目次
【1】よかったねネッドくん|作:レミー・シャーリップ
何度読んでも面白い鉄板絵本

英語表記もついている、一石二鳥の絵本です。
パーティに招待されたネッドくんが、いろんなハプニングに巻き込まれながら最後には会場にたどり着くお話で、「よかった!」(Fortunately)と「でも、たいへん!」(Unfortunately)のくり返しで物語が進んでいきます。
幸運な場面では鮮やかなカラーの絵、災難に見舞われる場面ではモノクロの絵という構成も視覚的にわかりやすく、ありえない展開の連続にワクワクが止まらないはず!
理屈抜きで愉快な、大人が読んでも楽しい本ですよ。
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商品情報
参考価格:1,512円
原著:レミー チャーリップ
翻訳:八木田 宜子
出版社:偕成社; 改訂版
口コミ
・文章量も多くなく、年齢問わず読んで面白い内容。何度も繰り返して読みたくなる1冊。
・イラストもかわいく色使いがきれい。
・テンポよくストーリーが進んでいくので読み聞かせる大人も楽しめる。
【2】としょかんねずみ|作:ダニエル・カーク
きっと本を書いてみたくなる

主人公のサムは、図書館に住んでいる本が大好きなねずみ。
たくさんの本を夢中で読むうちに、とうとう自分でも本を書くようになります。そしてその気持ちは図書館を訪れる子ども達にも伝わって……。
隅々まで描き込まれた、躍動感いっぱいの鮮やかな絵がまず目を引きます。そして、読み終わったら自分も本を作りたい!というやる気が芽生えるかも。
この後サムはどんどん世界を広げていき、最終的に『としょかんねずみ5 すてきなわがや』でシリーズが完結します。1作目を読んで気に入ったらぜひ続きもどうぞ。
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商品情報
参考価格:1,728円
原著:ダニエル カーク
翻訳:わたなべ てつた
口コミ
・とにかくオチが秀逸です。一読の価値あり。
・読み終わると何か自分も文章を書きたくなってしまいました。
【3】クレヨンからのおねがい!|作:ドリュー・デイウォルト
お絵かきが大好きな子におすすめ

クレヨン1本1本から持ち主の男の子に送られる、12通の手紙がにぎやかに続きます。
赤や青が「働きすぎだから休ませて」と要望したかと思えば、逆にピンクは「1年間ちっとも使ってもらってない」と文句を言い、自分こそがおひさまの色だと喧嘩している色もありで、12色それぞれがとても個性豊か。
子ども達が一番面白がるのは、何といってもうすだいだい色です。「君に紙を剥がされてすっぽんぽんなんだ!冗談じゃない!」と怒るうすだいだいに、笑いが止まらないはず。
最後のケビンが描いた、全部の色を使った絵がとても素敵です。お子さんと一緒に、どの色を使って何が描かれているか、じっくり眺めてみてください。
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参考価格:1,620円
原著:ドリュー・デイウォルト
イラスト:オリヴァー・ジェファーズ
翻訳:木坂 涼
口コミ
・各色の思いが面白く書かれていて、笑いをこらえることができませんでした。
・クレヨンの世界に収まることなく、労働階級や、管理職の苦労などにも共感できる、大人のための絵本でもあります。
【4】ウエズレーの国|作:ポール・フライシュマン
子どもの無限の可能性

いつも学校ではみ出しているウエズレーは、自分をしっかり持った男の子。
夏休みの自由研究に「自分だけの文明」を作ることを決意します。独自の植物を育てたことから始まり、その植物から様々な衣食住を生み出し、新しい暮らしの仕組みや遊びを考えて……。
最終的にはいじめっ子達をも巻き込んで自分だけの国まで作ってしまうという壮大なストーリーに、きっと大人も引き込まれるでしょう。
表紙の吸い込まれるような青い空の色が印象的。どのページも鮮やかな色で彩られています。
どの親も、我が子にはウエズレーのように、自分を信じて世の中に立ち向かっていく強さと賢さを持ってほしいと願うものですよね。
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商品情報
参考価格:1,512円
原著:ポール・フライシュマン
イラスト:ケビン・ホークス
翻訳:千葉 茂樹
口コミ
・たくさんの絵本を読破してきましたが、これはその中でも最高傑作の絵本です。
・みんなと違う個性的なウエズレー君、これは個性を認めるという以上に文学的な人間観が書かれています。
・何より、絵が美しい!
まとめ
ご紹介した絵本の中には少し文章が長いものもありますが、絵が持つ力でどんどん読み進めていけるはず。
無数にある海外の絵本から、自分だけのお気に入りの一冊が見つかるといいですね。英語が好きなら、いつかはぜひ原書にもチャレンジしてみてください!
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・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。