【1】塗り絵の驚きの効果
(1)脳をまんべんなく活性化する
出典:bp.shogakukan.co.jpぬりえの効果をひと言で表現するなら、脳全体をまんべんなく働かせるということです。
塗り絵の効果について、長年研究を重ねている杏林大学医学部付属病院・精神神経科教授の古賀良彦先生によると、大人がぬりえをすることによって、脳が適度に刺激されてストレスが解消されたり、認知症等の進行が抑えられたりという研究データがあるそうです。
これは脳波によっても証明されているそうですよ。
(2)認知症の進行抑制にも効果あり?
出典:bp.shogakukan.co.jp認知症の進行を止めることを目的とした“回想法”というのがあって、これは患者さんにあるテーマを与え、自発的に話をしてもらう治療法です。幼い頃、青春時代、結婚した当初の出来事など、過去の記憶をひも解きつつ、思い出を語ってもらうのです。過去を思い出して積極的に言葉にすることは、脳にとても良い刺激を与えます
塗り絵は誰にとってもなつかしいもの。それは認知症のお年寄りにとっても同じで、塗り絵をすることで自分が輝いていた頃を思い起こします。
昔を思い出して喜んだり懐かしんだりすることは、脳に良いとされているそうですよ。おじいちゃんおばあちゃんと一緒に塗り絵をして遊んでみるのもいいかもしれませんね。
【2】デコ塗り絵も流行中!?
ついに「デコ」の波がぬりえ界にも進出!

ぬりえ美術館主催の 『大人のぬりえサロン』で生まれたデコぬりえ。
デコぬりえとは、色を塗るだけでなく、塗り絵にリボンやビーズなどの飾りを貼ったりして絵をデコレーションしていく塗り絵のこと。
平面の塗り絵と違って立体的に構成を考えて組み立てていくので、より脳を使います。作品には発想力が求められるので、子どもと一緒に作るのにもいいですね。
デコの材料も、ラインストーンやレースやリボン、ボタンなどのかわいらしいものを使うので、女の子は特に夢中になって遊んでくれるのではないしょうか。家族みんなで楽しめるのも魅力です。
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【3】おすすめの塗り絵本
(1)ヨーロピアンで繊細な絵が素敵な『ひみつの花園』

世界的な塗り絵ブームの火付け役になった『ひみつの花園』。ページを開くと、ヨーロピアンテイストの花や葉っぱの細密画がページいっぱいにビッシリ描かれています。
まさに大人女子向けのかわいくておしゃれな大人の塗り絵ですね。花園をテーマにしていて、いろんなイラストが94ページにわたって展開されているようです。
なんと1ページ完成させるのに5、6時間かかった!なんて人もたくさんいます。
【価格】1,404円(税込)
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(2)気分はパリジェンヌな『パリの小さなひみつ』

まるで自分がパリにいるような気持ちになれるパリジェンヌをテーマにした塗り絵。アンティークショップで掘り出し物を探したり、ブティックやデパートでウインドウショッピング。
エッフェル塔やパリの街並みをながめながら休憩して、といったパリの日常を切り取った写真のようなイラストが再現されています。
コスメやケーキなど女子が大好きなものが題材になっているので、とてもかわいいですよ。
【価格】1,296円(税込)
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(3)昭和レトロな雰囲気がたまらない『きいちのぬりえ』

昭和レトロ感が満載でどこか懐かしい雰囲気の『きいちのぬりえ』は、なんともいえないシュールな雰囲気に包まれた塗り絵です。
表紙のデザインも斬新で思わず手に取りたくなる魔力を秘めていますよね。老人ホームや介護施設でも使われているそうです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。女性を中心に流行中の塗り絵ですが、近頃は海外でも人気が出てきているようです。
また、塗り絵用の色鉛筆も大人の今なら何十色もセットになった豪華なものも大人買いできて、よりいっそう楽しめそうです。
海外の塗り絵本を取り寄せてみたり、道具にこだわったりして大人ならではの楽しみ方をしてみましょう。
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