【1】お食い初めとは何?

食べ物に困らないように願う儀式

「お食い初め」とは、子どもが生まれて生後100日目にあたる日に、子どもの成長を祝うとともに、初めて食べ物を与える儀式のことを言います。

地域によって、お食い初めを100日目以降にするところもあり、100日目ぴったりにする必要はないようですが、おおよそ100日を目安に行うのが慣例のようです。

初めて魚を食べさせるということで「真魚(まな)始め」、初めて箸を使うので「箸揃え」、「箸祝い」、行う日が生まれてから100日頃のため「百日(ももか)の祝い」や「歯がため」という呼び方をするところもあるそうです。

初めて食べ物を与えると言っても、この時期の赤ちゃんはまだ母乳やミルクで栄養をとっている頃ですよね。

実際のお食い初めでは、口のそばに近づけたり唇にあてる程度で、口の中に入れて食べさせることはしないようです。

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【2】お食い初めで準備するものは?

【2-1】新しい食器で初めてをお祝い

お食い初めの儀式は、食べ物を口にする、赤ちゃんにとっては初めてのことです。

お茶碗やお箸、スプーン等の食器は、すべて新しい物を用意してあげると良いでしょう。

正式には、お祝い用に使われる食器類は以下のものが使われるようです。

【お箸】
柳の白木

【お椀】
鶴、松などのまきえ模様の描かれている漆の器

【お膳】
家紋付のもので、男の子ならば朱塗りのお膳
女の子ならば外側が黒塗り、内側が朱塗りの漆器

あくまで正式には上記が用いられているようですが、お食い初めが終わった後も使うことができるベビー食器等を使用してもOKです。

【2-2】お食い初めの食器にはどんなものがある?

実際、お食い初めの食器として、どんなものを用意できるのでしょう。

お食い初めの食器をセットで購入するなら、例えば、お茶碗、お椀、小さなお皿、湯飲み、お箸と箸置き、お盆がセットになり桐の箱に入ったものがあります。木目調の濃いブラウンで、落ち着いたデザインでありながら、お茶椀などにかわいいひよこ柄があしらってあり、ベビー食器として、もしくは大きくなってからも使用できます。

他に、歯固めの石・お食い初め解説書付のお食い初めセットや、天然素材でありながら食洗器の使用も可能、なおかつ名入れも可能なセットもおすすめです。
子どもの名前が入っていると特別感のある食器になりますね。

ただ、前述のように離乳食用などに準備したべビー食器のセットで代用しても問題ありませんし、お食い初め食器セットをレンタルする方法もあります。

どのようにお祝いしたいのか、パパとママのイメージするお食い初めに合わせて食器も選ぶとよいですね。

【2-3】歯固めの石・お食い初め解説書付 お食い初め食器セット

歯固めの石・お食い初め解説書付 お食い初め食器セット 【男の子 朱色お食い初め器セット】,お食い初め,やり方,順番出典:www.amazon.co.jp

歯固めの石・お食い初め解説書付 お食い初め食器セットには、その名の通り、お食い初めに必要な一式が含まれています。このセットを準備すれば、歯固めの石を別途用意する必要もなく、お食い初めの解説書もついているので初めてのお食い初めには安心ですね。

【参考価格】5,940円
【セットに含まれるもの】お食い初め器セット、歯固めの石、両口柳箸、お食い初めの行い方マニュアル
【その他】男の子用、女の子用両方のご用意があります。

【3】お食い初めのお膳の内容は?

【3-1】お食い初めは和食の基本、一汁三菜で

お食い初めで用意する食事は、和食の基本、一汁三菜を基本とした「祝い膳」を準備します。

お住まいの地域ならではというもので準備するところもあるようですが、基本的には以下のものを準備するそうです。

【魚】
鯛などの尾頭つきの焼き魚

【汁物】
すまし汁(鯛、鯉などの具材)

【煮物】
季節の野菜で作った煮物
紅白の色味から大根と人参、成長を願いたけのこを入れる場合が多いようです。

【香のもの】
なますやきゅうりの浅漬など

【赤飯、白飯】
一般的には赤飯を用意します。

【3-2】お食い初めの祝い膳と一緒に準備するもの

祝い膳と共に一緒に食事とは異なりますが、以下のものを準備されることが多いようです。

【歯固めの石】
丈夫な歯が生えるように、という意味を込めて「歯固めの石」を用意します。

石は神社のお宮参りの時の神社から授かったり、近くの河原等で拾ったり、ベビー用品店などで購入することもできるようです。

ご自身で用意された場合は、赤ちゃんの口につけるものなので、事前に熱湯消毒をしておきましょう。

【梅干し】
しわがいっぱいになるまで長生きできるようにという意味を込めて、梅干しを準備する地域もあります。

【4】お食い初めのやり方は?

