ベビーパウダーとは何?成分や効果は?

赤ちゃんのお肌は敏感なもの。大人と同じものを使うと、必要以上に乾燥したり、肌荒れしたりと色々と問題が起きる可能性があります。
その点、ベビーパウダーは「コーンスターチ」などの植物性のでんぷんと「タルク」と呼ばれる滑石を主原料としているので、赤ちゃんの肌にも優しいのが利点です。
「コーンスターチ」とは、トウモロコシのでんぷんのことで食品の他に製薬、工業、糖化製品原資など、様々な用途で使われる原料です。
不必要なお肌の水分や油分を吸収するばかりでなく、吸水した水分を放出して、赤ちゃんの肌が乾燥しすぎてしまうのを防いでくれる効果があります。
「タルク」とは滑石を粉末状に加工したもので、ケイ酸マグネシウムが主成分となります。肌に塗る場合に、滑りが良くなり、吸着率も良くなるという効果があります。
メーカー、ブランドによって成分は変わりますが、これらの二つがベビーパウダーの主原料といえるでしょう。
ベビーパウダーの選び方は?
ベビーパウダーの使い方は?
蒸れやすい、汗でべたつきやすい場所に塗りましょう

それではベビーパウダーは、どんなときに使うのでしょうか?お肌をサラサラにするパウダーですので、たとえば蒸れやすい赤ちゃんのおしりや、汗でべたつきやすい脇などに使います。
また、赤ちゃんはあごの下や首、太ももなど、お肉とお肉の間にシワができますね。汗でくっつきやすいところですので、そういうところにパウダーを塗っておくといいですね。
パウダーを塗ることで、肌の汗が吸収され、あせもの予防が期待できます。
なお、「ベビーパウダー」と、「ベビー」という言葉がついていますが、赤ちゃん専用ではありません。もちろん、子どもが大きくなってからも、大人も使えます。あせもの予防など、家にひとつあると家族みんなで共用することもできてとても便利です。
赤ちゃんにおすすめのベビーパウダー
【1】シッカロールキュア|和光堂

シッカロールはベビーパウダーの別の呼びかただと思っている方もいるのではないでしょうか?実はシッカロールは和光堂の商品名で、登録商標なんですね。それくらい有名な商品です。
こちらは粉末タイプ。粉とびの少ない良質パウダーを使用しており、ももの葉エキス(うるおい成分)が配合されています。無香料。パフ付きです。
[成分]有効成分:アルジオキサ、酸化亜鉛配合 、その他の成分:タルク、コーンスターチ、モモ葉エキス、BG
[参考価格]359円
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【2】シッカロールナチュラル|和光堂

先ほどの「シッカロールキュア」との違いは、原料にタルクが使用されておらず、コーンスターチや植物性スクワランなど植物性の原料でつくられている点です。
ナチュラルなスキンケア志向のママにはこちらがおすすめです。紅茶の香りも人気です。
[成分]有効成分:酸化亜鉛、その他の成分:コーンスターチ、植物性スクワラン、チャエキス(1)、ステアリン酸Ca、ベンゼトニウムクロリド、香料
[参考価格] 451円
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【3】薬用ベビーパウダー 弱酸性 ピンクパフ付|ピジョン

こちらのベビーパウダーには肌の弱い赤ちゃんに適した弱酸性で、スクワラン・シリコーンオイルが配合されています。
プラスチックの容器を開けてパフを取ると小さな穴があいた内蓋があり、そこにパフを当てて容器を振ってつけるようになっているので、粉末タイプですが飛び散りを防止できます。
缶のタイプと違いしっかり蓋ができるので持ち歩きにも便利です。
[成分]有効成分:β-グリチルレチン酸、その他成分:マイカ、カオリン、無水ケイ酸、スクワラン、流動パラフィンメチルポリシロキサン、水素添加ホホバ油、クエン酸
[参考価格] 476 円
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【4】薬用固形パウダー 45g パフ付|ピジョン

