目次
【1】羽田空港のD滑走路とは?
世界初の技法で作られた、海に飛び出た滑走路

羽田空港の4本目の滑走路として2010年に完成したD滑走路は、世界初の「ジャケット工法」という技法で作られていることで注目を集め、この滑走路のおかげで、羽田空港での飛行機の発着陸が年間10万回も増えました。
4本の滑走路を持つ空港は世界でも数少なく、サンフランシスコやパリのような大都市と肩を並べることになり、日本に国際基準の空港が誕生したのです。
このように世界から注目を浴びることとなったD滑走路を、ぜひ近くから見学してみたいと思いませんか?クルーズツアーでは、飛んでいく飛行機の様子を真下から眺めることができますよ。
飛行機は海上すれすれのところを飛んでいるような感覚で、大人も子どももカップルも、みんな夢中になって空を見上げています。
【2】川崎工場夜景の魅力
昼間とは違う、工場の幻想的な姿

工場が夜景スポットになるなんて、ママパパ世代が子どもの頃には考えもつかなかったことでしょう。昼間に工場からもくもくと排出される煙を見ても、幻想的などという表現は出てきませんよね。
ところが、夜の工場は昼間とは全く違った姿を見せてくれます。工場の煙も照明も、煙突から出るガスさえも、背景となる夜の闇に映えるんですよ。
まるで神殿のようにカラフルに輝く煙突の数々や、海に反射している大型タンカーの照明は、まさに「幻想的」というにふさわしい光景です。
【3】クルーズ船のコースについて
往路は夕暮れ時の海上滑走路から工場夜景へ

このツアーを主催するのは、「株式会社ジール」というクルージングでイベントを専門としている会社です。3時間30分のクルーズは、品川の天王洲からスタート!
普段の船は低速なので大きな揺れは少ないのですが、天候によっては揺れることもありますので、酔いやすい人は酔い止めなどの準備が必要でしょう。
桟橋を出発したカジュアルクルーザーは京浜運河を渡り、城南島海浜公園を抜けて、夕暮れ時の羽田空港のD滑走路に接近します。
ここでは、船から飛行機の飛び交う様子を撮影することができます。海上からでしか撮れない位置なので、貴重なショットになりますよ。
そして船は大師運河、塩浜運河を進み、川崎工場夜景へ!大型タンカーがライトアップする姿や、運が良ければ工場から立ちのぼる火柱も見ることができますよ。
【4】ツアーの開催日や予約方法について
インターネット予約となります

クルーズの開催日は不定期なので、HPで確認してください。季節にもよりますが、月に1~2日の開催になるので、日程が決まったら早めに申し込みをしましょう。料金は13歳以上で6,800円です。
夜の長時間のクルーズになりますので、12歳未満は参加できません。予約後のキャンセルの場合は、30日前からキャンセル料がかかりますのでご注意ください。
万が一最少催行人数に満たない場合は中止になり、催行予定日の10日前までに連絡がきます。また、船なので天候によって中止になったり、コースが変更になる可能性もあります。
特に夏場だと強風の予報が出ることも多く、強風の場合は東京湾のクルージングとなります。海上は風もあり体感温度が下がるので、しっかり防寒対策をしていきましょう。
【5】「夕暮れの羽田空港新滑走路・川崎工場夜景見学クルーズ」の住所、TEL等の基本情報
集合場所は「天王洲アイル駅」徒歩5分
【住所】※クルーズ集合場所(天王洲ヤマツピア桟橋)
東京都品川区東品川1-39-21
【アクセス】
東京りんかい線 天王洲アイル駅から370m
東京モノレール羽田線 天王洲アイル駅から460m
京浜急行本線 新馬場駅から640m
京浜急行本線 北品川駅から710m
【クルーズ運行時間】
クルーズ所要時間:3時間30分
※集合時間は季節によって異なるため、HP参照
【お問い合わせ】
03-3454-0432 株式会社ジール クルーズ事業部
今回、ご紹介したスポットの詳細はこちら
まとめ
今回は羽田空港新滑走路と川崎工場夜景について紹介させていただきましたが、いかがでしたか?クルージングというと静かで高級なイメージがありますが、見学ツアーならドレスコードもないので気楽に参加できそう。
羽田空港はターミナルビルから滑走路を眺めることができるし、川崎工場夜景も、ドライブ中に高速道路などから見えるスポットなどがいくつかあります。しかし、両方同時に、しかもクルージングでとなると、やはり贅沢な気分になれますね。
ぜひ、家族の思い出作りに利用してみてはいかがでしょうか。学校で自慢できちゃいますよ。
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