新生児に必要なミルクの量や回数の目安は?

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生後0日~28日未満の新生児の時期は、母乳やミルクをもっとも頻繁に与える時期になります。母乳のみの子、母乳とミルク混合の子、ミルクのみの子と授乳スタイルも様々です。

新生児にはどのくらいの量や回数、ミルクや母乳をあげればよいのでしょうか?授乳スタイル別に目安の量や回数を解説します。

ミルク育児のミルク量の目安は?

ミルク育児の場合、新生児期には1日に6~8回が適切な量だと言われています。

母乳に比べてミルクは消化吸収が遅いため、飲みすぎると胃腸に負担を与えるおそれがあります。3時間以上はしっかりと間隔をあけるようにします。赤ちゃんの月齢や大きさによって決められた回数と量を与えるようにしましょう。

ミルクを飲ませる量は、月齢によってミルクのメーカーが細かく設定しています。

・生後0日~7日
この時期は、まだ入院している時期です。産婦人科の助産師さんと相談をしながら、決められたミルクの量をあげます。

・生後1週間~2週間
80mlを1日に7回程度

・生後2週間~1ヶ月
80~120mlを1日に7回程度

こちらの量と回数はあくまでも目安になりますから、赤ちゃんによっては、飲みきれなかったり、もっと回数を欲しがったりする場合もあります。

そうした場合は、小児科医の先生や保健師さんなどとも相談して、量や回数を調整していくことが必要になります。

ミルク育児のエピソード

リエ7373さんのエピソード
なかなか寝つけないときや、吐いてしまったときに、ミルクの量を減らしてしまった際に、まだ足りなかったようで、ぐずってしまうことがあった。

その子によって飲む量も、様々なので、子どもに応じた対応をすることが大切だと思った。

いぬいさんのエピソード
泣けばミルクを与えていた。1日の哺乳量など考えもせず、寝ずにぐずっているときはいつもミルクを飲ませていた。

体重の増え方では適量であったと後になって分かったが、無理に飲ませて寝させていたので子どもの胃に負担をかけていたかもしれない。

混合育児の場合のミルクの適量は?

出産直後は母乳の分泌も不安定になりがち。そんな時に勧められるのが、母乳とミルクを両方飲ませる混合育児です。

まずは、赤ちゃんに母乳をたっぷり与えます。その後、必要に応じて、ミルクを足すというイメージです。

混合育児の場合は、母乳をメインにしてミルクを足すようにしましょう。母乳とミルクをあげる順番を反対にすると、ミルクの方が腹持ちが良いため、ミルクでお腹がいっぱいになってしまいます。

また、哺乳瓶の方がミルクを飲みやすいため、母乳を嫌がるようになってしまうことがありますよ。赤ちゃんがミルクに偏らないよう母乳育児に適した哺乳瓶を使うなど、工夫が必要となります。

混合育児で重視したいのは、母乳の分泌量を減らさないように調整してミルクを与えることです。

新生児では、足す量は30ml~40mlまでとします。ミルクの回数が多いと、母乳を飲まなくなってしまうことがあります。ミルクを飲ませすぎないように気をつけましょう。

混合育児のエピソード

yuigaさんのエピソード
体重計を買っていなく、母乳の量がたりなかったので母乳とミルク併用にしてましたが、ミルクを吐き出すことがありどうしていいのか分からないことがありました。

ツム327さんのエピソード
最初の頃は母乳の出が悪い為、 母乳だけでは足らず よく泣かせてしまいました。 プラスしてミルクを上げると すぐ泣き止みましたが 飲むのはほんのちょっぴりで 作ったミルクはほとんど捨てることも しばしばありました。 でもそのちょっとで気持ちよさそうに 寝付くので頑張ってミルクを作っていました。

hakotaroooさんのエピソード
母乳をあげて足りない分はミルクを足していたのですが、退院時にミルクをあげすぎないようにと言われたので、できるだけ3時間おきというのを気にかけていました。でも1ヶ月健診で体重がほとんど増えず、便秘気味にもなってしまいました。健診を担当していただいた先生からミルクの量を増やしてみることを勧められ、少し多めに作るようにして便秘も改善され、体重も無事増えました。

はる0201さんのエピソード
体が小さめで、吸う力も弱く、寝てばかりだったので、根気よく起こしてミルクをあげての繰り返しでした。母乳もあげたかったので混合にしていたので、母乳あげたあとミルクを用意していたら寝てしまったなんてこともよくありました。

なかなか飲んでくれず体重が増えず、睡眠欲が強い娘でしたが、いまでは立派にムチムチしてます。その時その時が気になってしまうけど、長い目でみたらほんの一瞬の悩みなんだな、もっと気楽に考えようといまでは思っています。

母乳の授乳間隔や回数は?

