【1】子どもに伝えたい!食物アレルギーの基本
【1-1】子どもの食物アレルギーってなに?

この説明を子どもに最初にしっかりと説明をすることが大切です。
アレルギーとは、簡単にいうと、卵や花粉など、普段は悪いものではないものまで悪いものだと体が思って戦い始めること。
食物アレルギーの場合、食べ物に含まれる主にタンパク質が異物(アレルゲン)と認識されて症状が引き起こされます。
アレルギーのない人であれば体にとっていいはずの食べ物が、アレルギーを持っている人にとっては体に悪いものと捉えられてしまうことなんです。
なお東京都の3歳児検診の調査によると、食物アレルギーの子どもの患者数は毎年増えてきています。
【1-2】子どもの食物アレルギーって、どんな症状があらわれるの?

食物アレルギーの症状は、人によってさまざまです。
例えば以下のような症状がお友達にあらわれたら、すぐに近くの先生や大人に言って、お友達を病院に連れて行ってもらうことを子どもたちに教えることが大切です。
【代表的な症状】
・目や口が腫れてくる
・顔や体に赤いぶつぶつができる
・お腹が痛くなる
・気持ちが悪くなる
・咳が出る
・息が苦しくなる
など・・・
【1-3】食物アレルギーは『好き嫌いとは違う!』ということ

子どもにとってしばしば理解しにくいのが、「食物アレルギー」と「好き嫌い」の違いです。
子育ての中で、子どもが味などが嫌いで食べられないのは「好き嫌い」。
一方、「食物アレルギー」はそうではなく、体が痒くなったり息が苦しくなるなど、食べて具合が悪くなるものです。
食物アレルギーを持っている子どもは、給食などのときに、みんなが食べているものを食べていないときもあるかもしれません。
でも、それは『好き嫌いとは違う!』、『人によって食べることができるものが違うことがあるのだ』ということを、子どもたちに伝えていきたいですね。
【2】食物アレルギーについて親子で学ぼう!
子どもも理解しやすい!親子で見られる動画をつくりました

食物アレルギーを持つ子どもが増えている今だからこそ、大人だけではなく子どもも含めたみんなが食物アレルギーについて正しい知識を持つことが必要です。
そこで、私たちファイザー株式会社は、親子で食物アレルギーについて楽しく学べる教育アニメ(動画)7つをオリジナル制作し、公開しています。
アニメの中で、歌やクイズを楽しむことで、食物アレルギーの仕組みを自然に学ぶことができます。
「食物アレルギーを起こしやすい食べ物は?」
「もし卵にアレルギーがある子が、原料として卵が使われているドーナツを食べようとしていたらどうすればいい?」
など、親子でクイズに挑戦してみてくださいね。
なおこの動画やファイザーの提供する教育ツールは全国で教職員の方々により特別授業として無償で活用して頂いています。ご興味のある教職員の方は合わせて下記ページをご参照ください
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まとめ
もっとみんなに。もっとみんなで。食物アレルギーの正しい知識を。
アレルギーは症状を持つ子どもや家族の努力のみで乗り越えられるものではありません。
だからこそアレルギー症状を持たない皆さんにもわかりやすく正しい知識を身につけてほしい!という想いでコンテンツを作成させて頂きました。
子どもから大人まで、家族みんなで楽しく食物アレルギーの仕組みを学んでくださいね!
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