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『いちごさんがね(おいしいともだち) 』 とよたかずひこ著
「ずん ずん ずん」という擬音語が楽しい、読み聞かせにピッタリな1冊です。

6個のイチゴが「ずん ずん ずん」と一生懸命歩いていきます。一体どこに行くのでしょう??道すがら、かえるさんや雪だるまさんと出会い、それでもイチゴたちは目的地を目指して前へ前へと進んでいきます。
最後には美味しいアレになりますがそれは内緒にしておき、「イチゴさんたち、どこに行くんだろうね?」と親子で考えてみたり、「ずん ずん ずん」という擬音語を楽しんだりできる絵本です。
シンプルなストーリーですが、赤くて丸っこくて可愛いイチゴたちの頑張る姿は、赤ちゃんから幼児まで楽しめる絵本ではないでしょうか。
この商品の基本情報
商品情報
*メーカー:童心社
*著作者:とよた かずひこ
*参考価格:¥ 918
*ページ数:24
*商品サイズ:1cm x 20cm x 18cm
*パッケージ重量:0.2kg
『モリくんのいちごカー』 かんべあやこ著
イチゴで作った車が出てくる本は、男の子にも!

こちらは子どもたちに人気の「モリくんシリーズ」の、2016年に出版されたばかりの絵本です。コウモリのモリくんは野菜や果物で車を作るのが大好き。
今日はイチゴで1人に1台の「いちごカー」作り、その「いちごカー」に乗ってみんなで春探しに出かけます。
しかし実は「春探し」は口実で、今日はきつねさんのお誕生日なので、きつねさんを連れ出しているあいだにこっそりお誕生日パーティーの準備をしていたのです。
さてさて、無事にサプライズは成功するのでしょうか。
イチゴジャムやクリームで作られた大きなケーキのイラストが、とても美味しそうです。また、巻末には工作付きなので読み終わってからも親子で楽しめます。
『いちごばたけの ちいさなおばあさん』(こどものとも傑作集) わたりむつこ著、中谷千代子絵
もしかしたらママも読んだかもしれない、ベストセラーです。

実は私も子どもの頃に読んで好きになった絵本です。イチゴって最初は白かったのに育つと真っ赤になりますよね?もし、それがこのちいさなおばあさんの仕業だったとしたら?というお話です。
ウサギやリスよりも小さなおばあさんの仕事はイチゴに赤い色を付けること。緑色の石と水で魔法のペンキを作り、それをペタペタ塗ってイチゴを赤くします。
そして赤くなったイチゴ目当てに様々な動物たちがやってきますが、せっかく赤く塗ったイチゴを動物たちが食べてもおばあさんは全然怒りません。
心の中ではみんなの幸せが自分の幸せだと思って嬉しいのかもしれません。読み聞かせのあとで、「おばあさんの気持ちはどんな風なのかな?」なんてお子さんと一緒に想像してみると、きっとそこには優しい心が育まれるはずです。
この商品の基本情報
商品情報
*メーカー:福音館書店
*著作者:わたり むつこ
*参考価格:¥ 864
*ページ数:32
*パッケージサイズ:27cm x 20cm x 1cm
*パッケージ重量:0.3kg
まとめ
いかがでしたでしょうか。だんだん春が待ち遠しくなってきましたよね。イチゴのはっきりとした赤は色覚的に子どもたちの目を惹きつけやすいので、きっと読み聞かせにも集中してくれるはずです。
絵本を読んだらイチゴを食べたくなっちゃうかも。絵本を読んでイチゴに興味を持ったら、イチゴ狩りやイチゴを使ったクッキングなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。
旬のフルーツを色々な角度から楽しんでみてくださいね。
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