「おかわりが欲しい時は、ごはんちょうだいして」と「ちょうだい」のベビーサインをママやパパが実践してみせます。そうすると、ベビーサインを覚えれば、次からは赤ちゃんが「ちょうだい」のベビーサインができるようになります。
これで、おかわりがほしいかどうか一目でわかります。「おなかいっぱいなら、ごちそうさましてね」と言い、両手をあわせて「ごちそうさま」ならおなかいっぱいのサインです。
兄弟がベビーサインを覚えていると、下の子にベビーサインを教えてあげたり、兄弟間でベビーサインのやりとりをしておもちゃの貸し借りができたりもします。大人も子どもも赤ちゃんも、覚えておいて損はない言語です。
ベビーサインの教え方、気を付けること
ただ、注意しなくてはいけないことは、ベビーサインは覚えなくてはいけないわけではなくて、あくまでもスムーズなコミニュケーションをはかる手段。
「できないならごはんあげない!」と厳しくしてはいけません。できたら「すごいね!」、「言葉がつかえなくても気持ちが伝えられるね!」とおおげさに褒めてあげるようにします。
そうすると、どんどんベビーサインを覚えてくれるようになります。
覚えると便利!おすすめのベビーサインをご紹介
6ヶ月頃の赤ちゃんにおすすめのベビーサイン
「おっぱい」のベビーサイン
出典:youtu.beおっぱいのベビーサインは、牛の乳を搾るように手をグーパーして絞り下ろします。おっぱいやミルクが飲みたい時、のどがかわいた時に使えます。
このベビーサインは赤ちゃんにとっても簡単なベビーサインです。ただ泣くだけよりも、お腹がすいたサインをだしてくれるとママもわかりやすいですね。
「もっと(足りない)」のベビーサイン
出典:youtu.be「もっと(足りない)」のベビーサインは両手の指先を軽く閉じたまま、トントンと触れ合わせます。もっと食べたいときやもっと遊びたいときに使えます。
ベビーサインの中でも比較的簡単なサインなので、赤ちゃんも覚えやすいと思いますよ。上で紹介した「おっぱい」と一緒に教えると満腹具合がわかりますね。離乳食期にも使えます。
8ヶ月~10か月の赤ちゃんにおすすめのベビーサイン
「食べる」のベビーサイン
出典:youtu.be5本の指を使って食べ物を口へ持っていく動作です。赤ちゃんがおなかを空いて食べたいとき、おやつを食べる時にも使用します。
こちらも覚えやすいベビーサインです。赤ちゃんが泣く理由がわかるととてもありがたいですね。パパママが食べ物を与える前にこちらのサインを見せていると、赤ちゃんも自分からやってくれるようになりますよ。
「おいしい」のベビーサイン
出典:youtu.be片手で頬を2回~3回軽くたたきます。赤ちゃんがご飯やおやつを「おいしい」と思った時に使います。ママにとっては赤ちゃんに覚えてもらうとうれしいサインかもしれません。
ただ、赤ちゃんにとって「おいしい」は動作ではないので最初は覚えるのが難しいかもしれません。でもご飯を食べてもぐもぐと味わっているときにパパママがやってあげると自然と覚えます。
赤ちゃんが自分から「おいしい」のベビーサインをしてくれると作りがいがありますね!
「おしまい」のベビーサイン
出典:youtu.be上に向けて開いた手のびらを、そのまま下に降ろしながらすぼめます。離乳食や食事、遊びを終わりにする時に使用します。
赤ちゃんはなかなか欲求を抑えるのが難しいので、覚えてもらうと便利なベビーサインの1つです。ご飯の終わりに声を出しながらやると覚えてくれますよ。お腹いっぱいの時に赤ちゃんからしてくれるかもしれません。
1歳前後の赤ちゃんにおすすめのベビーサイン
「おむつ」のベビーサイン
出典:youtu.be下腹部を両手でポンポンとたたく動作です。おむつを交換して欲しい時に使います。うんちの時は、おしり部分をポンポンと叩くなどのアレンジもあります。
おむつの交換時に「おむつ」のベビーサインをしながらママが「おむつ」と言って赤ちゃんに教えると覚えやすいですよ。おむつ交換がきらいな赤ちゃんはなかなかやってくれないかもしれませんが、教えてくれるとおむつ交換が楽になりますね。
「お風呂」のベビーサイン
出典:youtu.beお風呂のベビーサインは、握った両手を胸のあたりにおいて、上下に動かします。身体をゴシゴシするようなイメージです。ママが赤ちゃんに「お風呂はいるよ」と教える時に使います。
自分でハイハイ、あんよができて、お風呂大好きな子はこのベビーサインを見て、お風呂場まで自分で行ってくれたりします。連れていく手間がかからないので便利ですよ!
ベビーサインが学べる教室は?
日本ベビーサイン協会のHPで検索できる

