外遊びのメリットとは?

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保育業界では「自然は最大の教育」と言われるぐらい、外遊びから得られることはたくさんあります。

ここではその中から3つのメリットをあげてみますね。

五感が育つ

この言葉、よく耳にしませんか?五感とは、視覚・味覚・聴覚・嗅覚・触覚の事で、脳の発達に必要な感覚です。

これらを使うことにより、運動の司令塔と言われる前頭葉が活性化され、精神的な落ち着きや集中力に繋がると言われています。

生活リズムが整う

生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんのお腹にいた名残で昼夜逆転のリズムのまま過ごす子も多くいます。

日光を浴びることで脳内のセロトニンの合成が活発になり、夜は眠りやすくなるので、生活リズムを整えるためにも外遊びはとても効果的です。

社会性を育む

いろんな子たちと出会い、物の貸し借りや順番を待つなど社会のルールを小さいながらに学んでいきます。

ただ遊んでいるだけのように見えて、実は子どもたちがこれから成長していくために必要なことを学んでいるのです。

何して遊ぶ?年齢別の外遊びの楽しみ方

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0歳の楽しみ方

0歳児は抱っこやベビーカーでのお散歩が多いので、外に出ると気持ち良く寝てしまう子も多いはず。

「寝てしまうのだから外に出ても意味がないのでは?」と思うかもしれませんが、0歳児では「いつものおうちと違う」「気持ちがいいな」「いろんな音が聞こえるな」と体感させる事が大切です。

「お花が咲いているよ」「風が気持ちいいね」「雨が降ってきたっ!」など、ママの声色や動作を見たり聞いたりする事によって、いろんな物に対する興味関心も育っていきます。

お座りが出来るようになってきたら、ひっくり返っても安全な芝生の上でボール転がしをしてみても楽しいですね。

歩き出した子に関しては安全に十分配慮して、興味の赴くままに見守ってあげましょう。

1歳の楽しみ方

1歳になると、そろそろ歩き出す子も出てきますね。まだ足元がおぼつかない子には、転んだとしてもケガに繋がりにくい環境(芝生や広い場所)を用意してあげましょう。

また、何でも自分でやりたい気持ちが出てくる時期なので色々なものを触らせ、硬い・柔らかいなど体感させてあげる事も、五感を育てるために必要な事です。

砂場では、子どもが嫌がらないようであれば裸足になったり、水を入れたりして遊んでみても面白いですよ。その際、誤飲にだけは気を付けましょう。

他にも出来るようになることが増え、シャボン玉、ボール転がしや追いかけっこと外遊びの幅も広がり、更に楽しめるようになります。

簡単な言葉の意味も理解し出す時期なので、たくさん話しかけてあげながら遊びましょう!

2~3歳の楽しみ方

2~3歳になると、運動機能が著しく発達し始めます。

この時期の子どもたちが夢中になる遊びは探検隊ごっこ。意図的に凸凹道を歩かせ、身体の使い方を身をもって学ばせる事で体幹も鍛えられます。

袋1枚持って木の実や葉っぱを集め、おうちでの作品作りにつなげてみてもいいですね。

他にも、お友達と一緒に動くことが出来るようになってくるので、かくれんぼやだるまさんがころんだ、縄跳び(へびさん)やブランコ、滑り台等、楽しめる遊びがグンと増えます。

しかし、体力や自主性が付いてくる反面、疲れてくると遊びたい気持ちとは裏腹に注意力も散漫になってくるので、ケガにつながる前に適度な休憩をはさみましょう。

おでかけ前にチェック!外遊びの持ちものと注意点

何を持っていく?

何があるか分からないからと、あれもこれも詰め込み、鞄がパンパンなのはママの愛情の証。しかし、荷物が多すぎて身動きが取りにくいとそれは困りますよね。

では、外遊びに持っていく「基本セット」と「便利なグッズ」を整理してみましょう!

基本セット

□着替え(年齢に合わせて1~2セット)
□おむつ
□薄手のタオル(汗拭き、止血)
□除菌シート
□おやつ
□飲み物(水筒とは別に、パックの飲み物を常備しておくと便利)
□救急用品(消毒液、絆創膏、虫刺され薬、※瞬間冷却剤)

※瞬間冷却剤
おでこや頭をぶつけてたんこぶが出来たり捻ったりしたら、まずはすぐに冷やしましょう。

場合によっては病院にかかることが必要ですが、応急処置として瞬間冷却剤が重宝しますよ。熱中症対策にも良いですね。

あると便利なグッズ

□レジャーシート
□薄手の上着、帽子
□小さな絵本、おもちゃ(休憩時間用に)
□雨具

外遊びで気をつけたいこと

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危険を予測しよう

年齢が低ければ低いほど、危機能力は未発達です。自分の気になる事に一直線で、そのターゲットしか見えていません。

周りの危険な場所(道路沿い・側溝・破損場所)や物に関しては、大人が把握しておきましょう。

夕方頃になるとどこの公園も小学生で賑わうので、出かける時間帯を選ぶことも大切です。

こまめな水分補給を

大人よりも汗や尿で水分が失われる量が多い子どもたち。気付いたら、汗びっしょりでほっぺたがまっかっか!なんて事もよくありますよね。

1~3歳ぐらいの子どもなら、暑い日は30分に1度は涼しい場所で休憩を取りましょう。その時に衣類調整も出来ると、なし良しです!

夏場は身体から塩分が失われるため、イオン飲料で補うのが好ましいです。虫歯が気になる方は、薄めて飲ませるのもひとつの方法ですよ。

夏の外遊びは特に注意

夏は水遊びや海、虫取りなどこの時期ならではの魅力的な遊びがたくさん!

しかし、その分気を付けないといけない事も増えます。上記の「こまめな水分補給」はもちろん、紫外線対策や遊具による火傷、そして水での事故。

先を見越して行動するなんて事が出来ない時期の子どもたちなので、決して目を離さないようにしましょう。

まとめ

外遊びを通して得るたくさんの刺激は、子どもたちが成長するにあたって必要なもの。

「見る・触れる・感じる」子どもたちが何気なくしているこの姿も、親や教育者が言葉で何かを伝えることより、時として大きな学びの効果だってあるのです。

0~3歳は、自我が強く芽生え始め、イヤイヤ期にも入る頃ですよね。毎日子どもと向き合っている親御さんも疲れがたまって当たり前です。そんな時こそぜひ外へ!

子どもと一緒に季節を感じ、人と関わり、目の前の世界を一歩ずつ広げていきましょう。(執筆:保育士)

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