【1】子どもの友だちとも関わる

自分の子どもだけでなく周りの子どもとも上手にコミュニケーションして差をつける!

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これからイクメンを目指す方も、イクメンを自負している方もお子さんとの関わりは重要だと考えていると思います。ですが、お子さんのお友だちとの関わりについてはどう思っているのでしょうか?

男性の場合は偏見を多分に含みますが、子どもに苦手意識を持っている人もいますよね。もちろん子どもと関わるのが大好きという男性も、保育士になったRyUを含め多くいるのも事実です。

RyUの周りでもだんだんと結婚・出産ラッシュが来ていまして、「子どもなんて何するか分からないから苦手」と言っていた友だちが、今やお子さんの写真を待ち受けにしてデレデレになっています。笑

子どもへの苦手意識を持っていた人も自分に子どもができることで興味関心が芽生えることがあるという事実ですね。ですが、デレデレのお友だちいわく「自分の子どもしか遊べない」というのです。

こうしたパパの声は珍しくはないようで、今回はこの「お子さんのお友だちと上手に遊ぶ」ことで、周りのパパ友に差をつけようと思います。

子どもの警戒心が解けた頃に声掛けを

子ども達は色んな人や物に興味と関心を持っています。大人は遊んでくれる存在だと認識もしていますから、お友だちのパパなんて側にいれば興味しんしんです。ですがその興味関心と同時にやはり警戒心や不安も持っているのです。

子どもの警戒心を解く鍵は「側にいる」ことです。ただ側にいて、自分からは何もしません。急に話しかけたりすると大人だって驚きますよね?子どももそうなので、まずは側にただ居ます。

そうすると側にいても嫌なことをしてこないと分かり子どもの警戒心が薄れます。警戒心が薄れると興味関心が表に出てきて子どもに変化が表れます。

しきりに自分の方を見てきたり、今まで無口で遊んでいたのに独り言のように何かを言って遊びだしたり、もっと分かりやすく顔を覗き込んだりしてくる子もいますが、子どものほうから遊んで欲しいアピールをしてくるのです。

そのサインを見逃さずに声をかけたり、一緒に遊んだりすると人見知りをされずに「遊んでくれるお友達のパパ」になります。

子どもの警戒心を解くことができたなら後は自分のお子さんも混ぜて遊んだりするのが理想ですが、年齢によっては難しい場合があります。とりわけ3歳未満児さんに関しては遊びの発達において1人で遊ぶ時期なので、一緒にというのは難しいのです。

そんな場合には砂場などでは大きな山を作ってあげて、その両側で自分のお子さんと、お友だちを見ながら遊んだりすると「しっかりと他の子どもも見てくれる良いパパ」という印象になります。

【2】上手な褒め方と叱り方

子どもの成長を促す褒め方と叱り方を知って差をつける!

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次は子どもと接していると幾度となくおとずれるこんな場面からパパ友に差をつけていきたいと思います。

子どもは大人が予期しない凄いことをしたり、また危ないことやいけないことをしてしまったりもします。

そんな時にただ褒める、ただ怒るだけでなく「成長を促す褒め方と叱り方」のポイントをおさえておくと、そんな場面を見ていたパパ友から一目置かれる存在になるかもしれません。

褒め方のポイントは「大げさに人の前で褒める!」です。叱り方のポイントは「二人きりで短く叱る!」です。

この方法は心理学ではよく使われる技法で大人にも当てはまります。そして感受性の豊かな子ども達にはとても効果がある方法になります。

人前で大げさに褒めて2人きりで叱る

例えば子どもが皆で遊んでいて、遊具を代わってあげた時「ちゃんと順番ができて偉いね!自分から代わってあげて格好良いからパパすごくうれしかったよ」と大げさに褒めましょう。そして、ただ言うだけでなく周りにいる子ども達にも聞こえるくらいの声で褒めてあげましょう。

褒めるとお子さんはうれしくて自信がつきます。大げさに人前で褒めると、お子さんに自信がつくだけでなく、周りの子ども達への意識づけにもなります。

「代わってあげたら褒めてもらえる!」、「順番ができるのは良いことなんだ!」と望ましい行動が分かり、褒めてもらえるなら頑張るという意識づけになるのです。

自分のお子さんの成功から周りの子ども達まで巻き込んでしまえば差がつきますね!

どうしても叱らなければならない時には人前ではなく、落ち着いて話のできる場所に移ってから二人きりで話しましょう。

人前で怒ってしまうと子どもの自尊心を余計に傷つけてしまいますし、他の子どもにも悪い印象を与えてしまうことにもなりかねません。

二人きりの場所で、落ち着いた声で「どうしてダメだったのか」、「次はどうして欲しいのか」を短く伝えましょう。もし遊具で代わることができなくてお友だちが泣いてしまったのであれば「お友だちも遊びたかったのにダメって言われて悲しくて泣いてたね。次は代わってあげられるとお友だちもうれしいし、パパもうれしいな」と要点だけを伝えます。

そして叱る場合に大事なのは、次の機会にできた場合にはしっかりと褒めてあげることです。そうすることで子どもの自信が傷つかないで済みます。

【3】ママ友や先生に笑顔で挨拶

恥ずかしさを乗り越え、育児の味方を増やして差をつける!

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イクメン講座中級編の最後はママパパ友と先生との関わりについてです。

公園やお買い物の時、保育園に子どもを預けに行く時、迎えに行く時。色々な場面でお子さんを取り巻く大人との関わりが必要になりますよね。そうした関わりをしっかりと持つと育児のしやすさもそうですし、育児の幅が広がります。

子育て中の男性に限ったことではないですが、挨拶と笑顔というのはとても大切です。それができているのといないのとでは印象が全く違いますし、パパママというのは子どもの名札の様な存在でもあると思います。

パパが無愛想にしてしまっていると「あのパパのお子さんだから愛想がないのかな?」なんて子どもの印象まで悪くなってしまいます。

逆に、パパが日頃から愛想よくしていると「元気な子ね、あのパパのお子さんだものね!」と子どもの印象まで良くなるのです。

といえど、人付き合いには得意、不得意があるものですし、人間関係には相性というものも存在します。なので最低限の挨拶と笑顔だけは心がけるようにしましょう。

通勤で忙しいからと目も見ずに挨拶していたり、恥ずかしいからと言って無表情で受け答えをしてしまっている人がいたら要注意です。

子どもの為にも「あのパパだから納得!」と言われるような誇らしいパパでいられるように努力しましょう。

まとめ

今回はパパ友に差をつける為の3つのポイントを紹介しました。初対面の子どもにはただ側に居て、子どもの警戒心が薄れ好奇心が顔を出した瞬間を見逃さないようにしましょう。

褒める時は「人前で大げさに」、叱るときは「二人きりで短く。次にできた時には大いに褒める」ことを意識しましょう。気持ちの良い挨拶と笑顔を振りまくと子どもの印象も良くなります。

これらのポイントはできていると思いがちですが、そうした当たり前な行動だからこそ日々の忙しさの中で忘れてしまいがちなポイントでもあります。

これら当たり前なことを当たり前にしているパパを目指して日々努力をしていきましょう!無意識にこれらのことができるようになった時には周りのあなたを見る目も変わっているかもしれませんよ。

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