おもちゃの収納アイデア
ポイント①どこに片付けるか一目でわかる
おもちゃ収納の1番のポイントは「子どもが目で見てどこに片付けるか一目で分かる事」です。
よくSNSで目にするような白いボックスで統一する収納は確かにおしゃれでかっこいいですよね。
しかし、全部が真っ白だと子どもはどこに片付けていいか分かりません。ラベルなどで「TOY」「DOLL」と書いてあってもわかりません。
部屋全体のインテリアとしてはスッキリした印象になりますが、この手の片付けをしてしまった場合、おおむね大人が片付けをしているという自己満足な状態になってしまいがちです。
ポイント②ワンアクションで片付けられる
続いてのポイントは「ワンアクションで片付けられる」事です。
大きな箱の中を仕切って「お人形の服」、「ミニカー」などと更に分類する(ツーアクション・スリーアクションが必要となる)ような事をすると子どもは毎日の片付けの中で継続出来なくなってしまいます。
子どもレベルで考えるとおもちゃは車なら車、人形なら人形と大きな分類で分けてワンアクションで片付けるようにできた方が毎日の片付けとしては向いています。
きれいに分類されているより片付いていることをほめることができます。なことになります。
おすすめアイテム:キッズトイハウスラック

SNSで見たような白い収納、しかし、棚自体が斜めになっているため子どもたちの目線でも中に何のおもちゃが入っているかが一目瞭然です。これならワンアクションお片付けが簡単にできますよ!
中が空になってしまうとどこに戻せばいいのかわからなくなってしまう場合は、おもちゃの特徴の絵を描いたシールを張ったり、おもちゃ自体の写真を張っておくといいですよ。
おすすめアイテム:スタックボックス

インテリアはシンプルにしたいママたちに絶大な人気を誇るのがこちら。おもちゃを使う小さい時だけでなく、後々の使いまわしを考えるととても便利な収納です。
子どもが使用する時には開けっ放しにしておけばおもちゃの収納場所はすぐに分かります。来客時などにふたを締めておく事も出来ます。
絵本収納アイデア
ポイント①表紙を見せる収納
ポイントの1つ目は絵本の表紙を見せるディスプレイ収納です。
図書館などでも多く採用されている方法で、表紙で子どもの興味を引くという面でも優れています。
新しく買った絵本や季節柄、読んで欲しい絵本などを並べておく事で子どもは視覚で情報をキャッチしてくれます。
ポイント②ルールを決めて片付ける
2つ目のポイントは、本棚に並べる収納の時の分かりやすいルールを作る事です。
カラー別にしてみるのはいかがでしょうか。カラー別に意味があるのか?と思われると思いますが、カラー別に意味があるのではなく「ルールを決めて片付けをする」というファーストステップの学習には最適な片付け方法なのです。
ワンアクションで片付けが済む事が子どもの片付けの第一優先ですが、そのワンアクション中に子どもでも分かりやすく毎日行えそうな小さなルールを作ると「ルールの中で片付けをする」という習慣作りに最適です。
おすすめアイテム:キッズラック

省スペースながらも上の棚の向きを変えることで長く使うことができるラックです。
お子さんが小さいうちは絵本の本棚として、小学生になったらランドセル収納としてりようすることができるのもうれしいですね。
上の棚には絵本の表紙が見えるように収納することができるので、季節の絵本や子どもが興味を示しそうな本を飾っておくことができます。
おすすめアイテム:コンパクトブックスタンド

寝る前の絵本タイムは貴重な時間ですよね。寝かしつけ用に寝室に数冊絵本を置いておきたいという場合も多いかと思います。
これなら高さもそんなにないですし、棚部分が布製のため片付け時に音がたつ心配もありません。
通園・通学グッズの収納アイデア
ポイント①ものの住所(片付ける場所)を決めよう
1つ目のポイントは、子どもの動線上に簡単に片づける事の出来るシステムを作る事です。
帰ったらすぐかばんはここに、制服はここに、お弁当箱はここに とものの「住所」を決めておくのです。帰ってからのルーティーンにしてしまえば疲れていてもできるはずです。
おもちゃや絵本の収納とも通じる事ですが、物の住所を決め、置き場所を特定しましょう。大人でも、鞄が床に置かれるのは今使っている鞄の置き場所が特定されていないからです。
ポイント②将来を見越した収納アイテムをそろえよう
ポイントの2つ目は収納を選ぶにあたって、通園バッグからランドセルに移行しても使い続ける事の出来るサイズの物をおすすめします。
習慣というのは付いてしまえば苦にはなりません。折角習慣付いたものを、幼稚園時期から小学生になったからといって変えるのはもったいない事になりますので、ランドセル収納までを考えて通園バッグの置き場所を決めましょう。
小学生になるから子供部屋をというご家庭も多くいますが、できるなら幼稚園、保育園のうちからお子さんのスペースを確保し、そこで収納するという習慣を身につけるといいでしょう。
おすすめアイテム:ランドセルラック

机を使うようになってからも、横に並べて使う事の出来るので中学生になっても使えるようなタイプです。
ハンガーをかける部分には、幼稚園時代には制服を、小学生になったらアウターを、中学生になったらまた制服をかけることができます。

ラックのそばにはこのような持ち物チェックができるマグネットを置いておくといいですね。
忘れ物の防止になりますし、片付けてないと本来あるべきアイテムがその場所にないことを気づくことができます。
まとめ
子どもの収納片付けの習慣づけのためには、おもちゃ、絵本、通園グッズの全てにおいて共通するポイントは「視覚で一目瞭然」「ワンアクション完結」です。
これからの長い人生の中で、片付け迷子ちゃんになってしまわないためにも幼児期の片付けにおいてはこの2点を重要視して考えると良いと思います。
成長に伴い少しずつ収納片付けが出来るようになってきたら小学生3~4年生あたりから細かい収納についても少しずつ習慣化を増やしていけるといいですね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。