母乳の場合は、基本的には赤ちゃんが泣いて、欲しがった場合に授乳するのが原則です。

3時間おきくらいが一番多いと言われていますが、目安としては1日8~10回程度。片方約5分~約10分あげればよいとされています。

赤ちゃんによって、一度に飲める量が違いますし、欲しがる回数も異なります。消化吸収が良いこともあり、多い場合は授乳回数が1日に12回を超えることもあるようです。

ミルクは足りている?足りない?飲みすぎ?

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ミルクや母乳をあげていて、量が足りているのか?ミルクをもっと足した方がよいのか?飲みすぎではないか?などの判断はなかなか難しいですよね。

そこで、赤ちゃんのミルクが足りているか足りていないのか、いくつかのサインがありますのでご紹介します。

とはいえ、個人差が大きいのが赤ちゃんの成長。これからご紹介するサインを参考にしつつ、ミルクの飲み具合などで心配があるときは、ためらわずに小児科医や保健師さんなどに相談するようにしましょう。

ミルクが足りているサインとは?

体重の増加が順調である
新生児の体重は1日20g~30gの増加があれば大丈夫と言われています。20gは母乳育児、30gはミルクで育っている赤ちゃんの平均値です。

赤ちゃんがご機嫌でいる
赤ちゃんは、ミルクをしっかり飲めていれば、元気があり、比較的機嫌の良い時間が長くなります。

おしっこが1日に6回以上出ている
飲んだ分排泄をするため、おしっこが出ていればきちんと量が飲めているというサインです。

赤ちゃんの肌つやが良い
哺乳量が足りている赤ちゃんは肌つやが良くなります。

ミルクが足りている赤ちゃんのエピソード

air.さん
母乳がまだ軌道に乗らず、こどもが欲しがる分出なかったときミルクを足していた。 ミルクを足したあとは満足しているようだった。

03maru70さん
お腹が満足してたら3時間以上は寝てくれますが、足りないまま寝てしまうと1時間くらいで起きてしまうことが多いです。

どんどらどんさん
どのタイミングで増やせば良いか悩み結構泣くことが多く少し足すだけで満足して笑ったり遊んだりしていたので早く気づいてあげればよかったと思った。

ミルクが足りないサインは?

体重の増加が少ない
ママパパから見ると、しっかりミルクを飲んでいるように見えても、実は、飲めていないということも。

よく寝るので回数が少ない、戻す回数が多いなど、原因はさまざまなですが、体重が増えていないときには、ミルクを飲めているか気を付けるようにしましょう。

おしっこの回数が少ない
1日のおしっこの回数が6回出ていない場合は、哺乳量が足りない事が考えられます。水分量が足りないとおしっこの色も濃くなります。色も確認しましょう。

便秘気味
赤ちゃんはうんちの水分も多いので、哺乳量が少ないと便秘になってしまう事があります。

すぐにミルクや母乳を欲しがる
ミルクや授乳の後でも赤ちゃんのご機嫌が直らずに泣いている時には、哺乳量が足りていない可能性があります。

哺乳量が足りていないと、栄養不足になったり、脱水症状になったりします。

上にあげたようなサインが多くみられる場合には、哺乳量が足りないかもしれません。ミルクを足してみるなどして様子を見てください。

ミルクが足りない赤ちゃんのエピソード

yk414さん
生後1ヶ月頃まで3時間おきに母乳10分ずつと ミルク60mlを足していました。 最初足りないと気づかなくて泣き続ける理由が分からず、おむつ替えたり、あやしたりして、それでも違うのか…と母乳をあげてみると大人しくなり、ほっとしたら3時間経っていて、家事が手付かずの事が多かったです。

