まずは日頃のコミュニケーションから!
ただ顔を合わせるだけではコミュニケーションとは言えませんよ

まずは当然のことながら日頃のコミュニケーションをどれだけ取れているのかは大事になります。
仕事の忙しさを理由にして休みの日にだけ関わっていたり、平日もお風呂に入れるだけ。ご飯のできるまでの時間だけちょこっと遊ぶ。日頃の子どもとのコミュニケーションを思い返して当てはまる部分はありませんか?
子ども達は小さいほどに「愛着関係」を結ぶことができる関係を求めています。それはママの言葉として使われることの多い、無条件の「愛情」であり「肯定」であり「スキンシップ」も大切です。
これらを簡単にすることができるのが、赤ちゃんに声をかけることです。泣いてしまった時に「どうしたの?オムツかな?」、「何が嫌だったの?」、「お腹がすいたんだね」と声をかける。
それだけで、この人(パパ)もママと同じで僕(私)のことを愛してくれているのだと無自覚であれ感じるのです。
また子どもを抱き締めることもとても有効な手段となります。ただいまのハグや、おやすみのハグ、おはようやいってきますのハグなど日常の何気ない場面でも身体全部で「パパはあなたを愛しているんだよ」と伝えましょう!
ママとは違う面白さでアピール!
絵本の読み聞かせに低音を使ってみよう

日頃からのコミュニケーションが取れるようになってきたら、ママとは違う楽しさを使ってアピールするのも良いでしょう!そういった部分というのは男性保育士にも当てはまる部分があります。
筆者が現場で意識した部分は「大きな動き」です。
子どもは大きな動きを無意識に目で追います。なので女性と比べ男性は身体が大きいので、それだけですでに武器を持っているのです。また声帯についても男性が女性に比べて優れるのは低音が出せるということ。
歌を歌う時の高音と呼ばれるものはトレーニング次第で高めることができるのですが、低音というのは声帯に依存するのでトレーニングをしても低い音というのは会得できないようです。
なので絵本の読み聞かせでは音域も意識しながら読み分けをしてあげるのも良いでしょう。
絵本には悪者だったり、怪獣やおばけなどもよく出てくるのでわざとらしく低い声を使ってみると子どもの反応がいつもと違って面白いですよ。
パパの得意を生かせる分野を見つけよう!
やはりママや女性の保育士の求める活発な運動であったり、高い高いや肩車のように筋力を必要とするものでのアピールも大変効果的だと思います。
その他にはパパが子どもと関わるのに一番楽しいと思えることをしてあげるのも良いかかわり方なのではないかと思います。
絵が上手なパパとお絵かき、お城やお寺に詳しいパパと名所巡り、スポーツをやっているパパと色々なスポーツに触れるのも良いでしょう。
そうした自分の得意分野でかつママとかぶらないものでアピールをすることで、「~~をするならパパとがいい!」なんて時には言われるような物があるといいですよね!
ママも一緒になってパパの得意を生かせる分野を見つけてあげてください。
忘れちゃいけないママとのコミュニケーション
ママもパパと積極的にコミュニケーションを取ろう
子どもにパパをもっと好きになってもらいたいと思っているママ達。子どもにはまだ分からないから、なんて軽い気持ちでパパへの不満を口にしたり、子どもとのコミュニケーションを大切にするあまりパパとのコミュニケーションをおろそかにはしていませんか?
確かに子ども達には不満の内容を理解することはできないでしょう。ですが言い方などから良い感情ではないことは伝わってしまいます。
パパは大好きなママから良くない感情を抱かれいるのかと子どもが思ってしまったら、どれだけパパが頑張っても思うように関係を深められないこともあるのです。
子どもは「家庭」という社会の中で生きています。その社会の一員であるパパ、ママ、子ども達がしっかりとコミュニケーションを取り合うことが大切なのです。
まとめ
今回はママ達のひそかな悩みとして「子ども達がもっとパパを好きになってくれる方法」を男性保育士の目線から考えてみました。
日頃からのコミュニケーションをはかること。男性ならでは、パパならではの面白さをアピールすること。そしてママとパパが仲良しで子どもが安心できる家庭を築くこと。
当たり前の様に思ってしまって、ついつい見落としがちになるこれらのポイントを今一度ママもパパも一緒になって見直してみると良いのではないでしょうか?
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