お食い初めは最年長となる「養い親」が行う(祖父母など親戚の中の長寿)

お食い初めの儀式として、正式には「養い親」が食べさせるマネをします。

養い親とはお祝いに呼んだ祖父母や親戚の中の、長寿の人のことを指します。長寿の人に食べさせるマネをしてもらうことで、赤ちゃんが長生きできるようにという意味があります。

男の子なら男性に、女の子なら女性が行うことが一般的のようです。

ですが、こだわる必要はなく、両親だけで行うという場合はママが作ったものをパパが食べさせてあげる等、ご家族で「初めて」を一緒に行うのもいいかもしれませんね。

【5】お食い初めの食べ方や順番は?

お食い初めは飯→汁→飯→魚→飯の順番で

お食い初めは、一般的には準備した祝い膳のものを、「ご飯」→「すまし汁」→「ご飯」→「魚」→「ご飯」の順で3回食べさせるマネをします。

食べさせる人の膝の上に赤ちゃんを乗せ、その年の福徳の「恵方」の方角に向かって食べさせる地域もあるそうです。

3回食べさせるマネが終わったら、歯固めの石に箸を触れさせて、その箸を赤ちゃんの歯ぐきにあて、丈夫な歯が生えるように願い、この後、全員でお祝い膳をいただきます。

【6】お食い初めのお祝いやお返しはどうする?

【6-1】お祝いは育児に役立つものや現金が主流

お食い初めのお祝いに招待されたら、贈り物を準備するといいでしょう。

お食い初めにちなんで、離乳食の食器など「食」に関するものをプレゼントするという方が多いようです。

ただし、食器類を差し上げる時に注意しておきたいポイントとして、赤ちゃんが生まれたとき、出産祝いですでにいただいてるという場合があります。事前に持っているかどうかを確認しておくと良いでしょう。

食器以外ですと、紙おむつ(布おむつセット)やおしりふき、洋服や絵本などの育児に役立つグッズを差し上げてみるのもいいでしょう。

尚、現金を包む場合は以下を参考にしてみてください。

【表書き】
「御初膳御祝」、「祝御食初」、「箸揃え」
色直し式もする場合「祝御色直」

【水引】
紅白の蝶結び

【金額の目安】
5,000円~10,000円

【6-2】お祝いのお返しは気持ちをお返しするのが主流

原則、お食い初めでいただいたお祝いへのお返しは、しなくても構いません。

もしお返しをする場合、ご実家等から祝い膳の食器を用意されたら、お礼として食事へ招待したり、子どもの写真で作ったアルバムなどを差し上げるなど、気持ちとしてお食い初めの儀式が終わったことをご報告を兼ねたお返しするといいでしょう。

お食い初めのお祝いに出席はされなかったけれど、お祝いはいただいたという場合、子どもの写真を入れたお礼のお手紙を送ったり、気持ちとして菓子折り等を送付する喜ばれるのではないでしょうか。

【7】お食い初めのお祝い膳を準備してくれるお店は?

【7-1】お店|木曽路

木曽路 お食い初めお祝い膳,お食い初め,やり方,順番出典:www.kisoji.co.jp

関東を中心に、中国・関西・九州地方に店舗がある「木曽路」。

こちらでは、お食い初めの時のお祝い膳を準備していただくことができます。

お祝い膳の準備はもちろん、店舗によりますが、座敷や掘りごたつ式の個室等、まだ小さな子どもを連れて行く上での配慮もなされているのでお食い初めのお祝いへ行くのにおすすめの店舗です。

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【7-2】お店|梅の花

梅の花 お祝い懐石,お食い初め,やり方,順番出典:umenohana-restaurant.co.jp

全国に店舗を構える「梅の花」でも、お食い初めのお祝い膳を準備してくださいます。

こちらも事前にお食い初めの儀式をしたい旨を連絡して予約をすると、畳の部屋や掘りごたつ式の個室を用意してくださる他、子どもを寝かせるためのお布団セットも準備してもらえますよ。

また、お祝いの席で子どもの状況に応じて写真を撮っていただくことができ、帰り際にプレゼントしてもらえるというサービスもあります。

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【7-3】お店|なだ万

なだ万 お食い初め懐石,お食い初め,やり方,順番出典:www.nadaman.co.jp

「なだ万」のレストランでも「お喰い初め膳」を準備してくださいます。

お食い初め膳を出してくださる店舗は限られているので、事前にHP等で実施しているかどうか確認をしてから予約することをおすすめします。

レストランというよりもおせち料理等でも有名な店舗でのお食事で、お喰い初めのお祝いにご家族やご親戚を招待するのにおすすめですよ。

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まとめ

お食い初めについての基礎知識に関してご紹介させていただきました。

赤ちゃんの成長に欠かすことができない「食べる」ことに関しての初めてのイベントです。

ご家族で一緒に赤ちゃんの無事の成長を願い、楽しみながらやってみてはいかがでしょうか。

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