こちらはケースに入った固形タイプです。付属のパフでとって使います。コンパクトなので携帯に便利ですね。飛び散ることもないですし、少量ずつとって首などにも安心して塗りやすいですね。
薬用タイプであせもやただれを防ぎ、また肌に近い成分「スクワラン」も配合。赤ちゃんの肌をやさしく守ってくれます。
[成分]有効成分:酸化亜鉛、その他成分:タルク、無水ケイ酸、トウモロコシデンプン、流動パラフィン、スクワラン、ポリエチレン末、グリセリン、メチルポリシロキサン
[参考価格]280円
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【5】資生堂ベビーパウダー|資生堂

こちらも40年以上前から発売されているロングセラーの一品です。容器もちょっとレトロな感じでかわいいですね。
固形タイプですので飛び散りが少なく、付属のパフにとって使います。赤ちゃんだけでなく、大人のデオドラントとしても人気です。
[成分]有効成分:酸化亜鉛、その他成分:タルク、ポリエチレン末、流動パラフィン、ワセリン、精製水、クエン酸、リン酸二水素ナトリウム、香料
[参考価格]587円
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【6】ジョンソン&ジョンソン ベビーパウダー|ジョンソンベビー

こちらのジョンソン&ジョンソン ベビーパウダーは粉末タイプで、原料は良質のなめらかなタルクと、赤ちゃんにやさしい香料のみ、とシンプルにできています。
プラスチック容器に入ったタイプもありますが、画像はパウダーがボトルに入ったシェイカータイプです。必要な分だけ手にとって使います。こちらも携帯に便利。
[成分]タルク、香料
[参考価格]227円
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【7】フリート ピコ ベビーパウダー|フリート

こちらは生後6ヶ月の赤ちゃんから使える、ボトル入りの粉末バビーパウダーです。コーンスターチ・タルクに加え、ラベンダーのエッセンシャルオイルと天然香料が配合されています。
「にこにこ」タイプと「すやすや」タイプがあり、「にこにこ」にはカモミールローマンも配合。赤ちゃんだけでなく、塗ってあげるママもやさしい香りでリラックスできます。
[成分]コーンスターチ、タルク、ラベンダー油、カミツレ油
[参考価格]1,296円
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【8】アルジタル プロテクト ベビーパウダー|アルジタル

アルジタルはイタリアのオーガニックブランドです。、防腐剤を一切使わず、100%天然由来の成分を使用しているこだわりのベビーパウダーです。
ミネラルや保湿成分を蓄えたグリーンクレイ(海泥)が配合されていて、キメの細かい赤ちゃんの肌に溜まった汚れと汗を吸収し、お肌にトラブルを起こさずサラサラにキープしてくれます。
[成分]フラー土、コメデンプン、酸化亜鉛、サンシキスミレエキス、エタノール
[参考価格]1,944円
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【9】コアラベビー オーガニック ベビーパウダー|コアラベビー

オーストラリアでつくられているベビーパウダーです。赤ちゃんを抱っこしながらでも使いやすいよう、片手でも扱える容器になっています。
98%のオーガニック成分と化学成分を一切使用しない高品質なベビーパウダーです。サラッと軽い使い心地なので、大人のメイクの仕上げパウダーとしてもおすすめです。
[成分]コーンスターチ、カオリン、ラベンダー花
[参考価格]1,620円
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【10】ニールズヤード レメディーズ ベビーパウダー|ニールズヤード

オーガニックコスメブランド・ニールズヤードの商品です。遺伝子組換えをしていないトウモロコシから作られた、オーガニックコーンスターチをベースに作られています。タルクフリー。
軽くさらりとした使い心地で、吸湿力が高いので、代謝が活発で汗をかきやすい赤ちゃんの肌をサラサラにしてくれます。
[成分]コーンスターチ、炭酸Mg、プロポリスエキス、水、変性アルコール
[参考価格]1,944円
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まとめ
ベビーパウダーの選び方と、人気の商品を10個ご紹介しました。赤ちゃんだけではなく、最近は大人の女性用ベースメイクとしてもベビーパウダーは注目されています。
お風呂あがりや夏の汗ばむ時期にとっても役立ちますので、ぜひ使ってみてくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。