着替えを嫌がる原因は?

成長の証。子どもの中で何が嫌か探ってみる!

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2歳前後に始まると言われているイヤイヤ期。「自我の芽生え」という事で、正しく成長しているのだと実感してうれしくなる反面、何でもかんでもイヤイヤ言われては、ママパパも困ってしまいますね。

2歳の息子は、特に着替えを嫌がります。体を反らせて大声で泣き、手足をばたつかせて全力で抵抗します。

わが家で実際にあった話ですが、朝の着替えを嫌がり、あまりに激しく泣くのでどこか具合が悪くて泣いているのかと心配になり、どうにか服を着せ、小児科へ連れていったこともありました。

当然悪いところは見つからず、待合室で楽しそうに遊んでいる姿を見て、あっけに取られ、小児科の先生には「この年頃にはよくある事ですよ。」とあっさり言われてしまいました。

【なぜそんなに着替えを嫌がるのか?】
●服を脱ぎ着する時に手足を曲げ伸ばしされるのが嫌だ。
●遊んでいるところを中断されるのが嫌だ。
●洋服の肌触りやデザインが嫌だ。


子どもの嫌がるポイントを毎回確認し、気持ちを受け入れてから解決策を見つけていきましょう。

そこで、着替えのたびに大泣きされてはたまらない!ので、泣かずに着替えられる方法を考えました。

イヤイヤ期の着替え対処法

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好きな歌を歌いながら着替える

子どもが好きな歌を歌いながら、楽しい気分になったところを見計らって、サッと着替えさせる方法です。歌うのが難しければ、お気に入りの曲を流しても良いですね。

歌に気をひかせているうちに行うと、着替えがスムーズに進みます

余裕があれば、手拍子などを加えると、さらに楽しい気分が盛り上がり効果的です。

こちょこちょ作戦

「着がえない子はこちょこちょするぞ~3、2、1。」とカウントダウンをして体をくすぐります

しばらく笑わせて、ちょっと笑い疲れたかな?と思った頃に着替えさせると、抵抗する気力がなくなるのか、すんなり着替えます。

着替え=こちょこちょ遊びというように、楽しいことと関連づけるようにするのもおすすめ。

親子で競争して着替える

パパがいる時は「パパとどっちが早く着がえられるかな~?競争だ!」と言ってパパが着替えるのを見せて競争をしてみます。

「負けちゃうよ~、早く、早く。」などと言うと、ゲーム感覚で競争心があおられるのか、子どもから服を脱ごうとしたり、ズボンを履こうと足を上げたりして着替えやすいように協力してくれました。

もちろんパパだけでなく、ママや家族みんなでやってみても良いですよ。

子ども自身が洋服を選ぶ

この時期は可能な範囲で、自分で着る洋服を子ども自身が選ぶことも大切です。そのためには、子どもが選びやすい収納方法で洋服を保管しておきましょう。

大人から見たら少し変わったコーディーネートであっても、寛容に受け入れてあげると、子どもも自信がつき納得して着替えてくれるかもしれませんよ。

子どもが着やすい素材やデザインの服を選ぶ

大人目線で選んでいる洋服は、子どもにとって着づらかったり動きづらかったりすることもあります。

動きの妨げになる装飾やデザインは避けて、着心地が良くて脱ぎ着しやすい素材とサイズ感の洋服を選びましょう。

1人で着替えがしやすくなると、自信がつき「自分で着る!」と自ら着替えをするかもしれません。

あきらめる

いろいろな方法を試してみても、全く効果がない日もあります。そんなときは着替えを一旦あきらめて、少し遊んだり、ご飯を食べたりしながら、気持ちを切り替えてから再チャレンジしてみましょう。

まずは子どもの行動をよく観察し、嫌だ!という気持ちを受け入れてみましょう。そして、大人も肩の力を抜いてリラックスして向き合うことが大切です。

まとめ

いかがでしたか?どの方法も子どもが「着替えって楽しい!」と思ってもらえるように考えました。泣かずに着替えてくれると、親の気持ちもずいぶん楽になります。

子育ては大変なことの連続ですが、可能な限り心に余裕を持って、今しかないこのときを楽しく過ごしていきたいですね。このアイデアが少しでも参考になればうれしいです。

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