1歳児さんの真似っこおままごと

大人を真似てパクパク

おままごと食べる,

1歳児さん頃のおままごとは、大人を真似て食品のおもちゃを口に運ぶようなおままごとが多いです。まだお友だちと関わるのは難しいので、大人と遊ぶことがメインになります。

この頃はおままごとの中で「おいしい」、「ありがとう」、「どうぞ」など、簡単な関わりを疑似体験させてあげることが大切です。

お子さんにブドウを渡す時に「はい、どうぞ」と言って渡すようにしたり、何かをもらった時には「ありがとう」と言い、ペコっと頭を下げましょう。

その時に真似して頭を動かしたりしたら「ありがとうできたね!えらいねえ」と褒めてみましょう。この時期は繰り返しがとても多く、それが重要な時期でもあります。

お子さんがブドウを渡してきたので、パクパクと食べる真似をしてみたとします。すると、しきりに何度もブドウを手にしては、食べて!と渡してくるかと思います。

「また?」、「ブドウ以外は?」という気持ちは少し抑えて、何度でも時間の許す限り付き合うようにしてみましょう。また、実際に口に入れたりするので、誤飲が起きないような大きさの玩具を選ぶようにし、なるべく消毒等を小まめにすることも大切ですね。

2、3歳児さんの気分はシェフ?ママ?

僕が作る!私が作る!じゃあ先生食べる!!

おままごと先生子供,

2歳さんになると言葉もだいぶ増えてきて、身体も自由に動かせるようになるので、ママパパや先生の真似っこをしたりします。

少しずつお友だちと遊ぶ姿が増えてくるので、最初は大人が一緒になって遊び、徐々にお友達との遊びが楽しく感じられるようにしていけると良いでしょう。

子どもがする大人の真似はクオリティーがとても高く、保育園でママの真似をしていた子は、他の子が勝手にごはんを食べてしまった時「も~、〇〇は!また勝手に食べて、ダメでしょー」と、ママの口調まで真似をして注意をしていました。

ああ、普段この子のママはこうやって叱っているんだなと、保育士が見ることの無い家庭の姿を垣間見る瞬間でもありました。笑

その逆で、先生の真似を家庭ですることもあるようで、本当に子ども達は周りを良く見ています。僕が子どもを叱る時には、顔を見ながらしっかりと伝える為に、1対1になって子どもの目線までしゃがんで、手を持ったり肩を持ったりしながら注意をしています。

1歳の弟がいる2歳後半の女の子が、弟くんに向かってまさにそのポーズで注意をしていたことがあったようで、翌日にママから『「RyU先生はこうやって怒るの」って言って、笑ってましたよー』と報告されたこともありました。

この頃は料理を作ったり、お皿洗いをしたりと家事に興味をもつ頃でもあるので、キッチンの取り合いなども頻繁に起こります。その中で順番こや、お友だちと分け合うことを学んでいきます。

そんなこともあり、おままごとに呼ばれると大抵は子ども達が料理を作りたがるので、色んな子が料理を次々と持ってきてくれます。「もう先生お腹いっぱいだよー」と言うと「残したらダメでしょ、ちゃんと食べなさい」なんて注意されることも日常茶飯事です!

4歳児さん以降の家庭的なおままごと

役割分担をした家庭の様なおままごと

おままごと,

4歳を過ぎる頃になると、これまでのおままごととは違い、もはや1つのストーリーの様になっていきます。始める前にきちんと「私はママ」、「僕はお兄ちゃん」、「じゃあ私は赤ちゃん」、「ポチ(犬)する」と配役をしてから行います。

ライフスタイルの変化が激しい現代ですが、お母さんは料理や洗濯、お父さんは仕事、お兄ちゃんお姉ちゃんは学校、子どもは保育園、赤ちゃんやペットはお家にいる...というオーソドックスな家庭像に落ち着くのは、個人的には、絵本やアニメなどの影響かなと思っています。

もう、このくらいの年齢になると演技力も高く、ママは高い声、赤ちゃんはあまり喋らずに泣いたり「ばぶー」と言う、ポチは「ワンワン」と言いながら自由に動き回る、など自分の中でのその役割をしっかりと演じます。

4,5歳児さんは面倒見が良く、小さい子が見ていると「〇〇君もしたいの?」と言って誘ってくれたり、「〇〇ちゃんはお姉ちゃん役が良いんだって!」と教えたりする子もいます。

そうすると、「じゃあ代わるね」、「一緒にお姉ちゃんしよう!」と言って、小さい子に役割を変わってあげたり、一緒になって遊んでくれたりする様になります。

時折、小さいお友達が自由奔放にしてしまうと「先生!〇〇ちゃんが、お料理こわしちゃうー」と、助けを求めてくることもあり、かわいいなと思ったりして見ています。

まとめ

おままごとという遊び1つを取っても、年齢や発達によって遊び方は全然違います。大人とだけの関わりから、大人を含めてお友だちとの関わりが始まり、大きくなると自分達だけで演じながら遊ぶようになっていきます。

もちろん、発達の個人差やおままごとに興味が出るか出ないかという差もあるので、皆が皆このような遊び方をするわけではありませんが、目安として知っておくと子どものおままごとの姿がより愛おしく、そして楽しく見えるかもしれません。

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