目次
【1】目移りしてしまうほどの展示物
本物の蒸気機関車に会える

基本的に休館日は月曜日と年末年始で、それ以外は毎日開館しています。展示スペースは一階と二階に分かれていて、平日は比較的空いていますが、土日は電車好きの大人だけでなく家族連れやカップルでも混雑する人気の博物館です。
館内に入るとまず目に入るのが大きな蒸気機関車です。かつて東武鉄道で実際に使われていた本物の車両で、その大きさは迫力満点!真っ黒の車体の色にも歴史が感じられます。
むきだしになった台車や貨車などの展示物も、実際に見てみると大きさや色に驚きます。展示されている車両は今は走っていないものも多く、普段はなかなか目の前で見ることができないものばかりなので、お子さんも大人も大興奮です。
展示物の車両に乗れる
展示されている車両の中には、実際に乗ることができるものもあります。
大正時代に走っていたという展示物の木造電車は、レトロな茶色がまるで絵本から出てきたかのようなかわいさです。中に入ると、まるで大正ロマンの時代にタイプスリップしたかのような趣きのある世界が広がります。
特急スペーシアの個室を再現した展示物では、シートに座ってちょっとした旅行気分を味わうこともできますよ。
バス好きのお子さんも必見

こちらでは電車だけではなく、バスの展示物があるのもうれしいところです。昭和の中期に活躍したキャブオーバーバスは、映画やアニメから飛び出したようなデザインで、子どもたちに大人気!懐かしの車体はおじいちゃんやおばあちゃんとも一緒に楽しく見れそうです。
バスではありませんが、日光で使われていたロープウェイのゴンドラも珍しい展示物のひとつです。
館内にはバスのシミュレータもあるのでバス好きなお子さんにはおすすめです。
【2】見るだけじゃない!体験できる博物館
ジオラマのパノラマショーは夢の世界

こちらで人気のアトラクションがジオラマのパノラマショーです。東武鉄道の一日を再現したショーは、全体で約13分と子どもにも飽きない長さなので、最後まで楽しく見ることができます。
ライトアップされたジオラマの中で実物そっくりの模型電車が橋を渡る姿や車両がすれ違う光景は、とてもドラマチック。
約170両の模型電車が街の中を走り回る様子に、子どもだけでなくママパパもつい目を輝かせてしまうかもしれません。
パノラマショーの開催は午前中に2回、午後に3回と1日に計5回行われています。それぞれ時間が決まっていますので、お見逃しなく。
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シミュレータで運転体験も

コンピュータ制御されたパノラマショーとはまた違った魅力で子どもたちに大人気なのが、運転体験ができるシミュレータです。
本物そっくりの運転台に座ってレバーを握れば、気分はまるで本当の運転士さん!運転席から見える大パノラマの景色は大人でも酔いしれてしまうほどです。
ハンドルを握った時のドキドキワクワクはお子さんにとって忘れられない思い出になりそうです。
こんなふうに見るだけでなく、何でも体験できるところが東武博物館の素晴らしさであり魅力です。シミュレータは乳幼児のお子さんでも保護者が付き添えば楽しむことができますよ。
迫力の走行が目の前に!

2階にあるウォッチングプロムナードでは、東向島のホーム下に取り付けられた窓から実際に走ってくる車両を間近に見ることができます。
ちょうど目線の高さが車輪の近くになっていて、走りぬける電車の音や振動がとてもリアル。その勢いや速さにびっくりするお子さんもたくさんいるようです。
時間が合えば特急スペーシアが目の前を走り抜けますよ。
いつもは見られない位置での撮影ができるので、お子さんと走る電車が一緒に写せる撮影スポットとしても人気です。
【3】休憩コーナー、授乳室、子ども用トイレもある充実の設備
休憩コーナーでランチも可

館内にレストランや売店などはありませんが、2階に広めの休憩スペースがあり、そこでお昼やおやつを食べることができます。
食べ物の持ち込みが可能なので、おうちからおにぎりやサンドイッチを持ってきて、ここで食べているファミリーも多く見かけます。
また、インフォメーションに申し出れば再入館券をもらえるので、途中退場してお昼を買いにいくこともできますよ。
午前中だけじゃ遊び足りないというお子さんや、公園には行けない雨の日でもたっぷり遊べるのでママにもお子さんにもうれしいですね!
授乳室や子ども用トイレもあり

小さいお子さん連れにうれしい設備のひとつが子ども用トイレです。小さめの便座や低い洗面台が設置されているので、トイレトレーニング中のお子さんや、最近トイレを使えるようになったお子さんでも使いやすいですね。
おむつの交換台も男女両方のトイレにあるので、パパとお子さんだけのおでかけでも安心です。女子トイレのそばには授乳室もあるので赤ちゃん連れのママもゆっくり授乳することができますよ。
【4】必見!ミュージアムショップ
オリジナルグッズが販売されています

一階の玄関近くにあるミュージアムショップでは、東武鉄道関連のおもちゃや雑貨などの電車グッズを販売しています。
プラレールや電車の本、DVDなどの定番はもちろん、かわいいパスケースや切符型のキーホルダー、ハンドタオルやティッシュケースなど小さな子鉄くんにもたまらないオリジナルグッズがそろっています。
タオルやハンカチは保育園や幼稚園などでも使えるので役に立ちそうですね。
お土産にはお菓子もおすすめ
電車が焼きつけられたおせんべいや、かりんとう饅頭などのお菓子も人気商品のひとつです。パッケージも電車をデザインしたかわいらしいものが多いので、ついつい目移りしてしまいます。
鉄道博物館らしいお菓子なら、お友達やおじいちゃんおばあちゃんへのお土産にもぴったりですね。
東武博物館の住所、電話番号等の基本情報
開館時間、休館日、入場料、団体割も
【住所】
東京都墨田区東向島4丁目28−16
【アクセス】
東武伊勢崎線 東向島駅から100m
京成押上線 京成曳舟駅から550m
東武伊勢崎線 曳舟駅から590m
【営業時間】
10:00~16:30
【定休日】
毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)年末年始(12月29日~1月3日)
【入場料】
一般:大人200円、子ども(4歳~中学生)100円
団体:大人100円、子ども(3歳~中学生)50円※20名から
【お問い合わせ】
03-3614-8811
【赤ちゃんデータ】
駐車場 ◯
授乳用スペース ◯
雨の日 ◯
ベビーカー ◯
飲食物持ち込み ◯
今回、ご紹介したスポットの詳細はこちら
まとめ
東武博物館をご紹介しました。本物の蒸気機関車の展示や運転シミュレータ、ジオラマのパノラマショーなどなど、鉄道に関するさまざまな体験にお子さんも喜ぶこと間違いなしです。
今回ご紹介した内容以外にも見どころがたくさんありますので、次のおでかけはぜひ墨田区の東武博物館に行ってみてはいかがでしょうか。
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