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京都鉄道博物館がオープン!
2016年4月29日グランドオープン

京都鉄道博物館が2016年4月29日にグランドオープンしました。これまで、鉄道博物館=埼玉県さいたま市のイメージでしたが、これで西日本にお住まいの方もアクセス至便になります。
「てっぱく」と呼ばれる鉄道博物館は、子どもだけじゃなく大人にも注目されていて、あの鉄道好きで有名なタモリさんも「行ってみたい」とテレビで発言したほどのスポットなのだとか。
京都鉄道博物館は、「見る」「さわる」「体験する」の3つの軸で楽しめるようになっています。小さい子どもから大人まで、年齢問わず満喫できますよ!
これから京都だけではなく、関西、西日本の人にとっても楽しめるスポットになりそうです。
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京都鉄道博物館は赤ちゃんが行ける?

気になるのは、京都鉄道博物館は赤ちゃんが行けるかどうかということ。京都鉄道博物館には授乳室、ベビーベッドつきトイレ、ベビーカーの貸出、コインロッカーのほか、ミルク用のお湯の提供やキッズパークまであり、小さな赤ちゃん連れにもおすすめな配慮が充実しています。
兄弟姉妹がいて、赤ちゃん連れの場合でも授乳やおむつ替えの心配はありません。また、館内はフロアごとに2ヶ所エレベーターが設置されていたりスロープもあるので、ベビーカーでも安心です。
キッズパークは、窓から嵯峨野線を見ながら楽しめる場所ですよ。プラレールがたくさん置いてあり遊び放題なので、子ども達は大興奮です!また、W7系かがやきの大型遊具の設置もありますよ。
フロアはカーペット敷きなので、小さな赤ちゃんも安心して遊べますよ。見学に疲れたら、家族で休憩しがてら子どもを遊ばせても良いかもしれませんね。
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京都鉄道博物館のみどころはココ!
見どころ(1):展示車両はなんと53両!
じっくり見たい展示車両の数々

京都鉄道博物館には、53両もの車両が展示されています。新幹線から在来線、蒸気機関車、寝台特急などその種類は実に様々です。
埼玉県の鉄道博物館や、名古屋のリニア・鉄道館よりも多く、国内最大数だそうです。
ロケットのような形がかっこいい500系新幹線から、歴史ある蒸気機関、引退時に惜しまれる声が非常に多かった寝台特急トワイライトエクスプレスなど鉄道好きにはたまらないラインナップです。
展示車両の中には、車内に入って見学できるものもありますよ。その時代の様子などもわかる展示がしてあるので、深く学ぶことができます。
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見どころ(2):SLスチーム体験
本物のSLに乗ってみよう!

京都鉄道博物館でのみどころは、SLスチーム号に乗れることです。11:00~16:00の間、往復1km、約10分間の旅を楽しむことができます。
乗車料金は高校生以上だと300円、3歳以上だと100円の料金がかかりますが、貴重な「動くSL乗車体験」なので、大人も子どもも大喜び間違いなしです。行ったら経験しておきたいですね。
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見どころ(3):鉄道おしごと体験
キッザニアみたい?鉄道おしごと体験ができる!

毎週土日を中心として、鉄道おしごと体験ができます。現役のJR西日本の社員が、鉄道の安全性、技術を伝えてくれます。
駅、運転士、車掌、技術など様々な全13のカテゴリーに細かく分けられていて、好きなおしごとを学ぶことができます。運転士は新幹線と在来線に分かれていますよ。
鉄道博物館のすごい点は、あまり知られていない電気、車両(車両の点検)、土木(修理や交換)、建築(設備改善や交換)、機械(駅の券売機などの修理や改善)のお仕事も紹介することです。
普段電車に乗っているときには見ることのできない、レアなお仕事も知ることができます。日によって、体験できるおしごとが異なりますので事前にスケジュールをチェックしておきましょう。
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見どころ(4):転車台
京都鉄道博物館といえば、迫力の転車台

展示物もたくさんあり、電車好きには楽しめること間違いない京都鉄道博物館ですが、行った人の口コミで「よかった!」という人が多いのが「転車台」です。
京都鉄道博物館がオープンする前の2015年8月30日までは、もともと「梅小路蒸気機関車館」という蒸気機関車を保存・展示している施設がありました。
こちらの転車台はその時からあるもので、京都鉄道博物館オープン後も残っており、今でもみることができます。
転車台は、重要文化財である扇形車庫のすぐ隣にあり、蒸気機関車が回転しながら向きを変えることができます。「きかんしゃトーマス」のアニメで見たことがある人も多いのでは?
明治から昭和にかけて活躍した代表的な蒸気機関車が展示されていて、写真に残しておきたくなります。大人も感動すること間違いなしですよ。お見逃しなく!
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見どころ(5):鉄道ジオラマ
子どもが大好きなジオラマは超巨大!

本館2階の一角にあるのが鉄道ジオラマ。車両の1/80の鉄道模型を係り員が運転するジオラマは、幅30メートルでかなり巨大です!奥行も10メートルあるそうです。
係員さんが時間になると運転してくれて、朝・昼・晩と時間帯に合わせた光景をバックに鉄道が走る様子を見ることができます。
1回あたりは15分の走行。ホームページにタイムスケジュールがあるので、動く時間に行ってみるのがおすすめです。平日、土日祝日とも、午前中は11時25分の回がありますよ。
人気の車両が走る様を見られるので、子ども達も大喜びすると思います。精巧なジオラマには、ママやパパも思わず見入ってしまうかもしれません。
ジオラマがある本館2階にはキッズパークがあるので、2つを行ったり来たりして楽しむのもいいかもしれませんね。
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見どころ(6):自分なりの面白さを発見!
鉄道にまつわる色々がいっぱい

京都鉄道博物館には、鉄道グッズやアイテムがいっぱいです。ミュージアムショップでは京都鉄道博物館限定の商品が販売されていたり、その他の鉄道グッズもたくさんあります。
レストランでは新幹線や蒸気機関車にまつわるメニューやオリジナルスイーツを食べられたり、食堂車で駅弁を食べることもできますよ。
本館3階にあるスカイテラスからは、本物の新幹線、JR京都線、嵯峨野線を眺めることができますよ。鉄道だけでなく、京都の観光名所も見えるので、休憩スポットとしておすすめです。
そして館内にはちょっとした遊び心あるポイントも。例えばトイレは、男の子と女の子マークが駅員さんになっています。こういった自分なりの面白さを発見できるといいですね。
まとめ
京都鉄道博物館は、鉄道好きな男の子、女の子はもちろん、興味があまりなかったママパパにもおすすめなスポットです。
SLに実際に乗車できたり、おしごと体験ができたり、スケールの大きい転車台を見ることで、ママもパパも家族全員で大興奮できますよ。
西日本の鉄道ファンは、埼玉まで行かなくても鉄道の楽しさを体験することができます。要注目スポットです!
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