ベビーサイン教室は、一般社団法人日本ベビーサイン協会の教室検索から調べることができます。住んでいる県、最寄駅、開催月などから調べることができます。
例えば東京23区内で教室検索をしてみると、土曜日開講、東京ドームのアソボ~ノで実施、看護師が教えるクラス、少人数制クラスもあることがわかります。
土曜日開講なら働いているママも行きやすいですよね。また、東京ドームのアソボ~ノなら、ついでに遊ばせて帰ってくることもできます。
ベビーサイン教室もたくさんあり、先生や開催場所も多彩。ママが「行ってみたい!」「楽しそう!」と思うクラスに行って学ぶのがおすすめです。自分が住んでいる場所などから検索してみてくださいね。体験教室もありますよ。
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本でも学ぶことができる!
1冊は手元に置いておくことをおすすめします
ベビーサインは本でも学べます。教室で習ったとしても、記憶は薄れていってしまうので、ベビーサイン本を1冊購入しておくと、辞書のようにわからない時に調べることができますよ。
ママ、パパも覚える必要があるベビーサインは、手話にも近い言語で世界共通なので、覚えると海外旅行をした時など、どこかで役に立つかもしれません。
家で実践していく予定なら、本も1冊置いておきましょう!きっと助かります。それでは、おすすめの本をいくつかご紹介します。
【1】今すぐできる かんたんベビーサイン|遊タイム出版

NPO法人日本ベビーサイン協会理事長が書かれた本です。ベビーサイン139語が収録されていて かわいいイラストが盛りだくさんなのでわかりやすいです。
普段赤ちゃんに語りかけている言葉に、手を添えるだけでOK。本をパッと見てすぐに始められますよ。できるサインから使ってみましょう。
口コミ
・1ページにひとつのサインの紹介で、絵が大きく書かれていて見やすいです。
・A5ほどの大きさで持ち運びにもコンパクトでちょうどよい大きさです。おすすめ絵本などの紹介もありとても便利です。
【2】わかる!話せる!らくらくベビーサイン [ベビーサイン公式キット]|実業之日本社

ベビーサインの創始者、リンダ・アクレドロ博士&スーザン・グッドウィン博士と、日本ベビーサイン協会理事長が監修している本です。
DVD、絵本、ガイドブックがセットになった、ベビーサイン公式キットはベビーサインの入門としておすすめで、出産のお祝いにもぴったりです。
DVDには博士からのアドバイスや実際に赤ちゃんがベビーサインをやっている姿、アメリカで大人気のベビーサインアニメなど87分収録されています。
イラスト付きのガイドブックもわかりやすく、ベビーサインに役立つ絵本もついているので、大満足できるキットですよ。
口コミ
・覚えやすい簡単なサインから紹介されていて、わかりやすい絵や教え方のポイントも記載されているので入門にはピッタリだと思います。
・DVDは子どもが見ても面白いらしく、夢中で見てくれています。
【3】ベビーサイン―グーとパーだけで赤ちゃんと会話|毎日新聞社

日本の手話をもとにグーとパーだけで簡単に表せるベビーサインを77語収録されています。かわいいイラストと手の動きの説明で、だれでもかんたんにサインを使えるようになりますよ。
目で見ることができる物の名前などは少なくして、赤ちゃんが自分の気持ちを伝えるためのことばを多く載せているのが特徴の本です。スキンシップ遊びにマザーグースの歌も紹介されています。
口コミ
・かわいらしいイラストで簡単なベビーサインから紹介されていて見やすいです。出産祝いにもおすすめです。
・日本の手話をもとにしたサインなので、赤ちゃんが成長につれてベビーサインを忘れてしまっても、親は簡単な手話が覚えられるのでとてもいいです。
【4】きほんのベビーサイン・リングカード BOOK|宝島社

こちらも日本ベビーサイン協会代表理事の吉中みちるさんが監修されています。「本当に使える!」とママの皆さんが大絶賛されているリングカードブックです。
赤ちゃんがわかりやすいベビーサインが、40枚のリングカードで紹介されています。リングカードタイプなので持ち歩きやすく、ゲーム感覚で遊びながらサインを学ぶことができます。
口コミ
・角が丸くて赤ちゃんとも安心して使えます。持ち運びにもいいです。
・イラストもわかりやすく、子どもが興味を持ってみてくれています。親も覚えやすく、子どももわかりやすくておすすめです。
【5】楽しいベビーサイン―赤ちゃんのこうしたい ! がわかる|主婦の友社

ベビーサインを分かりやすく紹介していて、あいさつや食べ物など、様々なサインが学べます。食事、外遊び、トイレやお風呂、ねんねといったお世話のサインから、赤ちゃんが好きな動物や乗りもののサインまで、この1冊で色々なサインが紹介されています。
はじめてのベビーサインにおすすめの6つの基本サインをピックアップして紹介されているので、初心者の方にもおすすめの本です。
この商品の基本情報
商品情報
*メーカー:主婦の友社
*著作者:吉中 みちる
*参考価格:¥ 1,404
*ページ数:96
*パッケージサイズ:21cm x 18cm x 1cm
*パッケージ重量:0.2kg
口コミ
・赤ちゃんが実際にサインしている写真がとてもわかりやすかったです。
・ベビーサインの概要から説明されていて良かったです。状況別に分類されているので見やすいです。
まとめ
言葉を学ぶ前にベビーサインを覚えると、赤ちゃんがなぜ泣いているのかがわかりやすくなります。必ずしも覚えなくてはいけないものではないものの、覚えることでママと赤ちゃんのコミニュケーションが取れるのがすてきですよね。
ベビーサインの中でも、「私の赤ちゃんはこのサインは使わない」というものがあったりしますが、使うものを生活に取り入れて、赤ちゃんと上手に意思疎通をはかっていきたいですね。
今回、ご紹介したスポットの詳細はこちら
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。