たくさんある!出産までにやらなければならないこと

会社への証明書

妊婦 おなか,海外,子育て,生活

産婦人科で、妊娠が告げられたその日。帰りがけに、受付の女性に呼び止められました。「お仕事はされていますか?」

はい、と答えると、彼女は手慣れた様子で1枚の紙に何やら書き込みを始めました。どうぞ、と渡されたその紙を見てみると、それは妊娠証明書でした。「妊娠3ヶ月になるまでに会社に提出してくださいね。」

なるほど、確かに会社に連絡は必要ですよね。産休とか、育休って、こちらではどうなっているのでしょう。考えてみたこともありませんでした。

今日、早速提出した方がいいのかな、とも思ったのですが、私はこの時点でまだ妊娠5週目。3か月までにはまだ時間があります。私は、少し時間をおいて証明書を提出することに決めました。

証明書、提出の時期は?

あとから聞いたことなのですが、会社に提出するためのこの妊娠証明書、多くの人はゆっくりと、安定期に入ったころに提出するのだそうです。焦らず、落ち着いてからでいいんですね。とはいっても、なるべく早く証明書を提出する人もいるようです。

オーストリアでは、妊娠が理由で仕事を解雇されることを防ぐために、妊婦を解雇してはいけない、という決まりがあるそうです。この証明書を出してしまえば、妊娠期間中は絶対に解雇されないので、自分を守るという意味で、すばやく提出する人がいるんですね。なんだかたくましいですね!

日本でももちろん、妊娠、出産を理由にした解雇は禁止されています。でも、残念ながら未だにマタハラという言葉を耳にすることは少なくありませんよね。ここ、ウィーンでは、妊婦や小さな子供を持つ母親に職場はとても寛容だと思います。妊婦と会社のトラブルは、日本より少ないのではないでしょうか。

出産する病院を決めよう

産婦人科から家に戻ってきた私。まだ何だか夢心地なのですが、まずは落ち着いて、出産までにやるべきことを整理しなければなりません。

まず私の頭に浮かんだのは、どの病院で出産すべきか、ということでした。今日検診にいった近所の産婦人科は、出産できるような設備がありません。

出産できるような設備のある産婦人科の入った大病院、というと、、、、、、、。知る訳がありません!今まで全く縁がなかったことなのですから。

妊娠のことは、友人には誰にも話していなかったので、まだ友人に評判を聞くこともできません。私はとりあえず、インターネットで病院を探してみることにしました。すると、すぐに2つの大病院がヒットしました。そのうちの1つ、うちに近い方の病院に、私はとりあえず電話してみることにしました。

まとめ

赤ちゃんに会えるのはとっても楽しみですが、それまでにはたくさんの手続きや、準備が必要になってくるものなんですね。

外国で初めてのことをしようと思うと、今まで使う必要のなかったたくさんの新しい単語も登場してくるので、二重で大変です。無事に、出産する病院を見つけることができるのでしょうか。また次回も読んで頂けたら嬉しいです。

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