さとぷにさん
出産して入院中は母乳で大丈夫だったのですが、退院して2週間健診で体重が減っていました。上の子2人は母乳でたりていたので、体重が減っていると聞いた時はびっくりしたのとごめんねって言う思いで涙がでました。

それからは母乳もあげてその後にミルクも足すようになりました。 3~4ヶ月頃から母乳の出も少なくなってきたので完全にミルクにしました。

最初は飲む量も定まらずあげすぎて吐いちゃったり、足りなくてなかせてしまったりしました。今はもういらなくなると自分で哺乳瓶をはなすようになりました。

ミルクの飲みすぎのサインは?

吐き戻しをする
赤ちゃんがミルクや母乳を飲んだ後に吐き戻す、口からミルクや母乳をたらす様子が見られる時は、飲みすぎの可能性があります。

良く泣く
十分な量のミルクを飲んだはずなのに、赤ちゃんがミルクを欲しがって困る、泣くのが止まらない、ということも。飲みすぎて苦しがっていることもあります。

急激な体重増加
飲みすぎると、赤ちゃんの体重の増加が1日に50g以上と急激に増える場合があります。

便秘や下痢をする
飲みすぎると、消化するのに負担がかかってしまい、便秘や下痢を起こしてしまう場合があります。

お腹が膨れていたり、でべそになっている
飲みすぎでお腹がパンパンになり、中にはでべそになってしまう赤ちゃんもいます。

月齢の小さい赤ちゃんの場合は、赤ちゃんの原始的な反射で、口にあたったものにすぐ吸い付こうとする吸てつ反射があります。

この反射が、赤ちゃんがいつまでも吸う行為に結びつき、ミルクや母乳を欲しがっているのでは…とついつい与えすぎてしまう事がありますので、注意しましょう。

過飲症候群になっている場合も

新生児の時期は、吸てつ反射のおかげで与えただけ飲んでしまうので、過飲症候群になることがあります。

特に起きやすいのは、母乳とミルクの混合保育の場合。母乳が足りないのではないか、とミルクを足した場合などにミルクの飲みすぎになり、呼吸が苦しくなったり、戻しやすくなったりします。

急激な体重増加や、鼻づまりなど、さまざまな症状が出ますが、赤ちゃんが苦しがって泣くのを誤解し、またミルクを与えてしまう、という悪循環が起きてしまうことも。

吐き戻しが多かったり、といった状態が長く続くときには、小児科医などに相談して、過飲症候群を疑ってみるのも必要かもしれません。ただし、素人判断は禁物ですから、しっかりと専門家に相談したうえで、ミルクの量や母乳の回数を調整するようにしましょう。

ミルクの飲みすぎの赤ちゃんのエピソード

どーら。さん
生後2ヶ月まではとにかく常にミルクが欲しいような状態で、哺乳瓶に作ったら作った分だけ飲んでいました。

特にママが外出しなければならず、おばあちゃんに預けなければならなかった時、ママの姿が見えないことに対するストレスなのかなかなか泣き止まず、結果おばあちゃんが数十分おきに80~100mlずつずっとあげているような感じでした。

ミルクをあげると眠るので、ミルク→ねんね→起きて泣く→ミルク→ねんねのスパイラルのお蔭で、同じ月齢の赤ちゃんと比べて大きく育ってしまいました。

S4132さん
母乳とミルク混合で育てています。 入院中は母乳の飲んだ量で、ミルクを飲む量も 調節できていました。

しかし、退院してからはそうはいかず、お腹をすかせ泣くことが増えたため、いつもより多めにミルクを飲ませたところ、飲みすぎとげっぷ不足で吐き戻してしまいました。

まとめ

離乳食が始まるまでは、赤ちゃんの栄養源は母乳またはミルクのみ。ママパパとしては、きちんと赤ちゃんが栄養を摂取できているかどうか、とても気になりますよね。

母乳の場合は、飲みたいだけ飲ませても良いということになっていますが、ミルクの場合は飲ませすぎにも注意しなければならないので、ママたちも気が気ではありません。

赤ちゃんの様子をよくチェックし、心配なことがあれば、小児科医の先生や保健師さんなど専門家のアドバイスを受けるようにしていきましょう。

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