花火大会といえば大スターマインや尺玉など、大迫力の演出のものが浸透してきたように思います。
ですが今年はあえて、静かな和の情緒を楽しめるような「なごみ系」の花火大会にお出かけしてみませんか?

今回は、規模はあまり大きくないかもしれませんが、のどかな町並みや昔ながらの露天など、心がどこか懐かしくなるような花火大会をご紹介します。

【1】森町納涼花火大会~森町合併60周年記念~|静岡県周智郡森町

地元を離れた人の帰省をあたたかく迎える花火

森町納涼花火大会,花火大会,静岡県,岐阜県 出典:PIXTA*写真はイメージです

治郎柿などの特産で知られる静岡県周智郡森町の花火大会です。この花火大会は森町を離れたあとも、先祖の慰霊のためにお盆には帰省する人々を温かく迎えようという思いから始められました。

約50年前より続くこの花火大会は森町の夏の風物詩となっています。家族でのんびりと河川敷に寝転び、会話を楽しみながら花火を眺めることができます。打上数は毎年2000発ほど。

2015年は8月15日(土)に開催です。素朴な日本のお盆の風景を感じることのできる花火大会です。

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【2】伊東温泉箸まつり花火大会|静岡県伊東市

「箸供養」として始まった花火大会

伊東温泉箸まつり花火大会,花火大会,静岡県,岐阜県 出典:itospa.com

おなじみの観光地、伊豆伊東温泉の伊東温泉海ではなんとひと夏に17回もの花火大会が開催されます。

そのうち、一番「なごみ系」な花火大会といえば、第39回伊東温泉箸まつり花火大会ではないでしょうか。

伊東温泉の旅館などの使用済みのお箸の「箸供養」から始まった花火大会です。打ち上げ花火は約1500発。斜め打ちスターマインなどが見どころです。

50本の手筒花火も圧巻です。まるで火の粉が降り注ぐように赤く吹き上げる手筒花火。その姿を見ているとなんだか夏の暑さも吹き飛んでしまいそうです。

供養塔点火、式典、郷土芸能など、箸供養に関する催しも見ておきたいところです。普段なにげなく使っているお箸ですが、お子さんたちに物の大切さを伝えるいい機会になるかと思います。

開催日程は8月22日の20:30~21:00。伊東海岸を会場にして行われます。

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【3】爪切地蔵尊奉納花火大会|岐阜県恵那市

お地蔵さんの姿が夜空に花火で浮かぶ

爪切地蔵尊奉納花火大会,花火大会,静岡県,岐阜県 出典:www.kankou-ena.jp

岐阜県恵那市で行われる花火大会で、およそ300年もの歴史があります。この花火の一番の見所は、やはり爪切地蔵尊の姿をそのまま表した花火。夜空に大きなお地蔵様の姿が浮かぶ様子はどこかふしぎで、ちょっぴりユーモラスに映るかも。

お地蔵さんは子供が大好きで守り神になってくれるとの言い伝えもありますので、親子で見るにはぴったりかもしれませんよ。

その他にもスターマインや仕掛け花火などが目を引き、周りには露天も立ち並びます。地元の人達が作り上げた、素朴で暖かな夏祭りです。

開催日は2015年8月16日(日)、19時~21時の予定です。

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【4】美並夏まつり|岐阜県群上市

勇壮な手筒花火大会が見事

美並観光協会,花火大会,静岡県,岐阜県 出典:www.minami-kanko.com

岐阜県群上市で行われる「美並夏まつり」かつて日本の真ん中を記念してつくられた「日本まん中センター」付近で行われます。

夏休み最後に行われるということもあり、地元の子どもたちにも大人気の花火大会です。打ち上げ数は100発程度と規模が小さめな花火大会ですが、なんといってもこちらの見どころは、手筒の花火です。他にも、仕掛け花火や花火神輿などを見ることができますよ。

開催日は、2015年8月29日(土)20:00~です。

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まとめ

今回は、家族でのんびりと楽しめる、素朴な「なごみ系」の花火大会についてまとめてみました。全国的に有名な大規模な花火大会に比べると一見規模が小さいように見えますが、地元住民が一体となって作り上げたり、またその土地の風俗に根ざしたお祭りの熱気は勝るとも劣らない物があります。

そこまで気に留めてなかった各地の文化や歴史をお子さんと知る機会にもなりそうですよ。花火大会に家族で行きたいけど人が多すぎるのは苦手とか、素朴な日本の夏の情緒を久しぶりに感じてみたいというファミリーにおすすめです。

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